
株式会社Mico(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山田 修)は、2025年6月2日付で「Micoworks株式会社」から「株式会社Mico」へ社名を変更することを発表しました。また、同時に主力プロダクトの名称も変更し、顧客エンゲージメントサービス「MicoCloud」は「Mico Engage AI」に、「MicoVoice」は「Mico Voice AI」になります。同社はAI技術を活用した新機能の搭載により、企業の顧客体験(CX)向上と業務効率化を支援していくとのことです。

この記事の目次
社名変更について
同社の発表によりますと、これまでもMicoworksは多くの顧客から「Mico」という愛称で親しまれてきたとのことです。今回の社名変更は、これまで関わってきた方々への感謝の気持ちを込めつつ、今後のプロダクト拡充と事業拡大を見据え、「Micoブランド」を確立することが目的だと説明されています。
新社名は「株式会社Mico」(英文表記:Mico Inc.)で、旧社名の「Micoworks株式会社」(英文表記:Micoworks, Inc.)から2025年6月2日に正式に変更される予定です。
プロダクト名称変更について
同社は顧客エンゲージメントを高めるMicoブランドとして、主力プロダクトの名称も刷新するとしています。具体的には以下の通りです。
- 「MicoCloud【ミコクラウド】」→「Mico Engage AI【ミコ エンゲージ AI】」
- 「MicoVoice【ミコボイス】」→「Mico Voice AI【ミコ ボイス AI】」
プロダクト名称変更の背景と思い
株式会社Micoは、企業と顧客との間に「Lifetime Trust(生涯にわたる信頼)」をより深く、より強く育むサービスを創り出すことをミッションとしていると伝えています。今回の名称変更に際して、AI技術に注力したプロダクトの開発・提供を加速させる方針を明らかにしました。
同社によりますと、近年、顧客を取り巻く環境は著しく変化しており、企業と顧客の関係性においても、より長期的な視点と、一人ひとりに最適化された深いエンゲージメントが求められているとのことです。こうした背景を踏まえ、同社は顧客とのコミュニケーションに特化したプロダクトの提供を実現し、その進化の方向性を体現するために名称を変更することにしたと説明しています。
新名称「Mico Engage AI」「Mico Voice AI」には、AI技術を活用し、企業の継続的な成長と成功に貢献し続けるという思いが込められているそうです。短期的な成果だけでなく、長期的な視点で顧客エンゲージメントを最大化し、事業の持続的な発展を支援する信頼できるパートナーになりたいという同社の思いが表れています。
各プロダクトのWEBサイト情報
社名およびプロダクト名称変更と新プロダクトの提供開始に伴い、同社はWEBサイトも刷新したとのことです。

Micoのプロダクト概要と特徴
株式会社Micoは、顧客エンゲージメントを高めるさまざまなプロダクトを提供しています。主力製品である「Mico Engage AI」(旧:MicoCloud)は、企業が顧客とのコミュニケーションを最適化するためのAI搭載型サービスです。新しい機能を追加することで、顧客との関係構築をさらに強化し、企業の成長をサポートするとしています。
同社のプロダクトラインナップには、LINEを活用したマーケティングシステム「Mico Engage AI」、LINEを活用したビジネスチャット「BizClo」、会員証のLINEミニアプリ「ミコミー」、AI電話システム「Mico Voice AI」があります。これらのサービスを通じて、企業と顧客の間に生涯にわたる信頼関係を構築することを目指しているとのことです。
今回の名称変更により、各プロダクトのAI技術をより明確に示し、顧客とのエンゲージメントを高める機能を強化していくことが期待されます。企業が顧客との長期的な関係構築を行う上で、同社のサービスがどのように貢献できるのかが、新名称によってより分かりやすく表現されています。
社名変更とプロダクト刷新の意義
「株式会社Mico」への社名変更は、単なる名称変更以上の意味を持っているようです。これは同社のブランディング戦略の一環であり、「Mico」という親しみやすい名称を前面に出すことで、顧客に覚えてもらいやすく、親しみを持ってもらえるブランドを目指す狙いがあるとみられます。
また、プロダクト名称に「AI」を明示的に加えることで、テクノロジーの進化に合わせた製品開発を行っていることを強調している点が特徴的です。「Engage AI」「Voice AI」という名称は、それぞれのサービスがどのような価値を提供するのかを端的に表現しています。
顧客エンゲージメントの分野では、単なるコミュニケーションツールの提供だけでなく、AIを活用した深い洞察と最適化が求められています。株式会社Micoは、こうした市場ニーズに応えるべく、プロダクトの進化とブランドの刷新を同時に進めることで、競争力の強化を図っているといえるでしょう。
会社概要
会社名:株式会社Mico
所在地:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 WeWork御堂筋フロンティア
代表者:代表取締役社長 山田 修
設立:2017年10月30日
資本金:1億円 (累計調達額:63億円)
事業内容:LINEを活用したマーケティングシステム「Mico Engage AI」、LINEを活用したビジネスチャット「BizClo」、会員証のLINEミニアプリ「ミコミー」とAI電話システム「Mico Voice AI」の企画・開発・販売
(出典:Micoworks株式会社プレスリリースより)