
株式会社フレンズ(岐阜県海津市、代表取締役:後藤 麻美氏)が、2026年4月17日から、岐阜県海津市にある旧西江小学校(2024年3月に閉校)を再活用したEC事業者向けフルフィルメントセンター(EC物流代行拠点)「フレンズロジ」の運営を開始することを発表しました。
この運営開始に合わせて、2026年5月からはEC事業者向けに社数を限定した「フレンズロジ見学ツアー」も実施される予定です。
近年、閉校した学校施設を再活用する事例は増加傾向にありますが、EC物流代行拠点としての活用は国内でも珍しい取り組みとなっています(同社調べ)。また、地域に深く根ざしていた旧小学校という場所であることを考慮し、地元住民の雇用機会の創出や、地元住民も参加できるイベント(スポーツや音楽など)、さらにワークショップなども開催していく方針です。地域と共生しながら、共に発展していく拠点づくりを目指していくとしています。
この記事の目次
EC事業の実績を持つ経営陣による新会社
株式会社フレンズは、大人世代の女性をターゲットとしたD2Cアパレルブランド「もりのがっこう」を運営する後藤 麻美氏と、日本最大級のTシャツEC「Tshirt.st」を運営する後藤 鉄兵氏が共同で立ち上げた新しい会社です。
物流業界を取り巻く環境と課題
2026年3月31日には、国土交通省による「総合物流施策大綱(2026年度~2030年度)」が閣議決定されました。この大綱では、今後の物流政策の方向性として「物流の持続可能性の確保」が重要課題として掲げられています。日本の物流業界においては、本格的な人口減少や担い手不足、さらに新型コロナウイルス感染症の流行を契機とした社会全体のデジタル化やイノベーションへの対応などが大きな課題となっています。
EC事業者自身が運営する物流拠点の強み
フレンズロジは、年間30万件、190万枚を超えるアパレル商品を20年間にわたり販売してきたEC事業者自身が運営する物流代行拠点である点が特徴です。EC事業者自らが運営することで、物流の中核地点である岐阜で競争力のある価格設定を実現するとしています。
フレンズロジの3つの強み
1. EC事業者自身が運営するEC物流代行拠点
自社アパレルEC事業(年間30万件、190万枚超)の運営を通じて蓄積した物流に関するノウハウを提供します。
EC事業者が物流代行事業者に業務を依頼する際に使用するシステム(WMS:倉庫管理システム)についても、20年間にわたりWMSを使い続けてきたEC事業者だからこそ独自開発できた各種機能や、使いやすいUI/UXを提供します。
また、EC事業者ならではの視点を活かし、納品されたアパレル製品のしわを丁寧に直してから出荷する、ラッピング対応を行うなど、きめ細やかな対応も実施していきます。
フレンズロジWMS
需要予測に基づいた在庫不足・在庫過剰防止アラート機能
受注データや在庫状況をリアルタイムで把握し、最適なタイミングで適切な量の在庫を保てるよう、EC事業者に対して在庫が不足する可能性がある(または在庫が過剰になる可能性がある)ことをシステムで通知します。
フレンズロジWMSの需要予測
配送料金を抑えるためのサイズ自動判定機能
出荷内容が配送料金を抑えることができる「ポスト投函」のサイズに該当するかを自動で判定します。
2. 競争力ある価格を実現
旧小学校の活用
教室という小分けされたスペースを保管場所として有効活用できることや、出荷作業に使用する大型車両が入りやすいという旧小学校ならではの利点を活かすことができます。
また、冷暖房設備やエレベーターなど、EC物流拠点として必要不可欠な設備がすでに整っている旧西江小学校の新校舎(2004年完成)を活用します。
創業者のアパレル事業出荷実績により実現できる運賃
創業者である後藤 麻美氏と後藤 鉄兵氏のアパレル事業では、年間30万件、190万枚超を出荷しています。これらの配送会社との取引実績を基盤として、一般的には中小事業者では実現が難しい運賃を提供します。
EC事業者実績と地域特性を活かした効率的な運営体制
EC事業者としての豊富な経験とノウハウ、そして岐阜県海津市という地域の特性を最大限に活かし、効率的な運営体制を構築します。
3. 物流の中核地点である「岐阜」
東京・名古屋・大阪の3大都市圏へのアクセスに優れた日本の物流中核地点である「岐阜」という地理的優位性を活かし、日本全国をカバーする配送体制を実現します。
フレンズロジについて
フレンズロジは、年間30万件、190万枚を超えるアパレル商品を20年間にわたり販売してきたEC事業者自身が運営する、EC事業者向けのフルフィルメントセンター(EC物流代行拠点)です。
EC事業者にしか理解できない物流課題を解決するために、統合型倉庫管理システム(WMS)「フレンズロジWMS」を独自開発しています。岐阜という日本の物流中核地点である立地を強みとし、岐阜県海津市の旧西江小学校(2024年3月閉校)を活用することで、競争力のある価格を実現しています。
株式会社フレンズの会社概要
本社所在地は岐阜県海津市海津町安田72(旧西江小学校)で、2025年11月4日に設立されました。資本金は800万円です。
役員は、代表取締役に後藤 麻美氏(株式会社もりのがっこう 代表取締役)、取締役に後藤 鉄兵氏(株式会社DAQ 代表取締役)が就任しています。事業内容は、EC物流代行拠点「フレンズロジ」の運営です。
出典元:株式会社フレンズ













