Web検索エンジンが検索の主役も世代で異なる手段や重視点が明らかに、RJCリサーチが検索実態調査を実施

株式会社RJCリサーチ(本社:東京都港区、代表取締役社長:川村雄二)は、LINEリサーチを活用して、全国の20歳から69歳までの男女1,060名を対象とした「検索に関する実態調査」を実施しました。同社はインパクトホールディングス株式会社のグループ企業です。

生成AIの普及やSNS、動画プラットフォームといった様々な検索手段が急速に拡大している現在において、「検索といえばWeb検索エンジン」という従来の図式が変化しているようにも見受けられます。しかし、今回の調査により、現在も検索行動の中心的な役割を担っているのはWeb検索エンジンであることが判明しました。その一方で、世代ごとに"検索"の手段や重視するポイントには明確な差異が存在することが明らかになりました。

調査から得られた主な知見

  • 検索手段の多様化が進む中でも「Web検索エンジン」が中心的存在:最も頻繁に利用されている検索手段について尋ねたところ、全体の7割を超える回答者が「Web検索エンジン(キーワード検索)」と答えています。他の検索手段と比較して60ポイント以上の大きな差をつけており、検索行動における中心的な位置づけが裏付けられる結果となりました。
  • 若い世代では生成AIやSNSを"検索ツール"として活用する傾向:20代においては、Web検索エンジンの利用に加えて、生成AIやSNSを検索目的で使用する比率が高い傾向が見られました。とりわけInstagramは女性における利用率が顕著に高く、ビジュアル重視の情報探索が定着していることがうかがえます。
  • 60代男性ではYouTubeが重要な"検索手段"として機能:60代男性では、「最も頻繁に使用する検索手段」としてYouTubeを挙げる割合が他の世代と比べて10ポイント以上高く、動画コンテンツを通じた情報探索が検索行動の一環として定着していることが明らかになりました。
  • 重視されるのは「見やすさ」と「信頼性」、世代により判断基準に違い:検索の際に重視される点としては「情報の見やすさ」と「情報の信頼性」が上位に挙げられました。一方、20代は情報の網羅性を、60代以上はセキュリティ対策の有無を重視するなど、検索ツールを選択する際の判断基準には世代間で明確な相違が認められました。

Web検索エンジンが検索の中心、世代により異なる"検索行動"の実態

日常生活において何かを検索する際に、最も頻繁に使用している媒体やツールについて質問したところ、「Web検索エンジン(キーワード検索 例:Google検索など)」が全体の73.8%を占め、他の選択肢に対して60ポイント以上の差をつけて最多となる結果が得られました。検索手段が多様化している状況においても、検索行動の中核を担っているのはWeb検索エンジンであることが、本調査を通じて改めて実証されています。

検索手段の調査結果

ただし世代別に分析すると、60代男性ではYouTubeを最も頻繁に利用する検索手段とする割合が、他の世代に比べて10ポイント以上高い結果が示されました。テキストによる検索だけでなく、動画を活用して視覚的・直感的に情報を取得する検索行動が、シニア層を中心として広がりを見せていると考察されます。

世代別検索手段の調査結果

若年層はSNSや生成AIを"検索"に活用、女性ではInstagramの利用が顕著

複数回答形式で「日常的に検索に利用している媒体・ツール」を調査したところ、20代ではSNSや生成AIを検索目的で使用する割合が高いことが判明しました。特にSNSの中ではInstagramの利用率が高く、女性は男性と比較して10ポイント以上高い水準を示しており、画像を中心としたビジュアル重視の情報探索が定着している様子が確認できます。

若年層の検索ツール利用状況

この調査結果から、若年層においては「検索=Web検索エンジン」という単一的な行動パターンではなく、目的や情報の種類に応じて、SNSや生成AIを使い分ける検索行動が一般的になりつつあると推察されます。

検索時に重視されるのは「見やすさ」と「信頼性」、世代による価値観の違いも浮き彫りに

検索を行う際に重視している点としては、「情報の見やすさ(検索結果が簡潔に記載されている)」(全体の57.6%)、「情報の信頼性(情報の出所・引用元が明確か)」(全体の47.8%)が上位にランクインしました。

検索時に重視する点

とりわけ「情報の見やすさ」については30代女性で67.9%と高い数値を示しており、女性全体の数値を押し上げる結果となりました。この傾向は、Instagramのように画像を中心として直感的に情報を把握できるツールが女性に多く利用されている背景とも一致しています。

また世代別に分析すると、全体平均との差が大きい項目も確認されました。20代では「情報の網羅性」を重視する割合が全体と比較して10ポイント以上高く、幅広い情報を一度に把握できることが検索ツールを選択する際の重要な判断軸となっていることがうかがえます。

一方、60代以上では「セキュリティ対策の有無」を重視する割合が全体を10ポイント以上上回りました。情報の利便性だけではなく、安心して利用できるかどうかを重視する傾向が強いことが明らかになりました。

世代別の重視ポイント

若年層ほど「情報の信頼性」に課題感、検索行動の難しさが浮き彫りに

キーワード検索を行う際に困っている事柄として最も多く挙げられたのは「情報の信頼性を判断するのが難しい」(全体の36.5%)でした。

検索時の困りごと

特に20代では、男性が43.4%、女性が44.3%と4割を超える結果となっており、情報量の多さや多様な検索手段が広がっている一方で「どの情報を信じればよいのか分からない」という課題を強く感じていることがうかがえます。

調査の概要

調査手法:LINEリサーチプラットフォーム利用の調査
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20歳から69歳までの男女
調査期間:2025年12月24日(水)から27日(土)
有効回収数:1,060サンプル

※図表の数字は、四捨五入による端数を調整していないため、内訳と計は必ずしも一致しません。

出典元:株式会社RJCリサーチ プレスリリース

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