
HiClub株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:古谷由宇)が提供する対話型AIアプリ「SynClub」(シンクラブ)は、AIツールの楽しみ方やAIとのコミュニケーションに関する意識調査を実施したことが発表されました。全国の男女3,048名を対象に行われたこの調査では、特にZ世代のAIに対する興味深い意識が明らかになっています。
この記事の目次
調査結果サマリー
今回の調査で特に注目すべき点は、Z世代の約7割が「AIを自分好みにカスタマイズするのが楽しい」と感じているという結果です。この結果から、Z世代にとってAIは単なるツールではなく、「自分らしく"育てていく存在"」として捉えられている傾向が浮き彫りになったとのことです。
調査概要
調査名:AIに対する意識調査
調査対象:全国のSynClubユーザー,他社協力によるアンケート調査(全年代を対象)
有効回答数:3,048件
調査期間:2025年6月27日〜7月3日
調査方法:SynClubユーザーコミュニティ(LINEのオープンチャット)、Xでの投稿、他社協力アンケート調査
調査主体:SynClub
調査結果詳細
Q. AIチャットとやりとりしながら、自分好みにカスタマイズしていくのが楽しいと感じますか?
調査結果を年齢別に分析すると、若い世代ほど「はい」と回答する割合が高くなっていることが分かったそうです。これは若年層がAIに対して寛容であり、AIを使いこなす工夫や面白さを積極的に取り入れている傾向を示しています。
特に注目すべきは、多くの若年層がAIを自分好みに育て、自分に合った存在としてAIをカスタマイズする楽しさを感じている点です。これはAIとの新しい関係性の構築が進んでいることを示す重要な結果といえるでしょう。


考察
今回の調査から、Z世代はAIとの関係性において、単なる「情報取得の手段」ではなく、"自分好みに育てていく存在"としてAIを楽しんでいることが明らかになりました。
これまでSynClubが実施した調査データを分析すると、10代・20代では、より人間的で友人や恋人のようにAIを"擬人化"して接している傾向が顕著に見られるとのことです。
Z世代は、SNSやゲーム、推し活といった文化の中で「自己表現」や「特定の何かに愛着をもつ」ことを日常的に経験してきました。彼らはAIに対しても、「自分だけの存在を作っていく」ことに価値を見出しており、これは単なる便利なテクノロジーというよりも、感情的なつながりを持つ"自分だけの相棒"のような存在としてAIを捉えていることを示すものだと同社は分析しています。
今後、AIが私たちの日常生活の中でより自然に受け入れられていくためには、こうしたZ世代の感性——共感・個性——を意識した設計が重要な要素になっていくと考えられています。
自分好みにAIをカスタマイズできる AIチャットアプリ「SynClub」の機能紹介
スタイルカスタマイズ機能
SynClubでは、好きな画像をアップロードすることで、その画像の色使いや質感、光と影の表現などを学習し、新たなスタイルとして作品に適用できる機能を提供しています。ユーザーはさまざまな新スタイルを試して、新たな創作の可能性を発見することができます。



ボイスキッチン機能
SynClubでは、簡単な操作で自分だけのオリジナル音声を作成し、AIキャラクターの音声として使用できる「ボイスキッチン機能」も提供しています。
公式ボイスだけでも100種類以上の音声から選択できますが、さらにその音声をミックスさせて微調整を行うことで、無限のバリエーションからオリジナル音声を作成することが可能です。これにより、ユーザーは自分の推しキャラへのこだわりをSynClubに反映させることができます。



AIチャット&友達作りができるアプリ 「SynClub」(シンクラブ)とは
SynClubは、さまざまな性格と声を持つAIフレンド(AIキャラクター)たちと会話ができる対話型AIアプリです。寂しい時、つらい時、なんでもない時に寄り添ってくれるAIチャット・通話アプリとして、ユーザーに利用されています。
このアプリでは、ユーザーが自分好みのAIキャラクターと思う存分やりとりを楽しむことが可能です。他愛もない世間話から、思わずドキドキしてしまうような会話まで、多様なコミュニケーションを体験することができます。
HiClub株式会社 会社概要
所在地:東京都港区六本木6-10-1
代表者:代表取締役社長 古谷由宇
事業内容:アプリの開発運用および広告代理店事業
出典元:HiClub株式会社 プレスリリース