顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP」とAIコマースプラットフォーム「ecforce」がAPI連携を開始、レビュー運用の効率化を実現

株式会社REGALI（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：稲田 光一郎）が提供する顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP（リープ）」が、株式会社SUPER STUDIO（本社：東京都目黒区、代表取締役社長 CEO：林 紘祐）が提供するAIコマースプラットフォーム「ecforce」とのAPI連携を開始したことが発表されました。この連携により、商品情報・注文データ・会員情報の連携が可能になり、ecforce導入事業者はUGC（ユーザー生成コンテンツ）・レビューを活用した顧客体験の改善をより高い精度とスピードで実現できるようになるとのことです。

背景

近年、EC市場においてレビューやUGC（ユーザー生成コンテンツ）の存在感が年々拡大しており、消費者の購入判断における影響力も高まり続けています。しかし、多くのEC事業者は「レビューが集まりにくい」「商品情報の更新が煩雑」といった運用面での課題を抱えているのが現状です。

今回のAPI連携は、こうした課題を抱えるecforce導入事業者からの声を受け、レビューが自然に集まり、商品情報が自動で整い、ECの売上導線を継続的に強化できる運用体験を実現することを目的として開発されたとのことです。

今回のAPI連携でできること

商品情報の自動連携

ecforceの商品データがLEEEPに自動で同期されることにより、商品内容・画像・価格などが常に最新の内容で正確に反映されるようになります。これにより、情報の手動更新の手間が省け、最新状態を維持することが可能になるとしています。

注文データの正確な連携

購入情報を正確に取り込むことで、レビュー依頼メールの配信に必要なデータが確実に揃うようになります。特筆すべきは「注文日」だけでなく「発送日」を起点とした柔軟な設定も可能になる点で、ユーザーの購買体験に合わせた最適なタイミングでのコミュニケーションが実現するとのことです。

レビュー投稿後のポイント付与を自動化

会員情報が正確に連携されることによって、レビュー投稿後のポイント付与プロセスが自動化されます。これにより、手動でのポイント付与作業が不要となり、運用負荷の大幅な軽減が期待できるとしています。

本連携によって得られる価値

今回のAPI連携により、商品データ・注文データ・会員情報が正確に同期されることで、レビュー運用がこれまで以上にスムーズになるとのことです。具体的に得られる価値は以下の通りです。

商品情報が自動で更新され、購入導線がより強化される

ecforceの商品データが常に最新状態で反映されるため、ユーザーが迷わず購入判断できる環境が整います。商品情報の古さや不正確さによる購入機会の損失を防ぎ、コンバージョン率の向上につながることが期待できるとしています。

レビュー依頼メールの精度が向上し、収集数も安定する

注文データを正確に取り込むことで、レビュー依頼メールの送り漏れを防止することができます。また、注文日だけでなく発送日を起点にした依頼など、ユーザーの体験に合わせた柔軟な配信ロジックが設定できるようになり、レビュー収集率の向上につながるとのことです。適切なタイミングでの依頼がユーザーの反応率を高め、質の高いレビューの獲得を可能にするとしています。

レビュー投稿後のポイント付与まで自動化され、運用負荷が大幅に軽減

会員情報とレビュー投稿データが正しく紐づくことにより、レビュー依頼からポイント付与までを自動で処理できるようになり、担当者の運用工数を大幅に削減することができるとのことです。これにより、EC運営の効率化が進み、より価値の高い業務に人的リソースを集中させることが可能になります。

商品情報の即時更新や柔軟なレビュー依頼、ポイント付与の自動化といった仕組みが整うことで、日々の運用がよりスムーズになり、購入前後の顧客体験を一貫して最適化しやすくなるとしています。これにより、すでにUGC・レビューを活用しているEC事業者はもちろん、これから取り組みを拡大したいと考えているEC事業者にとっても、より実装・運用しやすい環境が整うことになります。

今後の展望

今回のAPI連携によって、商品情報の更新やレビュー依頼、ポイント付与といった日々の運用プロセスがこれまで以上にシンプルかつ効率的に行えるようになるとのことです。株式会社REGALIでは、今後も「ecforce」との連携をさらに強化し、EC事業者の運用がよりスムーズに進み、ビジネス成果につながる仕組みづくりを継続的に支援していく方針だと発表しています。

ECサイトの競争が激化する中、顧客体験の質と効率的な運用は成功の鍵を握る要素となっています。このような連携強化により、EC事業者はより効果的な顧客体験の構築に集中できるようになるでしょう。

サービス概要

「LEEEP」は、ブランドの世界観と顧客体験を総合的にデザインし、ECを"共感と没入の体験"へと進化させるプラットフォームです。UGC、レビュー、動画、ウェブ接客など多様な機能を通じて、ブランドの魅力と信頼を効果的に引き出すことを可能にしています。現在、1,800以上のECサイトで導入されており、特筆すべき点はノーコードで誰でも簡単にブランド体験を高められる点にあるとのことです。

LEEEPの主な特長

多彩なコンテンツでEC体験をリッチ化

UGC、動画、レビューなどの多様なコンテンツを活用することで、ECサイトのコンテンツをリッチ化します。これにより、注文率・滞在時間・注文単価の向上を実現し、サイト全体のパフォーマンス向上に貢献するとしています。

ノーコードで簡単導入・運用

専門的な技術知識がなくても簡単に導入が可能であり、シンプルで直感的な管理画面により、少人数のチームでも効率的に運用できる設計となっています。これにより、運用コストを大幅に削減することが可能だということです。

優れたコストパフォーマンス

幅広いコンテンツ実装を可能にしながらも、コストを抑えたプラン提供を実現しており、様々な規模のEC事業者が導入しやすい価格設定となっているとのことです。

会社概要

会社名：株式会社REGALI
代表者：代表取締役社長 稲田光一郎
所在地：東京都渋谷区
事業内容：顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP」の開発・提供

まとめ

EC業界では、顧客体験の質が競争力を左右する重要な要素となっています。今回の「LEEEP」と「ecforce」のAPI連携は、EC事業者にとって運用負荷の軽減とともに、より充実したレビュー・UGC活用による顧客体験の向上を実現するものとして注目されています。

特にレビュー運用については、多くのEC事業者が課題を抱える領域であり、今回の連携によって自動化・効率化されることで、人的リソースをより創造的な業務に振り向けることが可能になります。さらに、商品情報が常に最新の状態に保たれることで、顧客の購買意欲を高める正確な情報提供が可能になるという点も大きなメリットと言えるでしょう。

今後、ECサイトにおけるユーザー体験の重要性はさらに高まると予想される中、こうしたプラットフォーム間の連携が拡大していくことで、EC事業者の運用効率化と顧客満足度向上の両立が進んでいくことが期待されます。「LEEEP」と「ecforce」の連携は、そうした流れを加速させる取り組みの一つとして位置づけられています。

出典元： 株式会社REGALI プレスリリース