
インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、全国の女性500名を対象に「アウタービューティー・インナービューティーに関する調査」を実施したことを発表しました。この調査では、美容に関する意識や実践内容について、20代から60代までの女性たちから回答を集めています。
美容といえば、スキンケアやメイク、ヘアケアなど、体の外側から整える「アウタービューティー」をイメージしがちですが、近年は体の内側から美しくなるための「インナービューティー」も注目を集めています。調査結果からは、7割以上の女性がインナービューティーを意識していることや、美容について「もっと早く始めた方が良かった」と考えていることなど、現代女性の美容に対する意識が明らかになりました。

※グラフの構成比は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
この記事の目次
調査結果トピックス
1. アウタービューティーは6割以上、インナービューティーは7割以上の女性が意識しています
2. アウタービューティーは世代問わず「基礎化粧品にこだわる」「日焼け対策・美白ケア」が上位に。インナービューティーは「食事の内容・栄養バランス」に気を付けている人が多数。「腸内環境改善」も上位。基礎化粧品・アウタービューティー・インナービューティーにかけている金額も調査されました
3. インナービューティーを意識したきっかけは「見た目の変化を感じたから」。世代を問わず7割以上が「アウタービューティー・インナービューティーをもっと早く始めた方が良かった」と回答。アウタービューティー・インナービューティーを意識して美容・健康以外で良い影響があった人は6割以上で、「素の自分で話せるようになった」「美しくなれるとテンションが上がる」といった声もありました
4. 若い世代の方がメイクの出来栄えや肌の調子で気分が変わる傾向。続けて良かった美容法10選や、今年の秋アウタービューティー・インナービューティーで特にやりたいこと1位は「スキンケア」という結果も出ています
調査結果
1. アウタービューティーは6割以上、インナービューティーは7割以上の女性が意識
まず、美容や健康のためにアウタービューティーとインナービューティー、それぞれどれくらい意識しているかが調査されました。その結果、アウタービューティーについては65.2%、インナービューティーについては75.8%の人が、意識している・気を付けていることがあると回答しています。


2. アウタービューティー上位は「基礎化粧品にこだわる」「日焼け対策・美白ケア」。インナービューティーは「食事の内容・栄養バランス」が上位
具体的に実践している内容として、アウタービューティーでは世代を問わず「基礎化粧品にこだわる」「日焼け対策・美白ケア」といったスキンケア関連が上位を占めました。また「ヘアケアアイテムにこだわる」「メイク」「表情」「美容室に通う」も、すべての世代で比較的上位となっています。

「基礎化粧品にこだわっている」と回答した人に、基礎化粧品一式にかけている金額を聞いたところ、平均は20代が10,812円、30代が13,792円、40代が12,233円、50代が11,417円、60代が20,918円という結果に。特に60代が基礎化粧品に多くの予算をかけていることがわかりました。
一方、インナービューティーについては、20代では「水分補給(38.0%)」が1位、60代では「食事の内容・栄養バランス(68.0%)」が1位でした。また20代では「運動をする(ジム通いを除く)(23.0%)」、30代では「サプリメントの摂取(21.0%)」が他の世代と比べて上位にランクイン。「腸内環境改善」は年齢層が上がるほどランキングも上昇する傾向が見られました。
運動に関しては、ジム通いを除いて何らかの運動をしている割合は、20代で23.0%、30代で17.0%、40代で19.0%、50代で19.0%、60代で23.0%でした。ジムに通っている人の割合は20代で6.0%、30代で3.0%、40代で1.0%、50代で4.0%、60代で10.0%となっており、運動は若い20代と高齢の60代で特に取り入れられている傾向がありました。

アウタービューティーとインナービューティーそれぞれに月々かけている金額を調査したところ、どの年齢層でもアウタービューティーの方がインナービューティーより1,000円~2,200円ほど高い結果となりました。インナービューティーは栄養バランスや生活習慣など、お金をかけずに意識できる項目も多い中、各世代が一定の金額を投資していることがわかります。また、20代が50代・60代に次ぐ金額をインナービューティーにかけており、若い世代もメイクやスキンケアといったアウタービューティーだけでなく、内側からの美しさにも注目していることが明らかになりました。

3. インナービューティーを意識したきっかけは「見た目の変化を感じたから」「老化を感じたから」。7割以上が「もっと早く始めた方が良かった」と回答
インナービューティーを意識し始めたきっかけについては、「見た目の変化を感じたから(45.9%)」「老化を感じたから(41.2%)」など、自身の状態に変化を感じたことで意識し始めた人が多い結果となりました。20代に限定すると、「友人の影響(14.5%)」「家族の影響(13.0%)」が全体と比べて上位になっており、若い世代では身近な人の影響を受けてインナービューティーを始める傾向があるようです。


