Amazonの年末買い物調査：節約意識高まる中でも品揃えとこだわりが重要、ギフト予算は平均11,102円で昨年比15%増

2025年11月14日 2025年11月14日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

Amazonが、年末最後のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を、11月24日（月・休）0時から12月1日（月）23時59分までの8日間にわたって開催することを発表しました。

今年の「Amazon ブラックフライデー」は「ほしいが丸ごと、お得に叶う。」をテーマに、日用品から憧れのアイテム、自分へのご褒美や大切な人へのギフトにぴったりな商品まで豊富に取り揃え、特別価格で提供されるとのことです。また、先行セールも11月21日（金）0時から11月23日（日）23時59分までの3日間開催されます。

この「Amazon ブラックフライデー」の開催にあたり、Amazonは、お客様のニーズや傾向を捉えるため、昨年に引き続き「年末のお買い物に関する調査」を実施しました。

この記事の目次

1 年末のお買い物に関する調査結果
2 調査結果のサマリー
3 高まる節約意識と譲れない商品へのこだわり
4 自分へのご褒美と他人へのギフト、「体験」へのニーズが高く
5 一人あたりのギフト平均予算は11,102円
6 年末のお買い物は「お買い得な価格」に加えて「確実性」と「利便性」も重要
7 調査実施概要
8 「ほしいが丸ごと、お得に叶う。」をテーマにした「Amazon ブラックフライデー」

年末のお買い物に関する調査結果

Amazonは「Amazon ブラックフライデー」の開催にあたり、昨年に引き続き「年末のお買い物に関する調査」を実施したことが分かりました。調査結果によると、今年の年末のお買い物においては、「お買い得」「品揃え」「利便性」が重要なポイントになることが明らかになっています。

調査結果のサマリー

調査結果のポイントは以下の4つです。

節約意識が高まるなかでも、お客様それぞれのこだわりにお応えする「品揃えの豊富さ」が求められています。
自分へのご褒美と他人へのギフト双方で「体験」へのニーズが高く、ファッション・コスメ関連も人気となっています。
ギフトを贈る相手一人あたりの平均予算は11,102円で、昨年の平均予算から1,426円、約15%の増額傾向にあります。
年末のお買い物は「お買い得な価格」に加えて、「確実性」と「利便性」も重要視されています。

高まる節約意識と譲れない商品へのこだわり

2025年もさまざまな物の値上がりが続いた一年でした。調査によると、直近半年から1年以内での節約意識の変化について、「高まった」と回答した人が40.7%、「やや高まった」と回答した人が42.4%となり、8割を超える人が節約意識が高まったと感じていることがわかりました。

お買い物において節約のために支出を見直した項目については、全体では「食料品」（60.3%）、「ファッション・衣類」（47.9%）、「飲料・お酒」（38.7%）の順に多く、暮らしに密接した項目での支出が見直されている傾向にあります。

しかし、節約意識が高まり日々の支出を見直すなかでも、商品に対しては一定のこだわりがあることも明らかになりました。特に「食料品」においては他の項目よりも格段に多い82.9%の人が商品にこだわると回答しています（とてもこだわる：22.4%＋ある程度こだわる：60.5%）。その他の項目においても、それぞれ60%から70%の人が商品にこだわると回答しており、「安ければよい」というわけではないことが示されています。

これらの結果から、お客様にとって「お買い得な価格」が重要であると同時に、お客様それぞれのこだわりにお応えする「品揃えの豊富さ」が求められていることが明らかになっています。

自分へのご褒美と他人へのギフト、「体験」へのニーズが高く

年末は自分や大切な人にギフトを贈るシーズンでもあります。今年の年末に、自分へのご褒美と他人へのギフトとしてお得に購入したいと思うものについての調査結果が発表されました。

自分へのご褒美でもっとも多かったのが「体験（食事・エステなど）」（30.9%）で、次いで「衣類」（27.8%）、「小物（ファッション系）」（26.3%）、「コスメ」（19.9%）という結果になりました。他人へのギフトでもっとも多かったのが「小物（ファッション系）」（26.0%）で、次いで「体験（食事・エステなど）」（25.2%）、「コスメ」（18.7%）、「衣類」（14.9%）という結果となっています。

ご褒美やギフトというと「モノ」が想像されがちですが、自分へのご褒美と他人へのギフトの双方で「体験」が上位にランクインしたことが特徴的といえます。

一人あたりのギフト平均予算は11,102円

ギフトの全体予算については、「昨年と同じくらい」と回答した人が76.1%で、「昨年よりも多い」と回答した人も15.3%となっています。家計負担が増えるなかでも、一年のねぎらいや感謝の気持ちはしっかりと伝えたいという思いが強くなっているようです。

また、ギフトを贈る相手一人あたりの平均予算は11,102円となり、昨年Amazonが実施した調査（9,676円）よりも1,426円、約15%増額となっています。配偶者や恋人などのパートナー、子ども、孫、親へのギフトの予算が昨年よりも増えていることがわかりました。

年末のお買い物は「お買い得な価格」に加えて「確実性」と「利便性」も重要

暮らしに密接した商品に加えて、自分へのご褒美や大切な人へのギフトの購入機会も増えそうな今年の年末、お買い物に関して懸念していることについても調査が行われました。

その結果、「安く購入できる機会を逃すこと」（34.6%）、「無駄な買い物をしてしまうこと」（32.9%）が特に多く、節約意識の高さがうかがえます。これに次いで、「急に必要なものが発生すること」（28.0%）、「買い忘れや買い逃し」（27.9%）、「店頭の混雑」（26.3%）、「買い回りをする手間（24.7%）」と回答した人が4人に1人という結果になっています。

「お買い得な価格」と「品揃えの豊富さ」に加えて、「確実性」と「利便性」も年末のお買い物における重要なポイントであることが示されています。