リユース販売特化型EC一元管理「WASABI SWITCH LITE版」が成長加速、スマホだけでEC運営完結を目指す新機能も

株式会社ワサビが提供するリユース販売特化型EC一元管理システム「WASABI SWITCH（旧：WORLD SWITCH）」のライト版が大きな注目を集めています。より手軽に利用できる「WASABI SWITCH LITE版」について、サービスの現状と最新情報をご紹介します。

サービスの概要について

「WASABI SWITCH LITE版」は、越境ECへの参入を検討している事業者や、越境事業が軌道に乗った際に本格導入を考えている方々を対象に、シンプルな機能と導入しやすい価格設定を特徴として2023年12月8日にリリースされました。

事業成長の背景

近年、国内フリマアプリや越境ECの普及に伴い、中古品販売市場への新規参入が加速しています。特にスタートアップ企業や個人事業主が手軽にEC事業を始められる環境が整ってきていることが背景にあるようです。

このような市場環境の変化により、「スマートフォンで完結する商品登録」や「少人数でも運用できる仕組み」へのニーズが高まっており、WASABI SWITCH LITE版の新規利用者数は大きく伸長しているとのことです。

さらに、同社が提供する新機能および新たな取り組みによって、事業者はよりスピード感を持ってEC運用を効率化し、販路拡大を実現できるようになったと発表されています。

注目機能：アプリ（ストックスイッチ EDITモード）で商品登録

新たに追加されたSS EDITモードにより、スマートフォンで撮影した商品画像をそのままWASABI SWITCHへ登録できるようになりました。

これまでPCで行っていた商品情報入力の大部分をアプリ内で完結できるため、少人数の現場やワンオペ体制でも、負担を抑えながら効率的なEC運用が可能になるとされています。

この機能は、撮影作業と画像加工を同時に実行できる仕組みを実現しています。処理速度にも優れており、スマートフォン上でも待ち時間なく白抜き画像が生成されるため、スタジオ撮影やPCでの加工作業が不要となり、現場での撮影効率が大幅に向上するとのことです。

新たな取り組み：初期設定MTGをアカウント作成後に無料で提供

2025年より、従来は有料で実施していたオンラインMTGを見直し、アカウント作成後に「初期設定MTG」を無料で提供する取り組みが開始されました。

といった初期運用に必要な項目を、実際の画面を共有しながらレクチャーするとされています。これにより、事業者はMTG当日からそのままEC運用を開始できる導入フローが実現し、EC初心者でもスムーズに複数モールでの販売を始められる環境が整ったようです。

今後の展望〜「EC運営をスマホだけで完結できる世界」を目指して

WASABI SWITCH LITE版は、現場の声を起点に進化してきたとのことです。リユース事業者から寄せられた「撮影や商品登録に時間がかかる」「少人数で複数モールを運用するのが難しい」「越境ECにも挑戦したい」といった課題に応えるため、撮影から登録までをスマホで完結できるストックスイッチ EDITモード、在庫連携、複数モール出品、越境モール対応など、EC運営のボトルネックを取り除く機能が提供されています。

今後はさらに、撮影した瞬間に出品に必要な情報が整う仕組みや、国内外の販路をアプリひとつで管理できる環境など、"EC運営をスマホだけで完結できる世界"の実現を目指して機能強化を進めていく予定だとのことです。

ライト版は、少人数の事業者でも最適なコスト感で継続的に成長できるEC基盤として、今後も現場に寄り添った進化を続けていくことが期待されます。

WASABI SWITCH（ワサビスイッチ）について

「WASABI SWITCH」は、ECモール運営の業務を円滑にする「リユース特化型EC一元管理システム」です。一括出品・受注、買取管理・在庫連携などの機能によって、複数モールにおける各業務の現状を劇的に改善し、ショップの売上・利益の向上を支援しています。

株式会社ワサビについて

株式会社ワサビは、海外販売向けコンサルティングを始めとした越境EC向けECソリューション事業を展開しています。日本が扱う質の良い商品を、海外で効率的に販売できる国内外EC管理システムの開発・運用を行っているとのことです。

また、リユース業界のさらなる発展を促し、リユース・リサイクルビジネスを通じて、環境・経済共に持続可能な社会を目指すイベント「リユースフェス」の事務局を務めるなど、イベント運営にも力を入れているようです。

出典元：株式会社ワサビ プレスリリース