スターフィールド、生成AI越境ECシステム「Bynd」でNEXCO西日本の商品をShopee台湾で販売支援開始

スターフィールド株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:星野翔太)は、同社が開発・提供している生成AIを活用した越境ECマネジメントシステム「Bynd」(バインド)を活用し、西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長:川村健一、以下NEXCO西日本SHD)が運営する「NEXCO西日本オンラインショップ」で取り扱う商品をShopee台湾で販売する支援を開始したと発表しました。

令和8年1月5日(月)からShopeeでの販売がスタートしています。

NEXCO西日本オンラインショップについて

NEXCO西日本オンラインショップは、西日本高速道路グループが運営している公式通販サイトです。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで人気を集めている商品をはじめ、西日本というテーマに特化して、西日本エリアから厳選された食品や雑貨などの地域特産品を幅広く取り扱っています。

Shopeeでの販売支援を開始した背景

経済産業省が実施した調査によると、世界における越境EC市場は2021年の7,850億USドルから、2030年には7兆9,380億USドルへと大幅に拡大すると推計されています。越境ECの年間平均成長率は26%と予測されており、日本国内のEC市場成長率を大きく上回っている状況です。しかし、日本企業、特に地方物産品を取り扱う企業にとって、越境EC市場への参入障壁は依然として低くありません。NEXCO西日本オンラインショップで取り扱われている商品を提供する多くの日本企業においても、越境EC市場に未参入であるというのが現状となっています。

インバウンド市場の活況もあり、今後さらなる拡大が期待される越境EC市場への参入を、あらゆる企業にとってより身近なものにするため、Shopeeへの出品に至ったということです。

今後の展望について

まずは国別の訪日外国人数として常に上位にランクインしており、かつ距離的にも市場としても日本と近い関係にあるとされている台湾に絞って出品を行い、台湾の消費者に満足してもらえるようサービス内容の向上に取り組んでいく方針です。

運用体制について

スターフィールドがShopeeにおいて、NEXCO西日本オンラインショップで取り扱う商品の実運用作業一式を担当します。NEXCO西日本オンラインショップとShopeeとのデータ連携については、同社が提供するBynd(バインド)を利用することで実現しています。

Bynd(バインド)は、スターフィールドが提供する、Shopeeをはじめとする海外ECを横断的に管理できるサービスです。AIを活用することで、システムや形式を問わず、あらゆる国内ECサイトの情報を取得・加工し、海外ECに自動連携することが可能となっています。同じくAIによってカスタマーサポートの約6割を自動返答するほか、各国の伝票作成や倉庫連携も自動化することにより、日本企業の海外EC展開をより身近なものにしています。

出典元:スターフィールド株式会社 プレスリリース

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