
株式会社KASHIKA(本社:東京都大田区、代表取締役:小澤 健太)が提供する導入実績2000社超の動画広告分析ツール「動画広告分析Pro(以下、DPro)」が、新たに「Pinterest広告」のクリエイティブ分析機能の提供を再開しました。これにより、データに基づいたPinterest広告の戦略立案からクリエイティブ制作、効果測定までを一気通貫で行うことが可能になり、企業の広告パフォーマンス最大化に貢献するとのことです。
この記事の目次
開発の背景:なぜ今、Pinterest広告なのか?"未来の購買層"へのアプローチで広告担当者が抱える新たな課題
近年のデジタル広告市場では、ユーザーの「発見」から「行動」までの距離が近いプラットフォームの重要性が高まっています。その中でもPinterestは、ユーザーが新しいアイデアや商品を積極的に探す「発見のプラットフォーム」として独自のポジションを確立しています。全世界での月間アクティブユーザー数は5億人を超え、日本国内でも870万人が利用しているそうです。
Pinterestの特徴として、ユーザーは「次に買うもの」や「これからやりたいこと」のインスピレーションを求めて利用するため、他のSNSと比較して購買意欲の高い層へ早期にアプローチできる大きな可能性があるとされています。
しかし、多くの広告担当者やマーケターからは以下のような課題の声が聞かれていたようです。
- 「Pinterest広告を始めたいが、効果的な出稿方法がわからない」
- 「どのようなクリエイティブ(画像・動画)がユーザーに響くのか、成功パターンが見えない」
- 「他のSNS広告と比べて分析ノウハウが少なく、属人的な運用になりがち」
- 「競合他社がどのようなPinterest広告戦略をとっているのか把握できない」
これらの課題は、Pinterest広告が持つポテンシャルを最大限に引き出す上での大きな障壁となっていました。株式会社KASHIKAでは、この課題を解決し、すべての企業がデータという羅針盤を手にPinterest広告という大海原へ航海できるよう、DProの機能強化・提供再開を決定したということです。
「DPro Pinterest広告分析機能」の概要
今回の機能提供再開により、DProは従来の12媒体(YouTube, TikTok, Facebook, Instagramなど)に加え、Pinterest広告の分析にも対応します。これにより、広告担当者は以下のことが可能になるとされています。
- 競合他社のPinterest広告出稿状況の網羅的な分析
- エンゲージメントの高い「勝てるクリエイティブ」のパターン発見
- 他SNS媒体とPinterest広告のパフォーマンス横断比較
- AIによるPinterest広告向けクリエイティブ(台本・素材)の自動生成
これまで感覚や手探りで行われがちだったPinterest広告の運用を、データに基づいた戦略的なものへと変革することが期待されています。
サービスの主な特長
1. 競合の"売れる"Pinterest広告を丸裸に。データに基づくクリエイティブ戦略立案
「どのようなクリエイティブが良いかわからない」という課題に対し、DProは明確な答えを提示します。競合他社がどのピン(画像・動画)やボードで、どのような広告を出稿しているかを詳細に分析。インプレッションやエンゲージメントが高い広告をランキング形式で可視化することで、成功しているクリエイティブの傾向を瞬時に把握できるとのことです。これにより、データに基づいた訴求軸の発見や、効果的なビジュアル戦略の立案が可能になります。
2. AIがPinterest広告の台本・素材を自動生成。クリエイティブ制作工数を大幅削減
「クリエイティブ制作のリソースがない」という悩みもDProが解決するとしています。DProに搭載されたAI機能が、分析データから導き出した成功パターンを基に、Pinterest広告に最適化された動画の台本や、訴求力の高い類似画像を自動で生成します。これにより、これまで多大な時間を要していたクリエイティブ制作の工数を劇的に削減し、高速なPDCAサイクルを実現できるとのことです。

3. 全13媒体の横断分析で、最適な広告ポートフォリオ構築を可能に
「どの媒体に予算を割くべきか判断できない」という広告運用全体の課題にも対応しています。DProのプラットフォーム上で、TikTokやInstagramなど主要SNS広告とPinterest広告のパフォーマンスを同一の指標で比較・分析できます。これにより、各媒体の特性を理解し、自社の商品やサービスに最も適したチャネル選定と、データに基づいた最適な予算配分が可能になるとしています。
活用イメージ(業界別の具体例)
EC・D2C(ファッション、コスメ、インテリア業界)
ユーザーがアイデアを探す段階で、自社ブランドの世界観を効果的にアピールすることができます。競合の人気ピンやビジュアル訴求を分析し、ユーザーの「欲しい」という気持ちを刺激するクリエイティブを効率的に制作。購買意欲の高いユーザーを直接自社サイトへ誘導することが可能とされています。
住宅・不動産業界
「理想の暮らし」や「家づくりのアイデア」を探す潜在顧客へ早期にリーチできます。競合他社の美しい施工事例やルームツアー動画広告の成功パターンを分析し、自社の強みを際立たせる広告戦略を立案。質の高いリード獲得に繋げることができるとしています。
食品・飲料メーカー
レシピや食材の活用アイデアを探すユーザーに対し、シズル感のある動画広告やタイアップ事例を分析・参考にすることで、効果的な広告を配信できます。「作ってみたい」「食べてみたい」という欲求を喚起し、ブランド認知向上と購買促進を実現することが可能だということです。
料金プラン
Pinterest広告分析機能は、DProの既存プラン内で追加料金なくご利用いただけるそうです。
- スモールチームプラン: 60,000円/月(税込66,000円)
- マーケティングプラン: 90,000円/月(税込99,000円)
- エンタープライズプラン: 150,000円/月(税込165,000円)
株式会社KASHIKAについて

会社情報
会社名 :株式会社KASHIKA(株式会社カシカ)
代表者 :代表取締役 小澤 健太(おざわ けんた)
所在地 :東京都大田区山王2-5-6 Sanno Bridge B1-00
事業内容:AI駆動型マーケティング・セールスツールの開発、SNSマーケティング支援
Pinterest広告は、ユーザーが「次に買うもの」や「これからやりたいこと」のインスピレーションを求めて利用するため、購買意欲の高い層へ早期にアプローチできる可能性を秘めています。しかし、効果的な出稿方法や成功パターンが見えにくいといった課題も抱えているようです。
株式会社KASHIKAの「動画広告分析Pro」は、こうした課題を解決し、データに基づいたPinterest広告の戦略立案からクリエイティブ制作、効果測定までを一気通貫で可能にすることで、企業の広告パフォーマンス最大化に貢献するとしています。特に、競合他社の出稿状況の分析や、AIによるクリエイティブの自動生成など、最新のテクノロジーを活用した機能が注目されています。
なお、Pinterest広告分析機能は既存のDProプラン内で追加料金なく利用可能で、スモールチームプランは月額60,000円(税込66,000円)から、マーケティングプランは月額90,000円(税込99,000円)、エンタープライズプランは月額150,000円(税込165,000円)となっています。
動画広告分析Proは、これまでも12媒体(YouTube, TikTok, Facebook, Instagramなど)の分析に対応してきましたが、Pinterest広告の追加により、さらに幅広い広告媒体の分析が可能になりました。各媒体の特性を理解し、自社の商品やサービスに最も適したチャネル選定や予算配分の最適化が期待できるとしています。
出典元:株式会社KASHIKA プレスリリース