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調査結果のポイント
マイボイスコム株式会社が実施した調査によると、直近1年間にインターネット広告が表示された人のうち、その内容を実際に読む人は3割強にとどまることが明らかになりました。また、広告が表示された際の行動としては、「広告を閉じた」「広告を間違えてクリックした」がそれぞれ5割強、「この広告を表示しない・報告するなどの操作をした」が3割強という結果となっています。
インターネット広告に対する考え方については、「わずらわしいが、仕方がない」と感じている人が3割強、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」と回答した人が約25%となりました。
調査の概要
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:清水慎太郎)は、7回目となる「インターネット広告」に関する調査を2026年3月1日から7日にかけて実施しました。調査対象は同社のアンケートモニターで、インターネット調査(ネットリサーチ)により11,300名から回答を得ています。
この調査では、インターネット広告の表示状況や広告に対する考え方、さらに自由記述で不快に感じた点などについて質問を行い、その結果がまとめられています。
直近1年間で表示されたインターネット広告の種類
直近1年間においてインターネット利用時に表示された広告の種類について複数回答で尋ねたところ、「バナー広告」が71.2%で最も多く、次いで「動画広告」と「コンテンツや記事の間に表示される広告」がそれぞれ5割強となっています。
性別や年代別で見ると、「読んだり見たりするために、視聴が必要な広告」は女性で比率が高く、特に女性30代から50代で顕著な傾向が見られました。また、「SNSのタイムラインに表示される広告」は若年層で、「スマホのアプリやゲームで、アイテムや特典がもらえる広告」は女性30代から40代で比率が高くなっています。
インターネット広告の内容を読む度合い
直近1年間にインターネット広告が表示された人を対象に、広告の内容を読む度合いについて調査したところ、「だいたい読む」と「読むこともある」を合わせて3割強という結果になりました。特に女性10代・20代で比率が高くなっている傾向が確認されています。
広告が表示された際の行動
直近1年間にインターネット広告が表示された人が、広告表示時に実際に行った行動について複数回答で尋ねた結果、「広告を閉じた」が53.6%で最も多く、「広告を間違えてクリックした」が50.6%、「この広告を表示しない・報告するなどの操作をした」が31.3%となっています。
一方、「広告をクリックした(意図的に)」は19.8%で、2020年の調査以降、減少傾向が続いていることが分かりました。
性別や年代別の特徴としては、「広告を間違えてクリックした」と「広告が表示された部分を見ないように、すぐスクロールした」は女性で比率が高く、特に女性30代から50代で高くなっています。
内容を読むインターネット広告の特徴
直近1年間にインターネット広告が表示された人に対して、内容を読む広告の特徴や種類について質問が行われています。
内容を読む広告の特徴について複数回答で尋ねたところ、「興味がある商品・サービス・企業等」が38.6%で最も多く、「過去に、利用・購入したり、閲覧・検索したものに関連する広告」と「間違えてクリックした広告」がそれぞれ1割強となっています。
内容を読む広告の種類については、複数回答で「バナー広告」が12.6%、「コンテンツや記事の間に表示される広告」と「続きを読んだり、コンテンツを見たりするために視聴が必要な広告」がそれぞれ8%台という結果になりました。
インターネット広告に対する考え方
インターネット広告についての考え方を複数回答で尋ねた結果、「わずらわしいが、仕方がないと思う」が33.6%で最も多く、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が24.9%、「広告が表示されたWebサイトやアプリ等の印象が悪くなる」と「広告の商品・サービスに対する印象が悪くなる」がそれぞれ2割弱となっています。
年代別では、「わずらわしいが、仕方がないと思う」という回答は若年層でやや低くなる傾向が見られました。
回答者からのコメント
インターネット広告でネガティブなイメージを持ったり、不快に感じたことについて、自由記述で全5,275件のコメントが寄せられています。その一部を紹介します。
- 「今の広告の見せ方は殆どが何としてでも見せることが念頭になっているようにしか見えないので、イメージを大きく損ねていると思う」(男性28歳)
- 「たばこを吸わないのに長時間の電子タバコの広告が出てきて嫌になった」(男性38歳)
- 「『この広告を表示しない』にしても画面のそのスペースが隙間になっているのがもったいない。小画面になっているのがいやだ」(男性56歳)
- 「よく知らないインフルエンサーが出演しているものはあまり好きではない」(女性27歳)
- 「30秒など、書いてある時間が経った後、×を押しても5秒くらいCMが続き、すぐに消せない時」(女性30歳)
- 「YouTubeの間の広告で、見ていた動画と広告動画の音量差が大きい時。特に広告音量が大きいときに不快感がある。間違えて押してしまうようなスクロールと共に動く広告バナー」(女性33歳)
- 「×の位置が分かりづらかったり、タップしづらくて広告のサイトに行ってしまったり、動画の途中で広告が入って、しらけたりするのが不快です」(女性53歳)
調査結果の詳細について
今回の調査では、上記の設問以外にも「インターネット広告で不快に感じるもの」についても質問が行われています。
マイボイスコム株式会社について
マイボイスコム株式会社は、1999年7月に設立され、資本金1億6,183万円(資本準備金含む)で、インターネット調査を中心に提供しているリサーチ会社です。代表取締役は清水慎太郎氏が務めています。
事業内容は、インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース、AI分析サービスなどを展開しており、所在地は東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階となっています。
出典元:マイボイスコム株式会社














