コンタクトレンズ購入実態調査:51%がECサイトで購入、価格を最重視する消費者が27%に

株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口敬人)が、「ファンくる」会員を対象に実施した視力補正用コンタクトレンズに関する消費者意識調査の結果を発表しています。この調査では、コンタクトレンズの購入場所や購入時に重視するポイントなどについて、「ファンくる」会員981名(男性204名、女性777名)から回答を得ているとのことです。

調査結果サマリー

調査の主な結果として、以下3点が明らかになっています。

1. コンタクトレンズを最も多く購入している場所は「ECサイト(総合通販、専門店サイト等)」が51%

2. コンタクトレンズを購入する際、「割引クーポンの付与」に魅力を感じる消費者が42%

3. コンタクトレンズを購入する際に最も重視するのは「価格」と回答した消費者が27%

株式会社ファンくるは、お客さまの声を最先端の分析技術でファン増加につなげるサービスを提供する企業です。今回の調査では、視力補正用コンタクトレンズの購入に関する消費者の行動や意識を詳細に分析しているとのことです。

調査結果詳細

1. コンタクトレンズを最も多く購入する場所は「ECサイト(総合通販、専門店サイト等)」51%

調査結果によると、視力補正用コンタクトレンズの購入場所として最も多かったのは「ECサイト(総合通販、専門店サイト等)」で51%を占めています。次いで「コンタクトレンズ専門店」が27%となっており、オンライン購入の傾向が強まっていることが明らかになりました。

コンタクトレンズの購入場所のグラフ

2. コンタクトレンズを購入する際、「割引クーポンの付与」に魅力を感じる42%

コンタクトレンズを購入する際に魅力を感じるキャンペーンや特典については、「割引クーポンの付与」が42%と最も多く支持されています。続いて「ポイント還元」が28%となり、消費者が価格面での優遇を重視していることがわかります。

コンタクトレンズ購入時に魅力を感じるキャンペーンのグラフ

3. コンタクトレンズを購入する際に最も重視する点は「価格」27%

コンタクトレンズを購入する際に最も重視する点については、「価格」が27%で最多となっています。次いで「品質の高さ」が21%、「購入のしやすさ」が11%という結果になりました。消費者は価格を最重視しながらも、品質や利便性も重要な判断基準としていることが明らかになっています。

コンタクトレンズ購入時に重視する点のグラフ

本調査ではこれら主要な3点の他にも、視力補正用コンタクトレンズの使用頻度や使用する商品の切り替え経験の有無など、全28問にわたる詳細な質問を行い、消費者の行動や意識について包括的なデータを収集しているとのことです。

調査概要

今回の調査は以下の概要で実施されました。

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:一般消費者
  • 回答者:「ファンくる」に登録している全国150万人のユーザー
  • 回答者数:981名(男性204名、女性777名)
  • 調査時期:2025年11月12日~11月25日
  • 調査項目:コンタクトレンズについての消費者調査
  • 設問数:28問

なお、グラフの構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

株式会社ファンくるについて

株式会社ファンくるのロゴ

株式会社ファンくるは、お客様や従業員の声を独自の特許技術で分析することにより、店舗運営、商品開発、営業活動、従業員エンゲージメント等の向上を支援する様々なWebサービスをあらゆる業界に対して提供しています。また、体験型情報サイト「ファンくる」の運営や、インターネットリサーチなどのマーケティング支援も行っているとのことです。

会社概要

  • 会社名:株式会社ファンくる
  • 代表者:代表取締役社長 山口敬人
  • 資本金:1億円
  • 創業:2004年8月26日
  • 所在地:東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル4F
  • 事業内容:
    • 来店客調査「FancrewCR」の運用・開発
    • 消費者モニター調査「Fancrew MR」の運用・開発
    • 販促・店頭調査「Fancrew PR」の運用・開発
    • 契約率向上ツール「Fancrew ICR・CSR」の運用・開発
    • 従業員満足度調査「Fancrew ES」の運用・開発
    • 体験型情報サイト「ファンくる」の運用・開発
    • インターネットリサーチ/マーケティング支援

コンタクトレンズ市場の現状と消費者動向

今回の調査結果から、コンタクトレンズ市場においてはEコマース市場の拡大が顕著であることがわかります。特に51%の消費者がECサイトでコンタクトレンズを購入しているという結果は、オンラインショッピングの利便性が評価されていることを示しています。

また、購入時の判断基準として「価格」が最重視される傾向にあることから、コンタクトレンズメーカーや販売店は価格競争力を高めるとともに、「割引クーポン」や「ポイント還元」といった価格面での優遇策が効果的なマーケティング戦略となることが示唆されます。

一方で、「品質の高さ」も重要な判断基準となっていることから、単なる価格競争だけではなく、品質と価格のバランスを考慮した商品展開が求められています。特にコンタクトレンズは直接目に装用する医療機器であるため、消費者の健康や安全に関わる品質面への配慮は欠かせません。

今後の市場予測と企業の戦略

今回の調査結果を踏まえると、今後のコンタクトレンズ市場では、オンライン販売チャネルのさらなる強化と、価格競争力の維持・向上が重要なポイントとなることが予想されます。また、品質と価格のバランスを取りながら、消費者にとって魅力的な購入特典やサービスを提供することが、企業の競争優位性を高める鍵となるでしょう。

ECサイトでの購入が主流となる中で、実店舗である「コンタクトレンズ専門店」も27%のシェアを保持していることから、オムニチャネル戦略の重要性も高まっています。実店舗ならではの専門的なアドバイスや対面でのサービスと、オンラインの利便性を組み合わせたハイブリッドなビジネスモデルが今後注目されるかもしれません。

株式会社ファンくるが実施したこの調査結果は、コンタクトレンズメーカーや販売店にとって、マーケティング戦略や商品開発の方向性を検討する上で貴重な示唆を提供するものとなっています。

出典元:株式会社ファンくる プレスリリース

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