30代、40代においても、上位は自身の肌や見た目、体調についての変化を感じたことでした。「ダイエットのため」と回答した割合は20代で18.8%、30代で15.1%、40代で7.5%と年齢が上がるにつれて減少。また「タレント・インフルエンサー・著名人の影響」と回答した割合も20代で8.7%、30代で8.2%、40代で1.5%と同様の傾向が見られました。


アウタービューティー・インナービューティーについて「もっと早く始めたほうが良かったか」という質問では、どの世代でも7割以上が「そう思う」または「どちらかというとそう思う」と回答しました。50代、60代からは「元々アウタービューティーは意識していたがインナービューティーは意識していなかったので、乾燥や老化を防ぐためにもっと早くから努力すれば良かった」「腸内環境や睡眠の質など、若い頃は全く意識していなかったが、最近とても話題になっていて、老化を阻止するにはとても大事だということを実感した」「ある時突然顔や体にたるみが目立つようになった。顔のシミ対策などあと10年早く始めていれば今は違ったかもしれない」といった声が寄せられました。また20代からも「日焼けはもっと早いうちから対策するべきだった。シミができてからでは遅い」「すぐに効果が出ないから早めに始めたほうが良い」という意見がありました。

※グラフの構成比は小数点以下第2位で四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
アウタービューティー・インナービューティーを意識することで、美容と健康以外にも良い影響があったと回答した人は6割以上に上りました。特に「気持ちが前向きになった(39.9%)」と回答した人は約4割。具体的な体験としては「自分に自信を持てることから、誰とでも会話しやすくなった。素の自分で話せるようになった」「美しくなれるとテンションが上がる」「自分に手をかけているということそのものが充実感に繋がっているような気がしている」「出かけるのが楽しくなった」「外出をするようになって近所の顔見知りが増えた」など、前向きに美容を楽しみ、生活にも良い影響を感じている様子がうかがえました。

4. 若い世代の方がメイクの出来栄えや肌の調子で気分が変わる傾向
ビューティーが気持ちに影響することについて、メイクの出来栄えや肌の調子によって気分が変わるかを調査したところ、特に20代において気分が変わると回答した人が多い結果となりました。


続けて良かった美容法については、アウタービューティーからインナービューティーまで幅広い回答が寄せられました。
【個人的に「続けて良かった美容法」10選】
「モコモコの泡で洗顔をする(千葉県・25歳)」
「推しをつくる(埼玉県・28歳)」
「美白美容液を使い続けること(鹿児島県・31歳)」
「日焼け止めは家でも欠かさず塗る(和歌山県・33歳)」
「ビタミンCを飲む(島根県・44歳)」
「歯磨きをしながら顔の筋肉を動かす(神奈川県・48歳)」
「週末の室内散歩(大阪府・54歳)」
「何が何でも保湿が大事(神奈川県・57歳)」
「美容サプリメントの摂取(広島県・65歳)」
「毎日シ―トマスクをしている(岡山県・68歳)」
最後に、今年の秋に特にやりたいアウタービューティー・インナービューティーについての質問では、1位は「スキンケア(日焼け対策や美白ケアも含む)(54.0%)」、2位は「ヘアケア(36.4%)」、3位は「睡眠の質や長さの改善(31.6%)」という結果になりました。アウタービューティー領域とインナービューティー領域の両方が上位にランクインしており、女性たちが内側からも外側からも総合的に美しくなりたいと考えていることがわかります。

調査概要
「アウタービューティー・インナービューティーに関する調査」
調査期間:2025年9月25日~9月26日
調査対象:全国の20代~60代女性各100名 計500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
総括
今回の調査では、20代から60代まで、幅広い世代の女性たちがアウタービューティー・インナービューティーの両面でどのようなことを実践しているか明らかになりました。基礎化粧品へのこだわりや日焼け対策といった外側からのケア、食事の内容・栄養バランスや腸内環境改善といった内側からのケアなど、女性たちは様々な側面から前向きに美容に取り組んでいることがわかります。
また、美容への取り組みが心理面にも良い影響を与えていることや、多くの女性が「もっと早く始めた方が良かった」と感じていることも判明しました。Qoo10では、スキンケアやメイク、ヘアケアアイテムはもちろん、健康食品やサプリメント、入浴や睡眠の質を高めるアイテムなど、アウタービューティーからインナービューティーまで幅広い商品を展開しています。
出典元:eBay Japan合同会社 プレスリリース













