
LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」から、2026年3月期の若年層流行調査の結果が発表されました。同社は700万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤としており、全国の15~24歳の若年層男女を対象に、四半期ごとに最新の流行についてアンケート調査を実施しています。
3月期総合TOP10の主な結果
2026年3月期の総合1位には、5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」が初めてランクインしました。前回の12月期調査では14位でしたが、今回大きく順位を上げての1位獲得となっています。9位には同グループの楽曲「好きすぎて滅! (M!LK)」もランクインしており、グループ・楽曲の両方で話題を集めている状況です。
今回の調査で特に注目されるのは、シール関連の項目が急上昇している点です。2位に「シール集め」、3位に「ボンボンドロップシール」、5位に「シール帳」と、TOP5のうち3項目をシール関連が占める結果となりました。「ボンボンドロップシール」は2024年3月に発売された商品で、ぷっくりとした立体感や透明感が特徴的なシールとして人気を集めています。
4位にランクインした「呪術廻戦」も大きく順位を上げました。芥見下々氏によるマンガ作品で、週刊少年ジャンプでの連載は終了していますが、2026年1月からTVアニメ『死滅回游 前編』の放送が開始されたことで、改めて注目を集めています。
6位には「WBC」がランクインしました。調査実施時期が日本代表の強化試合で盛り上がっていた時期と重なっており、日本代表の活躍への関心の高さが表れた結果となっています。
7位には「ポケットモンスター/ポケモン」が入りました。2月にはポケモン初の屋外常設施設『ポケパーク カントー』がオープンしたほか、『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから30周年を迎えるなど話題が豊富で、改めてポケモンの人気の高さを示す結果となっています。

3月期総合11位~30位の注目ポイント
11位から30位の範囲では、初登場の項目が多数ランクインしています。
12位には「超かぐや姫!」が初登場しました。これは2026年1月からNetflixで独占配信されている長編アニメーション映画で、『竹取物語』と音楽ライブの要素を融合したオリジナルの音楽アニメーション作品です。2月からは劇場公開も始まっています。
19位には「ドバイチョコ」がランクインしました。アラブ首長国連邦・ドバイが発祥のスイーツで、ピスタチオクリームとカダイフをチョコレートでコーティングした商品です。昨年3月に実施された「高校生がこれから流行りそうだと思うスイーツ・飲みもの」調査では、女子高校生の間で8位に入っていました。
22位には「ミラノ・コルティナ冬季オリンピック」、25位にはフィギュアスケートの「りくりゅうペア」がランクインしています。
26位の「モナキ」は、日本の4人組男性歌謡コーラス・グループで、こちらも初登場となっています。
TOP30では初登場の項目が多数を占める一方、14位「今日、好きになりました」、21位「ガチャガチャ」は前回調査よりランクアップしています。その他、グルメ、アニメ、ゲーム、アーティスト、キャラクターといった多様なジャンルの項目が引き続きランクインする結果となりました。

3月期男女年齢別TOP10の傾向
男女・年齢別のTOP10では、性別や年齢層によって異なる傾向が見られました。
女性については、すべての年齢層で「M!LK」が1位となっており、割合も10%を超えるなど高い人気を集めています。さらに、女性のすべての年齢層で「ボンボンドロップシール」「シール集め」「シール帳」が上位にランクインしており、シール関連が特に女性の間で人気があることが明確に示されています。
一方で、年齢による違いも見られました。女性15~18歳では「モナキ」、女性19~22歳では「=LOVE(イコールラブ)」、女性23~24歳では「パペットスンスン」がそれぞれランクインしています。
男性のランキングは、年齢層によって顕著な違いが見られました。男性15~18歳では、ゲーム「Brawl Stars(ブロスタ)」が1位となっており、3位には「受験/入試」が入っています。
一方、男性19~22歳および男性23~24歳では、「WBC」が1位を獲得しています。特に男性23~24歳では「競馬」「旅行」「野球」「スキー/スノーボード」といったレジャー関連の項目がランクインしている点が特徴的です。
また、男性のすべての年齢層で「呪術廻戦」がTOP3に入っており、幅広い年齢層での人気の高さが確認されています。

今回の調査から見えたトレンド
今回の調査からは、女性を中心とした「M!LK」や「シール」のブームと、男性を中心とした「呪術廻戦」「WBC」人気という、男女で異なる大きなトレンドが確認されました。次回の調査ではどのような結果になるのか、引き続き若年層のトレンドに注目が集まります。
調査概要
本調査は、LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査として実施されました。調査対象は日本全国の15歳~24歳の男女で、実施時期は2026年3月1日~3月3日、有効回収数は4731サンプルとなっています。回収比率は、男性15-18歳:19-22歳:23-24歳と女性15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1となっています。
調査では「最近流行っているコト・モノ・ヒト」について自由記述形式で聴取し、回答をコーディングしてランキング化しています。
出典元:LINEヤフー株式会社













