
株式会社REGALI(本社:東京都渋谷区、代表取締役:稲田 光一郎)が提供する顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP(リープ)」が、株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原 保文)のアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」で構築されたアプリにおいて、多様なコンテンツ表示に対応したことが発表されました。これにより、ブランド各社は自社アプリ内でユーザーの購買検討を促進する情報提供が可能となり、アプリにおける商品理解と購買体験の質を高める取り組みが広がっています。
この記事の目次
背景:アプリ内の商品理解を深めたいブランドが増加
現在、多くのEC事業者が自社アプリを顧客との主要なコミュニケーションチャネルとして活用し、アプリ内での商品閲覧や購入体験の強化に注力しています。しかしながら、多くのブランドでは以下のような課題を抱えているとのことです。
- 商品ページで伝えられる情報量に限りがある
- ユーザーが知りたい「実際の使用感」や「着用イメージ」を十分に届けにくい
- アプリ内で購買判断まで導くための情報設計に課題がある
このような状況から、アプリ環境においても、UGC(ユーザー生成コンテンツ)・レビュー・動画・ウェブ接客といった、商品理解を深める「リアルな情報」を届けたいというニーズが急速に高まっています。こうした背景を受けて、Yappliを利用するブランドの間では、LEEEPのコンテンツをアプリ内に取り入れる活用事例が拡大しているようです。
今回実現したこと
今回の対応により、Yappliを利用するブランド企業が、LEEEPが提供するUGC・レビュー・動画・ウェブ接客などの多様なコンテンツを、アプリ内の商品ページなどに掲載できる環境が整いました。各ブランドのアプリ構成に合わせて、必要な導線や画面へ自然に組み込むことができ、アプリ内の商品情報をより充実させる取り組みが可能になっています。
活用のポイント
- アプリ内の商品ページに UGC・レビュー・動画などを掲載
写真付きレビュー、UGC、動画、ウェブ接客など、商品理解を補完する幅広いコンテンツを表示できるようになりました。
- アプリ特有の"没入感"を高める商品体験を実現
着用イメージ、使用シーン、サイズ感コメントなど、ユーザーの購買判断を後押しする情報をアプリ内で確認できる環境が整いました。
- アプリ構成に合わせて柔軟に組み込み可能
ブランドごとのアプリ設計に合わせて、必要な導線・画面にコンテンツを自然に配置することが可能です。
導入企業コメント
株式会社DoCLASSE WEB部 渡邉真澄氏
弊社では、Webサイトやアプリでの購入を促進するために「コーディネート提案の強化」が必要だと考えていました。しかし、多くの店舗スタッフがInstagramで日々コーディネートを発信していたものの、それらをWebサイトに連動させる仕組みがなく、誘導実績や売上への貢献を可視化できていないことが課題でした。
LEEEP導入後は、サイトトップや商品ページに多彩なコーディネートを掲載できるようになり、CVRや回遊性の向上に寄与しています。特にアプリユーザーは店舗との親和性が高く、今後はスタッフのファン化にもつながると期待しています。
また、スタッフごとの成果を可視化できるようになったことで、「売上につながるコーディネート」の傾向が把握できるようになりました。今後はこのデータを活用し、提案の質をさらに高めていきたいと考えています。

期待される効果
今回の取り組みにより、アプリの商品ページを「より深く商品を理解できる場」へと拡張することができ、多様なコンテンツの活用によって商品情報の説得力が向上するとのことです。また、ユーザーの「もっと知りたい」というニーズに応えられるアプリ体験を提供できるため、ブランドのアプリ価値向上や利用促進にもつながることが期待されます。
今後もLEEEPを活用した新たなアプリ体験の創出を支援し、EC全体の顧客体験向上に貢献していく方針が示されています。
LEEEPについて
「LEEEP」は、ブランドの世界観と顧客体験を統合デザインし、ECを"共感と没入の体験"へ進化させるプラットフォームです。UGC、レビュー、動画、ウェブ接客など多様な機能でブランドの魅力と信頼を引き出します。現在、1,800を超えるECサイトで導入されており、ノーコード設計により誰でも簡単にブランド体験を高めることが可能です。

LEEEPの主な特長
■ 多彩なコンテンツでEC体験をリッチ化
UGC、動画、レビュー等のコンテンツを活用し、ECサイトのコンテンツをリッチ化。CVR・滞在時間・注文単価の向上を実現します。
■ ノーコードで簡単導入・運用
専門知識がなくても簡単に導入可能。シンプルで直感的な管理画面により、少人数チームでも効率的に運用でき、運用コストを大幅に削減できます。
■ 優れたコストパフォーマンス
幅広いコンテンツ実装を可能にしながら、コストを抑えたプラン提供を実現しています。
株式会社REGALIについて
会社名:株式会社REGALI
代表者:代表取締役社長 稲田光一郎
所在地:東京都渋谷区
事業内容:顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP」の開発・提供
まとめ
今回の発表により、EC企業のアプリ戦略において、より豊かな商品体験を提供するための選択肢が広がりました。特に、実際の商品使用感や着用イメージといった「リアルな情報」をアプリ内で提供できるようになることで、ユーザーの購買意思決定をサポートする環境が整備されたと言えるでしょう。
近年、ECにおけるスマートフォンアプリの重要性が高まる中、こうしたコンテンツ強化の取り組みは、アプリを通じたブランド体験の向上に大きく貢献することが期待されます。自社アプリをより価値ある顧客接点として活用したいEC事業者にとって、検討価値のある取り組みと言えるでしょう。
最近では、単に商品を販売するだけでなく、ブランドの世界観や商品の使用体験を伝えることが重視されています。LEEEPとYappliの連携により、アプリというクローズドな環境においても、そうした豊かなコンテンツ体験が提供できるようになることは、ECビジネスの質的向上に寄与するものと考えられます。
特に、導入企業の事例からも分かるように、実際のスタッフによるコーディネート提案などリアルな視点での情報提供が、顧客の購買行動に与える影響は小さくありません。今後も、こうしたユーザーの「知りたい」に応える形でのアプリ体験の進化が進むことが予想されます。
出典元: 株式会社REGALI プレスリリース












