
三菱食品株式会社(本社所在地:東京都文京区、以下「三菱食品」と称します)のグループ企業である株式会社ベスト・ロジスティクス・パートナーズ(以下「BLP」とします)は、亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市、以下「亀田製菓」と称します)の傘下企業である新潟輸送株式会社(以下「新潟輸送」とします)と連携し、群馬県邑楽郡板倉町において菓子のための共同物流センターの運営を開始する運びとなりました。
この物流センターは、BLPが契約した約1,800坪の倉庫スペースを活用し、三菱食品の卸売事業に関連する群馬菓子DCと新潟輸送の北関東共配センターを共存させ、2023年10月から稼働を開始しております。
本取り組みの目的
- 三菱食品を基盤としたBLPの卸輸送拠点と、亀田製菓を基盤とした新潟輸送の共同配送サービスを同一の建物で運営することにより、従来の配送車両の数を年間約300台削減することを目指しております。この取り組みにより、約14トンのCO₂排出量削減が期待されております。
- 物流センター内の業務を新潟輸送に集約し、両社での施設や作業者の共有によって初期投資コストおよび運用コストを抑える効果を図る方針です。
- 共同運営の物流センターにより、配送車両および配送経路を一元管理し、車両稼働率の向上を図ります。
本取り組みのスキーム


小売向け小分け出荷システムの導入
このシステムの導入により、バラ商品のピッキングの生産性を向上させるため、複数のオリコンを一つのマルチ台車にまとめて作業を行うことが可能です。

今後の取り組み
菓子物流にはバラ積みやバラ降ろしの形式が多く、入荷待機の問題を引き起こすことがあるため、メーカーと卸の物流の垂直統合を実現したこの拠点ではパレット物流を推進する方針です。
今後もBLPと新潟輸送はこの拠点を活用し、菓子の物流のさらなる効率化を追求し、物流ビジネスの拡大へ向けた取り組みを強化してまいります。
出典元: 三菱食品株式会社 プレスリリース












