
株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819)と、同社の子会社でデジタルビジネス総合支援を展開する株式会社DGビジネステクノロジー(DGBT)は、ハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」の新ラインナップとして、決済までシームレスに連携するAI検索最適化(GEO / Generative Engine Optimization)サービスの提供を開始することを発表しました。
今回のサービスは、商取引におけるAI活用が、指示や質問を前提とした生成AIから、自律的に判断して業務を遂行するエージェント型AI(AIエージェント)へと移行している状況を踏まえたものとなっています。AIエージェントがユーザーの代理として商品の探索や提案だけでなく、購入・決済まで完結する「エージェンティックコマース(Agentic Commerce)」時代を見据え、事業者の商材やブランドが「AIに選ばれ推奨されるための対策」から「決済(購買)」までをシームレスに接続する、次世代商取引支援を展開していくとしています。
この記事の目次
ハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」の概要
「DG AI Drive」は、マーケティング業務の効率化と高度化を実現するハイブリッド型、かつオールインワン型のAIパッケージです。2025年8月には第一弾として、AIによる「広告運用自動化ソリューション」およびAI×クリエイターによる「ビジュアル制作サービス」をローンチし、多くの事業者に活用されています。
今回スタートするGEO支援をはじめ、今後は多様なAIソリューションを統合的に提供することで、事業者のマーケティングDXを多角的に支援するプラットフォームとして、対応領域を拡大していく方針です。
グローバルで加速する「検索」の再定義
ChatGPTやAI Overviewsなど、グローバルテック企業による検索体験の革新が進展しています。生活者の購買行動は「サイトを探す」ことから「AIと対話し、答え(推奨商品)を得る」ことへとシフトしており、今後はさらにAIエージェントがユーザーの好みを学習し、比較検討から決済・購入手続きまでを代行するフェーズ(エージェンティックコマース / Agentic Commerce)が到来するとされています。

これに伴い、事業者には従来のSEOに加えて、AIに対して自社商品の価値を正しく学習させ、かつスムーズに決済まで誘導するための新たなデータ基盤が不可欠になると指摘されています。
AI検索対策からヘッドレスなデータ連携まで対応
デジタルガレージグループは、決済ソリューションとマーケティングを融合させた強みを活かし、検索対策からデータ連携までをシームレスに支援します。
AI検索での「引用」や「推奨」を獲得
ChatGPTやGoogle AI Overviews、Perplexity等の主要なAI検索において、自社ブランドが信頼できる「推奨候補」として引用されるよう、コンテンツの構造化や信頼性強化(E-E-A-T:Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性))を支援します。
米国で先行する「ゼロクリック(検索流入が発生しない)」トレンドの国内本格化を見据え、AIの回答画面内における占有率を高めることで、サイト遷移に依存しない新たなブランド認知と購買動機を形成していくとしています。
AIへのデータ供給・ECサイトのヘッドレス化支援
ECサイト(フロントエンド)を介さず、直接AIアプリやAIエージェントが在庫情報や商品マスタデータをリアルタイムに参照し、購買に至る「AI時代の商取引」に対応する環境構築を支援します。あらゆるAIアプリケーションが企業のデータを正しく読み取れる「ヘッドレス」な仕組みを整えることで、AI経由の新たな商機を創出していくとしています。

グループ連携と今後の展開について
本サービスは、DGグループの戦略パートナー企業および大手リテール企業との連携や実証実験を見据えて展開されます。金融・決済データを活用した購買予測と本サービスを組み合わせることで、「AIがユーザーの潜在ニーズを先回りして商品を提案し、決済まで完了する」新たな顧客体験の実装を目指しているとしています。
代表者コメント
株式会社デジタルガレージ 代表取締役 兼 社長執行役員 グループCEO 林 郁氏
「インターネットでは『検索』が情報流通の起点としての役割を担い、発展してきました。そして、当社グループは、検索エンジン最適化(SEO)の知見を蓄積し、価格.comや食べログをはじめとするUGCを活用した国内最大級のメディアを構築・運営してきました。AIが社会やビジネスの構造を大きく変えつつある現在、コマースビジネスにおいて『人』と『AI』それぞれに情報を届ける設計が求められています。AIエージェントの時代が視野に入ってきている現在、当社グループは新たなエコシステムに向けて、ビジネスを社会実装してまいります」とコメントされています。
株式会社DGビジネステクノロジー 代表取締役 兼 社長執行役員 清水 和徳氏
「コマース事業者の皆さまにおける業務課題のひとつに、AIエージェントによる推奨・提案に依拠したユーザー購買行動への対策が挙げられると捉えております。このたび新たに提供するAI検索最適化サービス『DG AI Drive GEO』により、商品情報がAIに正しく認識されるようになり、その後のスムーズな決済・購買体験を実現するための重要な入り口を作り出すと考えています。今後、AIが創り出す新しい商流を、堅牢かつ柔軟な決済インフラを提供する決済事業者であるDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)と、コマース支援を手掛けるDGBTのグループ連携により力強く支えてまいります」と述べられています。
会社概要
株式会社デジタルガレージ
1995年8月設立。東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEOは林 郁氏です。パーパス「持続可能な社会に向けた "新しいコンテクスト" をデザインし、テクノロジーで社会実装する」のもと、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を展開しています。また、デジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ投資・育成事業などを展開しています。
株式会社DGビジネステクノロジー
2025年4月に経営統合(合併・商号変更)。東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役 兼 社長執行役員は清水 和徳氏です。株式会社デジタルガレージの子会社として、デジタルビジネス総合支援企業の立場から、戦略支援、システム戦略、デジタルマーケティング、セキュリティ、データ活用など、多彩なソリューションを組み合わせ、戦略策定から販促、購入、リピートまで、コマースやデジタルビジネスのあらゆるプロセスを包括的に支援し、事業者の成長を後押ししています。
出典元:株式会社DGビジネステクノロジー プレスリリース












