
株式会社エブリーが展開する国内最大級のレシピ動画メディア『デリッシュキッチン』は、首都圏の大手小売チェーンが保有するID-POSデータを用いた購買効果の検証を行い、SNSショートタイアップ広告の85%において配信後に店頭での売上が増加したことを明らかにしました。
この記事の目次
実施の経緯
デリッシュキッチンが運営するSNSアカウントは、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、Xの主要5プラットフォームにおいて総フォロワー数が930万人を突破しており、国内のレシピサービスアカウントとして最多の支持を集めています。同メディアはこれまで多数のメーカー企業とタイアップ広告を展開し、数百万回の再生を記録するヒットコンテンツを数多く生み出してきました。
これらのタイアップ施策に関して、協業企業から「広告の配信日を基準にPOSデータに変化が見られた」といったフィードバックが複数寄せられていたとのことです。エブリーではこうした声を定量的に検証するため、首都圏の大手小売チェーンが持つID-POSデータを活用した購買効果の分析に着手しました。
調査の概要
今回の調査は、2025年7月から2026年2月末までの期間に実施されました。対象となったのは、デリッシュキッチンのSNSタイアップ広告のうち、当該小売チェーンでの配荷が確認できた20のキャンペーンです。
データソースには首都圏の小売チェーンが保有するID-POSデータが使用され、分析手法としては広告配信日を基準として前後それぞれ14日間の売上が比較されました。店頭での販促活動や価格変動の影響を排除するため、配信前後の加重平均単価が算出され、対象ブランドが属する最も細分化されたカテゴリとの比較も併せて実施されています。分析は株式会社エブリーが主体となって行われました。
調査で明らかになった結果
85%の案件において売上リフトを確認
20件のキャンペーンのうち17件で、広告配信後の14日間における売上が配信前の14日間を上回る結果となりました。平均では115%の売上増加が見られています。
75%は値引きを伴わない売上増加
売上リフトが確認された17件のうち15件については、配信前後で加重平均単価が横ばいもしくは上昇しており、特売や値引きの影響によるものではない売上増加であると判断されます。
70%はカテゴリ平均を上回る成長
さらに14件では、対象ブランドが属する最小単位のカテゴリにおける伸長率を上回りました。特定のブランドが選択されていることから、「指名買い」の傾向が示されています。
20代女性の平均リフト率は135%
20代から50代の女性における平均売上リフトは124%となり、その中でも20代女性は142%、20代男性は128%と、デリッシュキッチンのSNS利用者層と重なる若年層において顕著なリフトが確認されました。

分析から得られた考察
本分析は首都圏の1つのチェーンにおける実績ですが、上記で示された4つの事実を総合的に判断すると、『デリッシュキッチン』のSNSコンテンツが視聴者の購買行動に影響を与えている可能性が高いことが明らかになりました。
デリッシュキッチンが提供するレシピ動画は、生活者の日々の食卓に寄り添うことで視聴行動やエンゲージメントに結びつき、結果としてコンテンツの拡散が生まれています。また、同時に実施された相関分析においても再生数とPOSデータには有意な正の相関が確認されており、生活者に支持されるコンテンツの開発こそが結果として店頭を動かすことが証明されました。
『デリッシュキッチン』について

レシピサービスとしてアプリユーザー評価が国内No.1を獲得しており、4,400万人以上に利用されているレシピ動画メディアです。
提供されるレシピは「誰でも簡単においしく作れる」というコンセプトのもと、すべて管理栄養士などの食のプロフェッショナルによって考案されており、その総数は56,000件以上に及びます。さらに、近隣の店舗における特売情報の配信やクーポンの配布など、毎日の買い物をお得で便利にする機能や、作りたいレシピに必要な食材をワンタップでネットスーパーに注文できるシステム、デザイン性と機能性に優れたオリジナルキッチンツール、管理栄養士が監修した栄養バランスの取れた食事を自宅まで届ける冷凍宅配弁当Mealsなど、食卓を豊かにするサービスを幅広く提供しています。
出典元:株式会社エブリー













