
令和7年(1月~12月)における宿泊者数が、約109万4千人に到達し、前年と比較して108.1%という高い伸び率を記録したことが明らかになりました。2年連続で100万人の大台を超え、新型コロナウイルス感染拡大前の令和元年の数値をも上回る、過去最高の実績となっています。

インバウンド需要の顕著な回復傾向
海外からの観光客需要の回復と成長が続いており、外国人による宿泊者数は約14万4千人に到達しました。前年からの増加数は約5万人となり、前年比では151.4%という大幅な伸びを示しています。
地域別に前年との比較を見ると、アジア地域からの宿泊客が149.1%、ヨーロッパ地域からの宿泊客が137.8%と、それぞれ伸長する結果となりました。中でも注目すべきは、SNS広告などを活用した積極的な情報発信の効果により、フランスからの宿泊者数が全国平均の前年比114.5%に対して、和歌山市では154.5%と大幅に上回る成果を上げています。

宿泊客数増加の背景要因
この顕著な宿泊客数の増加には、複数の要因が考えられます。まず、大阪・関西万博の開催を見据えた先行的なプロモーション活動などにより、広域的な観光ルートの中に和歌山市が組み込まれる機会が増えたことが挙げられます。
さらに、市内における宿泊施設の新規開設やリニューアルが進んだことで、多様な客層のニーズに対応できる受け皿が充実したことも、大きな成長要因となっていると考えられます。

コロナ禍からの完全な回復を実現
令和7年の宿泊客数約109万4千人という数字は、単に前年比でプラス成長を遂げただけでなく、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を超える過去最高の記録となった点が重要です。これは、和歌山市の観光産業がコロナ禍からの完全な回復を達成し、さらなる成長段階に入ったことを示しています。
特に海外からの観光客については、前年から約5万人という大幅な増加を実現し、151.4%という高い成長率を記録しました。この数字は、国際的な旅行需要の回復トレンドを捉えるとともに、和歌山市の魅力が海外市場において着実に浸透していることを示しています。
地域別インバウンドの動向分析
地域別に外国人宿泊客の動向を詳しく見ると、アジア圏からの訪問者が前年比149.1%、ヨーロッパ圏からの訪問者が前年比137.8%と、いずれも高い伸び率を示しています。これは、和歌山市が幅広い地域からの観光客を惹きつけることに成功していることを表しています。
特筆すべきは、フランスからの宿泊客数の増加です。SNS広告をはじめとする積極的な情報発信施策の効果が顕著に表れ、全国平均が前年比114.5%であったのに対し、和歌山市では154.5%と40ポイント近く上回る結果となりました。この実績は、デジタルマーケティングを活用した戦略的なプロモーションの有効性を実証するものとなっています。
今後の展望と成長機会
大阪・関西万博の開催に向けた先行プロモーションの展開により、関西圏を訪れる観光客の周遊ルートに和歌山市が含まれる機会が増加しています。この傾向は今後も継続すると予想され、さらなる宿泊客数の増加が期待されます。
加えて、市内の宿泊施設における新規開業やリニューアルの進展により、ビジネス客からファミリー層、高級志向の旅行者まで、幅広い客層のニーズに対応できる宿泊環境が整備されてきました。この受け皿の充実が、宿泊客数の増加を支える重要な基盤となっています。
2年連続で100万人を突破し、過去最高を更新した令和7年の実績は、和歌山市の観光戦略が確実に成果を上げていることを示す明確な指標となりました。今後も、インバウンド需要の取り込みと国内観光客の誘致を両輪として、持続的な成長が見込まれます。
出典元:PR TIMES












