ロゼッタがスーパー新商品導入分析AI「Metarealグロッサリートレンド」プレミアムプラン提供開始

2025年12月26日 2025年12月26日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

メタリアル・グループの株式会社ロゼッタ（代表取締役：五石順一）は、2025年12月25日（木）より、スーパーマーケットへの新商品導入タイミングを分析するAIエージェント「Metarealグロッサリートレンド」（以下、Metareal GT）のプレミアムプランの提供を開始したと発表しました。月額5万円（税込）で、1日20回・月200回の利用が可能となっています。

この記事の目次

1 サービス概要について
2 開発に至った背景
3 Metareal GTの主な特徴
4 業種特化のAIコンサルティングをさらに強化
5 同社のAIコンサルティングの特徴
6 Metareal AIのコンサルティングの3つの特徴
7 メタリアル・グループについて
- 7.1 株式会社メタリアル会社概要
8 株式会社ロゼッタについて
- 8.1 T-4OOの特徴
- 8.2 株式会社ロゼッタ会社概要

サービス概要について

Metareal GTは、法人向けのレポートサービスとして提供されており、AIが消費者のレビューやSNSのトレンド、棚替えに関する情報を解析することで、スーパーマーケットや小売店における新商品導入のニーズを予測します。営業を担当する方々は、各店舗の導入意欲がスコア化された資料を即座に入手することができ、最も適したタイミングで提案活動を実施することが可能になります。

開発に至った背景

近年の食品業界においては、新商品の導入サイクルが短期化する傾向にあります。従来の販売実績や経験則をベースにした提案手法では、適切なタイミングを逃してしまい、棚から商品が落ちてしまったり、機会損失が発生したりするケースが増加しています。こうした課題を解決するため、オンライン上のデータを活用して「導入前兆」を把握できるAIツールの開発が求められるようになりました。

Metareal GTの主な特徴

Metareal GTには、主に以下の4つの特徴があります。

リアルタイム分析：SNSへの投稿やレビュー、棚替えに関する情報を即座に解析し、導入ニーズの兆候を自動で検知します。
店舗別スコア化：各店舗における導入意欲をスコア化し、優先度の高い順にリスト化します。
営業資料自動生成：スコアに応じた提案テンプレートをワンクリックで作成することができます。
先手提案の実現：導入前兆を捉えることによって、競合企業より早いタイミングで営業活動を開始することが可能です。

このサービスは、食品製造メーカーの法人営業担当者、商品カテゴリー担当MD、販売促進・営業企画部門の担当者による利活用を想定して開発されています。

業種特化のAIコンサルティングをさらに強化

同社は、「Metareal DD」を第一弾として、金融業界に限定せず、さまざまな業種に特化した生成AI「シゴトオワルAI」シリーズの開発と提供を連続して行っていく方針です。この生成AIシリーズによって、各業種・各業界それぞれの現場における「困りごと」のより手軽な解決を支援していきます。また、同社のAIコンサルティングと組み合わせることで、より早く、より確実なAI導入の成功とその効果が期待できるとしています。

同社のAIコンサルティングの特徴

同社のAIコンサルティングの最大の特徴は、「圧倒的な速さ」で「現場で使える・使いたくなるAI」を提供することです。AI技術の進化がどれほど進んでも、最も重要なのは導入企業が現場でどのように活用し、価値を生み出せるかという点にあります。しかしながら、現場では基本的に「現状維持」が最も優先されるため、新しい技術の導入には慎重になりがちです。そこで、同社は「正解を提示する」のではなく、「いかにして高速に試行錯誤を回し、現場に適応させるか」に重点を置いたコンサルティングを提供しています。

特に、大手メディアなどAI導入が困難とされていた業界においても、同社は他に類を見ないスピードで導入から実運用までを実現してきました。その成功の鍵は、現場での試行錯誤の回数と速度の圧倒的な多さにあるとしています。同社のAI導入コンサルティングは、開発を含めた「高速な試行錯誤」によって、現場の壁を突破することにフォーカスしています。

Metareal AIのコンサルティングの3つの特徴

1.汎用性よりも専門性に特化

これまでに6,000社・2,000分野以上の企業と関わってきた実績を活かし、業界No.1の産業特化ノウハウを提供しています。各業種の専門業務にすぐに適用できるAIシステムの開発を得意としています。

2.複数のLLMを協調させる「Metareal Agents」

単体のAIモデルでは対応しきれない現場のニーズに応えるため、多数の既存モデルの特徴を協調させる同社独自の「AIオーケストレーション」技術を活用しています。複数のLLM（大規模言語モデル）の特性を組み合わせることで、高精度かつ最適な出力を実現します。

3.グローバルな知見を活かしたAI開発

CTO米倉氏とCSO三好氏が北米・東南アジアなどの現場で目の当たりにしているグローバルな生成AIの知見を必要に応じて活用することで、海外の成功要素を取り込んだ開発を行っています。

同社のAIコンサルティングは、ただ技術を提供するのではなく、「現場で本当に使われるAI」を最速で実現することを目的としています。

メタリアル・グループについて

メタリアル・グループは、「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」を企業ミッションとし、翻訳市場において国内市場シェアNo.1に位置しています。（出典：ITR「ITR Market View：対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2024」翻訳市場：ベンダー別売上金額シェア（2024年度予測））

法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など、2,000分野に対応しており、顧客ごとの課題解決・未来創造を目的とした完全カスタマイズAI開発サービスを提供しています。AI開発実績としては、翻訳AI、四季報AI、広報AI、製薬会社向けAI、ゲームローカライズAI等があります。