つきみ株式会社、初期費用・リスクゼロでメーカーのAmazon展開を支援する新サービス「ヒノメ」開始 - 第一弾は創業106年「藤田屋」の傘ブランド

ECのブランディング支援を手掛けるつきみ株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役:山本達巳)は、メーカーが初期費用・リスクゼロでAmazon展開を始められる新サービス「ヒノメ(hinome)」の提供を開始しました。第一弾として、同じく静岡県静岡市で創業106年を迎える株式会社藤田屋のレディース傘「damonde(ダモンデ)」をAmazon.co.jpにて販売開始したことが発表されています。

雨の日が、私の美術館になる。レディース傘「da mon de(ダモンデ)」の魅力

「お気に入りの1本をいつまでも大切に使い続けたい」という想いから誕生した「da mon de(ダモンデ)」は、雨晴兼用のレディース傘です。静岡弁の「~だもんで(~だから)」を冠したその名称には、「雨の日だからこそ、気分が上がる傘」という作り手の願いが込められています。

コンセプトは「雨の日の美術館」

「ダモンデ」の特徴は、傘の生地を一枚のキャンバスに見立てた「一枚張り」製法を採用している点です。一般的な傘と異なり生地の継ぎ目がなく、描かれたデザインが途切れることなく広がります。この独自の製法により、まるで絵画を携えるように、雨の日のお出かけを特別な体験へと変えてくれる傘となっています。

優美さと丈夫さを両立した「桜骨(さくらぼね)」

「ダモンデ」の傘を内側から見上げると、16本の骨がまるで桜の花びらのように見える優美なフレーム「桜骨」が特徴となっています。この美しい見た目だけでなく、フレームには軽くてしなやかなグラスファイバーを使用。強風で反り返っても元に戻りやすく、錆による劣化も防ぎ、永く愛用できる耐久性を実現しています。同社のスタッフの平均使用年数は7年にも及ぶとのことです。

日傘としても一級品。高い機能性

「ダモンデ」は高密度(260T)に編まれた生地により、UVカット率98%・UPF50+という高い紫外線遮蔽効果を発揮します。強い日差しからも肌を守る日傘として、季節を問わず活躍する優れた機能性を備えています。

大切な人への贈り物に最適

他にはない独自のデザイン性と、傘が持つ「末広がり」の縁起の良さから、「ダモンデ」は誕生日や母の日など、大切な方へのギフトとしても大変喜ばれているとのことです。

商品概要

商品名: da mon de (ダモンデ)
価格: 5,800円(税込)
販売場所: Amazon商品ページ
仕様: 全長84cm / 直径99cm / 重量480g / 16本骨 / ジャンプ傘 / 雨晴兼用

作り手に光を。新サービス「ヒノメ(hinome)」について

「魂を込めて作られた商品を、より多くの人々の手元へ」

つきみ株式会社が提供を開始した「ヒノメ」は、こだわりの商品づくりを行うメーカー向けに、販売面での課題を解決し、新たな成長機会を創出する伴走型のAmazon販売代行サービスです。メーカーが抱える「資金・運用・ブランド」の3つの壁を取り払い、商品開発に集中できる環境を提供します。

特徴1:初期費用・リスクゼロ

メーカーは商品を卸すだけで済み、Amazonへの出品にかかる初期費用や販売手数料、広告費、在庫リスクはすべて、つきみ株式会社が負担します。

特徴2:運用負担ゼロ

プロカメラマンによる商品撮影、SEO対策を施した商品ページ作成、広告運用、在庫管理、24時間体制のカスタマーサポートまで、販売に関わる全ての業務を「完全丸投げ」で代行するサービス内容となっています。

特徴3:ブランド価値の保護

価格競争に陥りがちなEC市場において、メーカーの希望小売価格を維持。ブランドの世界観と価値を守りながら、販路を拡大することが可能です。

今回の提携について

株式会社藤田屋 藤田 大悟氏

つきみ株式会社 山本 達巳氏

今回の取り組みは、つきみ株式会社 代表の山本氏と、株式会社藤田屋の4代目である藤田大悟氏が、共に「静岡出身・同い年・家業を継ぐ者」という共通のバックグラウンドを持っていたことから始まったとのことです。藤田屋の傘づくりにかける106年の情熱と、つきみ株式会社の「作り手に光を」という理念が合致し、今回の提携に至ったと伝えられています。

会社概要

つきみ株式会社
会社名:つきみ株式会社
所在地:静岡県静岡市
代表者:代表取締役 山本 達巳
設立:2024年5月1日

株式会社藤田屋
会社名:株式会社藤田屋
所在地:静岡県静岡市
代表者:代表取締役 藤田 道一
創業:1919年

今回発表された「ヒノメ」サービスは、商品開発に情熱を注ぐメーカーと、その価値を見出し伝えるECブランディング企業の協業により生まれた新しい形の販売支援モデルといえます。特に初期費用やリスクを負わずにAmazonという大きなプラットフォームでの展開が可能になる点は、多くのメーカーにとって魅力的なサービスとなりそうです。

静岡発の二社の取り組みから始まったこの新サービスが、今後どのように展開されていくのか注目されます。第一弾として選ばれた「ダモンデ」の傘は、伝統と革新を融合させた価値ある商品として、消費者からの反響も期待されるところです。

メーカーが本来の強みである「モノづくり」に集中し、販売面でのサポートを得られる仕組みは、日本の製造業の新たな可能性を開くモデルケースになるかもしれません。「ヒノメ」という名前には「日の目を見る」という意味も込められているのではないでしょうか。多くの優れた商品が世に出る機会を得ることで、作り手とユーザー双方に価値を届ける架け橋となることが期待されます。

出典元:つきみ株式会社 プレスリリース

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