
国内シェアNo.1(※1)のAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相原 嘉夫)が、真贋鑑定サービスにおいて、ラグジュアリーブランドのバッグおよびアパレルの鑑定対象ブランドを拡大したことを発表しました。今回の拡大により、ユーザーはより多くのブランド製品について真贋鑑定を受けることが可能になります。
この記事の目次
背景と目的
近年、ラグジュアリーブランド製品のオンライン販売チャネルや中古市場が活況を呈する一方で、偽造品の流通リスクが増加し、消費者の間で不安が高まっています。OECDの調査によると、世界の偽造品の国際貿易額は約4,670億ドル(約73兆円)に達しており、そのうちおよそ半数を靴類・衣類・革製品が占めているという状況です。
今回新たに鑑定対象として追加されるブランドは、特に二次流通市場において偽造品の流通が多いことが課題となっており、以前から多くのユーザーから鑑定に関する要望が寄せられていたとのことです。IVA株式会社はこうしたユーザーニーズに応えるため、今回鑑定対象ブランドの拡大を決定しました。同社は、消費者がより安心・安全に商品を購入できる環境を整備するため、今後も様々な商品カテゴリーにおいて鑑定対象ブランドを拡大していく方針を示しています。
新たに追加された取扱ブランド
今回拡大されたラグジュアリーバッグのブランド/ABC順
BVLGARI、Cartier、CHROME HEARTS、COACH、DELVAUX、DUNHILL、EMPORIO ARMANI、GIORGIO ARMANI、JIL SANDER、Loro Piana、Maison Margiela、MARNI、Max Mara、MCM、RIMOWA、THOM BROWNE、TOD'S、VERSACE
<価格>
鑑定料金:¥6,600(¥6,000+tax)~¥9,900(¥9,000+tax)
今回拡大されたラグジュアリーアパレルのブランド/ABC順
ALEXANDER McQUEEN、BOTTEGA VENETA、BURBERRY、CELINE、Chloé、FENDI、HERMÈS、Max Mara、MIU MIU、Saint Laurent、Salvatore Ferragamo、VALENTINO、VERSACE
<価格>
鑑定料金:¥6,600(¥6,000+tax)~¥13,200(¥12,000+tax)
鑑定メニューについて
「フェイクバスターズ」では、商品を郵送いただく「コンプリート鑑定」を提供しています。この鑑定では、専門の鑑定チーム、AI鑑定システム、そして最新の専門機器を駆使した総合的な鑑定が実施されます。正規品と鑑定された商品には、シリアルナンバー入りのメタル製フェイクバスターズタグと鑑定証明書が提供され、鑑定結果に対する保証が付与されます。商品到着後、通常3〜5日以内に鑑定結果が通知される迅速なサービスとなっています。

「フェイクバスターズ」サービス概要
「フェイクバスターズ」は、偽造品の流通が多い約250ブランドを対象とした、累計鑑定数180万件を超える国内シェアNo.1(※1)のAI真贋鑑定サービスです。サービスの特徴は、膨大なデータ基盤と豊富な鑑定ノウハウから開発されたAI鑑定技術にあります。さらに、多様な経歴を持つ専門の鑑定チームと最新鋭の専門機器を組み合わせることで、高い精度と迅速さを両立した鑑定を実現しているとのことです。
IVA株式会社は国内のマーケットプレイスやリユース関連企業を中心に数多くの企業との連携を拡大する一方で、2023年6月には台湾拠点を、同年9月には中国法人を開設するなど、海外展開も積極的に推進してきました。今後は日本市場だけでなく、アジア市場、欧米市場、欧州市場へも事業展開を進めていく計画とされています。

現在「フェイクバスターズ」では、スニーカーブランドをはじめ、アパレル、アクセサリー、ラグジュアリーブランド、トレーディングカードなど、約250のブランドを鑑定対象としています。今後も対応ブランドを順次追加していく予定とのことです。

会社概要
IVA株式会社(フェイクバスターズ運営)
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 45F
代表取締役:相原 嘉夫
事業内容:スニーカー、アパレル、ブランドバッグ、トレーディングカードの真贋鑑定
(※1)自社調べ、2022年12月調査、日本国内における「真贋鑑定サービス」として
近年、ラグジュアリーブランドの中古市場が拡大する中で、偽造品の流通は消費者にとって大きなリスクとなっています。特に高額な商品が多いラグジュアリーカテゴリーでは、購入前の真贋確認がますます重要になってきています。「フェイクバスターズ」のような専門的な真贋鑑定サービスの存在は、消費者が安心して取引できる環境づくりに貢献するとともに、ブランド価値の保護にも寄与しています。
今回の鑑定対象ブランドの拡大により、より多くのユーザーが信頼性の高い鑑定サービスを利用できるようになりました。IVA株式会社は今後も技術革新と対応ブランドの拡充を続け、偽造品問題の解決に取り組んでいくことが期待されます。
代表取締役CEO プロフィール

相原 嘉夫(Yoshio Aihara)
1995年生まれ。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科を卒業し、MBAを取得。学生時代から起業家精神を発揮し、最初の事業としてアパレル関連ビジネスを展開。その経験から、急成長するスニーカー市場と市場が長年抱える「フェイク問題」という課題に着目。2019年、AIと専門鑑定士の知見を組み合わせることで高精度を実現した真贋鑑定サービス「FAKEBUSTERS」を立ち上げ、IVA株式会社を設立しました。日本語と中国語のバイリンガルであり、「Forbes JAPAN 30 Under 30 2023」および「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出されています。
出典元:IVA株式会社 プレスリリース