
マーケティング支援事業を展開する株式会社ネオマーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:橋本 光伸、証券コード:4196)は、20分のショートインタビューを100名規模で実施し、自動文字起こしから要約・構造化レポートまでを最短2週間で納品する新サービス「定量的定性調査™」の提供を開始したことを発表しました。
この新サービスは、オンライン面談の即時予約導線によりリクルート工程を大幅に短縮しています。従来の定性調査が抱える「遅い・高い・少ない」という課題と、定量調査の「理由が見えない」という課題を同時に解消し、一次情報の量と深さの両立を実現するものです。価格は個別見積(参考:100名、100万円〜)で、新商品仮説探索、定量補完、社内合意形成などの活用が想定されています。
背景
現在のマーケティング環境において、顧客理解の現場では「意思決定に間に合うスピード」と「生活者の本音の解像度」を両立させることが強く求められています。しかし、従来の調査手法には以下のような構造的なギャップが存在していました:
- 定性調査:準備の負担が大きく、リクルートと日程調整に時間がかかる。また、サンプル数が少数(一般的に5〜15名)に限られる
- 定量調査:データの回収は速いものの、回答者の理由・感情・ニュアンスを読み取りにくい
このギャップを解消するために、株式会社ネオマーケティングは定量調査と定性調査の中間に位置づける「定量的定性調査™」を開発したとのことです。
サービスの特長
「定量的定性調査™」は、以下の5つの特長を備えているとされています。
- リクルート時間の大幅削減
オンライン面談の即時予約導線により、従来の定性調査で時間のかかっていたリクルート工程を効率化しています。 - 100名規模の"声のデータ"
従来の定性調査よりも多くのサンプル数を確保することで、より幅広い意見やニーズを把握することが可能になりました。 - 自動レポーティングで"そのまま使える"
インタビューデータの自動文字起こしから要約・構造化レポートまでを提供するため、すぐに活用できる形式で納品されます。 - 動画素材の二次活用が可能
インタビュー動画素材を様々な目的で二次活用できるため、マーケティング活動の幅が広がります。 - 品質管理をルール化
調査の品質を一定に保つための仕組みが整えられています。
このサービスは、「意思決定に間に合う一次情報」を提供するために設計されており、20分×100名という設計によって、定性調査の深さと定量調査の速さの両立を実現しています。企業が直面しがちな「時間がない」「根拠が薄い」という課題に対して、実行可能な新たな選択肢を提示しているようです。
想定ユースケース
「定量的定性調査™」の主な活用シーンとしては、以下が想定されています。
- 新商品・新規事業の仮説探索:カテゴリーエントリーポイント(CEP)や潜在ニーズの芽を探る
- 定性本調査の前工程:象徴的なユーザーの抽出や設問の精緻化
- 定量調査の補完:数値データで現れた差異の「理由」を生の声で補強する
- PR・SNS素材:許諾者のインタビュー動画から短尺クリップを作成
- 社内説得・企画書裏付け:「顧客の声×100」による高い説得力の提供
株式会社ネオマーケティングは、この新サービスを通じて、一次情報の価値を最大化し、企画・開発・営業の共通言語として活用できる形で届けていくと発表しています。
株式会社ネオマーケティングについて
所在地:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル11F
代表者:代表取締役 橋本 光伸
資本金:8,574万円
事業内容:マーケティング支援事業
今回発表された「定量的定性調査™」は、従来の定性調査と定量調査のギャップを埋める革新的なサービスとして、マーケティングリサーチの新たな選択肢となることが期待されます。特に意思決定のスピードと情報の深さを両立させたいと考える企業にとって、有効な解決策となるでしょう。
出典元: 株式会社ネオマーケティング プレスリリース












