
SEOを中心にデジタル領域全般のマーケティング支援を行う株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ(東京都品川区、代表取締役:鳥居本 真徳)は、生成AIがユーザー行動に与える変化を捉えた新しいカスタマージャーニーモデル「PRCA(プルカ)」を発表し、このモデルを基盤としたマーケティング支援サービスの提供を開始したことを発表しました。
背景
近年、生成AIの急速な普及によって、消費者の行動パターンが大きく変化してきています。従来のカスタマージャーニーフレームワークでは、「広告などを通じて受動的に情報を受け取り、認知する」というプロセスが一般的でしたが、現在ではこうした前提と現実との間にギャップが広がりつつあるといえます。
同社が実施した生成AIユーザーに対する調査によると、漠然とした悩みや要望に対して「まずは生成AIに聞いてみる」という情報収集行動が一定数見られ、生成AIが消費者のファーストタッチポイントとして機能していることが明らかになったとのことです。さらに、生成AIユーザーの約4割が、生成AIとの対話をきっかけとして実際の購買行動に至っているという結果も得られています。
このようなユーザー行動の変化は、生成AIの普及とともに今後さらに加速すると予想されています。このような背景から、PLAN-B社では様々なユーザー行動の変化やマーケティング現場での変化を調査・分析し、その知見をもとに新たなカスタマージャーニーフレームワーク「PRCA(プルカ)」を開発したとしています。
生成AI時代のカスタマージャーニーモデル「PRCA(プルカ)」の概要
「PRCA(プルカ)」は、生成AIを起点としたユーザーの意思決定プロセスを4つの段階で整理した、現代のユーザー行動に即したカスタマージャーニーフレームワークです。
このモデルでは、ユーザーが生成AIとの「対話」を起点として、検索エンジンと行き来しながら情報を検証し、自分のケースに合った文脈で比較検討を繰り返しながら行動に至るプロセスを表現しています。

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Prompt(疑問提示)
ユーザーはまず生成AIに対して、曖昧で漠然とした疑問を投げかけます。生成AIの対話型インターフェースは、従来の検索エンジンよりも潜在的なニーズを引き出しやすいという特徴があります。 -
Review(情報の正確性確認)
ハルシネーション(誤情報を生成する現象)のリスクも存在するため、ユーザーはAIが返した情報をそのまま鵜呑みにせず、Web検索などを通じて情報の真偽を確認します。これは情報の信頼性を精査するプロセスとなります。 -
Compare(比較検討)
多様な選択肢や視点を比較し、自分の価値観や状況に合った判断軸で最適な解決策を探ります。従来の機能的な比較だけではなく、自分自身のケースに適した文脈での比較が重視されるようになっています。 -
Act(行動・再検索)
検討結果をもとに実際の購入や申し込み、問い合わせを行ったり、必要に応じて追加の検索に進んだりします。
今後の展望
PLAN-Bグループでは、PRCA(プルカ)モデルを活用し、生成AI時代に最適化されたマーケティング戦略の提案を推進していく方針です。企業がお客様とより深い関係性を構築するためのアプローチとして、このモデルの普及、およびこれをベースにしたマーケティング支援を積極的に展開していくとしています。
PLAN-Bグループについて
『世界中の人々に「!(驚き)」と「♡(感動)」を』を経営理念とし、デジタルマーケティング事業やマーケティングDX事業を中心に、顧客志向と技術力を強みにお客様の事業成長に貢献するデジタルマーケティングエージェンシーです。

SEO、SNSマーケティングなどデジタル領域全般のマーケティング課題を解決するパートナーとして、SEOツール『SEARCH WRITE』やSNS/インフルエンサーマーケティングプラットフォーム『Cast Me!』などのマーケティングDXツールを提供しています。

SEOコンサルティングやWeb広告運用代行などデジタルマーケティングに強みを持つ株式会社PLAN-Bと、総合広告会社として豊富な実績を誇るADKグループによって設立されたジョイントベンチャーです。
【会社概要】
会社名 :株式会社PLAN-B |株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ
事業内容 :デジタルマーケティング事業・マーケティングDX事業・ASP事業・メディア事業・人材事業
大阪本社 :大阪市西区新町 1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6階
東京本社 :東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山 3階
代表者 :代表取締役 鳥居本 真徳
出典元:株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