NTTドコモ子会社DearOne、「ModuleApps2.0」に多言語翻訳機能をリリース - 最大45言語に対応しインバウンド需要に応える

株式会社DearOne（本社：東京都港区、代表取締役：河野 恭久）は、同社が提供する伴走型アプリ開発サービス「ModuleApps2.0（モジュールアップス ニーテンゼロ）」において、新たに多言語翻訳機能をリリースしたことを発表しました。今回のアップデートにより、このSDKを使用して開発するアプリでは、より簡単に多言語での翻訳表示が可能になるとのことです。

昨今のインバウンド需要の増加に対応するため実装された本機能により、企業や自治体の公式アプリは最大45言語に対応可能となります。ユーザーの端末言語設定に応じた自動表示や、ユーザー自身による言語切替など柔軟な対応が実現し、情報発信のグローバル化を促進するとしています。

多言語翻訳機能について

DearOneでは、公式アプリを運営する企業や自治体から日頃より多様なニーズが寄せられているとのことです。特に近年、インバウンド観光客の増加に伴い、多言語対応への要望が高まっていることに着目し、この度ModuleApps2.0の標準機能として多言語翻訳機能を新たに開発・リリースしました。

この多言語翻訳機能は、2020年から協業関係にあるWovn Technologies株式会社（以下WOVN）が提供するアプリ多言語化ソリューション「WOVN.app（ウォーブン・ドットアップ）」を活用しているそうです。これにより、DearOneが提供するアプリは最大45言語への翻訳に対応することが可能となりました。

ユーザーにとっては、自身のスマートフォンの言語設定に合わせた自動表示はもちろん、アプリ内で自由に言語を切り替えて表示する選択肢も提供されます。これによって、ユーザー体験の向上とともに、アプリを運営する企業や自治体がスムーズに多言語での情報発信を行える環境が整備され、より広範なユーザーとの良好なコミュニケーションが実現するとしています。

対応言語はWOVNの提供するサービス仕様に基づいているとのことです。

WOVNについて

WOVN は「企業のグローバリゼーションをAI で加速する。」をミッションに掲げ、Web サイトやアプリを最大45言語・79のロケール（言語と地域の組み合わせ）に多言語化するソリューションを提供しています。このサービスは、海外展開戦略や訪日外国人・在留外国人対応を成功へと導く多言語化ソリューションとして、大手企業を含む18,000サイト以上での導入実績を持っているとのことです。

WOVNの強みは、既存のWebサイトやアプリに後付けで導入できる点にあります。これにより、多言語化に必要なシステム開発コストの削減、多言語サイト運用にかかる人的リソースの効率化、そして導入期間の短縮を実現しているそうです。

「ModuleApps2.0（モジュールアップス2.0）」について

ModuleApps2.0は、実店舗を運営している企業や自治体を主な対象とした公式アプリ開発サービスです。本サービスの特徴は、「モジュール」と呼ばれるあらかじめ開発済みの豊富なアプリ機能（サンプル・雛形）から、必要な機能を選んで組み込むことで、オリジナルの公式アプリを短期間で開発できる点にあるとのことです。

また、標準モジュールの一覧にない機能についても、オーダーメイドで柔軟に開発することが可能です。さらに、アプリのリリース後も継続的な成長（グロース）を目指して、お客様と一緒に伴走するサービスとなっています。

ModuleApps2.0に関する詳細情報は以下のリンクからご確認いただけます：

• ModuleApps2.0公式サイト：https://moduleapps.com/
• モジュール（アプリ機能）一覧：https://moduleapps.com/module/
• ModuleApps2.0で開発されたアプリ一覧：https://moduleapps.com/app/

多言語翻訳機能がもたらすメリット

今回リリースされた多言語翻訳機能は、以下のような多くのメリットをもたらすとしています。

1. インバウンド対応の強化
   訪日外国人観光客に対して、母国語での情報提供が可能となり、サービスの利便性が大幅に向上します。
2. 多様なユーザーへのリーチ拡大
   言語の壁を取り除くことで、より多くのユーザー層にアプローチすることが可能になります。
3. 開発コストとリソースの削減
   各言語ごとに個別のアプリを開発する必要がなく、効率的な多言語対応を実現できます。
4. ユーザー体験の向上
   ユーザーの言語設定に合わせた表示や、自由な言語選択により、より快適なアプリ体験を提供できます。

これらのメリットにより、企業や自治体は国際化する社会においてより効果的な情報発信と顧客とのコミュニケーションを実現できるようになるとのことです。

株式会社DearOneについて

株式会社DearOneは、多様なデジタルマーケティングサービスを提供しています。

同社は、豊富なアプリ機能の中から必要とする機能を組み込むだけで公式アプリを開発できる「ModuleApps2.0」をはじめ、リテールの公式アプリ群に横断で広告配信可能なリテールメディアプラットフォーム「ARUTANA」も提供しているとのことです。

さらに、ユーザー行動分析ツールである「Amplitude」をはじめとして、CDP、アナリティクス、カスタマーエンゲージメントなどの各種マーケティングテクノロジーツールも取り扱っており、アプリやECサイトなどのデジタルプロダクトの成長を総合的に支援しているそうです。

<会社概要>

社名　：株式会社DearOne

代表者：代表取締役社長 河野 恭久

所在地：東京都港区虎ノ門 3-8-8　NTT虎ノ門ビル 4階

URL　：https://www.dearone.io/

出典元： 株式会社DearOne プレスリリース