
株式会社サブスクライン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川勝己)が、LINE上での行動データをMeta広告へサーバーサイドから直接送信できる「Meta広告コンバージョンAPI連携」機能の正式提供を開始したことを発表しました。同機能では複数のMetaピクセルIDとの同時連携も実現しており、複数広告代理店や事業部での運用、ABテストなど多角的な広告展開を行う企業に最適なソリューションとなっています。

この記事の目次
Meta広告連携の背景と特徴
1. サーバーサイド計測によるコンバージョン精度の向上
近年のiOS14以降のプライバシー保護強化やブラウザのトラッキング規制により、従来のブラウザベース(クライアントサイド)での計測手法では正確な広告効果測定が困難になってきています。同社が提供する新機能では、サーバーサイドから直接コンバージョン情報を送信することで、より高精度な広告効果測定を実現します。これにより、プライバシー規制が厳しい環境下でも正確なデータ取得が可能になります。
2. 複数のMetaピクセルIDをサポート
複数ブランドを展開する企業や事業部ごとにピクセルを分けて運用するケースは少なくありません。同社の新機能では、一つのアクションに対して複数ピクセルIDへのポストバック通知が設定可能となっており、部門やブランド、代理店別に効果測定を行いやすい点が大きな強みとなっています。
ユースケース1. ABテストの実施
広告パターンやランディングページごとに異なるピクセルIDを付与することで、ABテスト結果を個別に正確に測定できます。これにより、最も成果の良いパターンを迅速に判断し、広告運用の最適化が可能になります。
ユースケース2. ブランド・事業部ごとの分析
同一のLINE公式アカウントを利用しながら、複数ブランドや複数代理店の広告を運用している場合でも、ブランドごとの売上・友だち追加・購買行動を各ピクセルIDで分けて計測できます。これにより、データが混在することなく、より明確な分析と管理が実現します。
3. LINE集客×Meta広告で効果最大化
サブスクラインではLINE上での「友だち追加」「メッセージ受信」「会員登録」「商品購入」「予約申込」など、様々な顧客行動をトラッキングすることが可能です。これらの実際のコンバージョンデータをMeta広告へ連携することで、ターゲティング精度の向上やCPA(顧客獲得単価)の改善、さらにはROAS(広告費用対効果)の向上が期待できます。
新機能のメリット
正確なコンバージョン計測
ブラウザ計測がブロックされやすい現在の環境下でも、サーバーサイド経由で正確にコンバージョンを計測することができます。これにより、広告パフォーマンスをより正確に把握し、適切な意思決定が可能になります。
複数ピクセルIDへの同時連携
複数ブランドの運用やABテストなど、用途ごとにピクセルIDを使い分けたいケースにも柔軟に対応します。これにより、効率的なオペレーションとデータ管理が実現します。
広告効果の最適化
正確なコンバージョンデータを広告プラットフォームに返すことで、Meta広告の機械学習アルゴリズムがより効果的に最適化され、広告成果の改善に直結します。
運用コストの削減
同社のプラットフォーム上で簡単にポストバック設定を行うだけで済むため、自社や代理店での複雑なサーバーサイド実装が不要となり、開発コストと時間を大幅に削減できます。
具体的な活用シーン
事例1:ファッションブランドA・Bを運営するEC事業者
ファッションブランドAとBそれぞれでMeta広告を運用し、異なるピクセルIDを使用しているケースを考えてみましょう。このような企業がサブスクラインを導入すると、LINE友だち追加から商品購入までの一連の行動を一括管理できるようになります。さらに、購買時のコンバージョン情報をブランドAのピクセルIDとブランドBのピクセルIDそれぞれに通知することで、ブランドごとの正確な広告費用対効果を把握することが可能になります。
事例2:複数代理店を使った広告運用
商品Aの広告を代理店Xと代理店Yそれぞれに依頼し、異なるピクセルIDでトラッキングしているケースでは、サブスクラインのポストバック設定によって、どの代理店経由の流入かを判別し、対応するピクセルIDのみに通知することができます。これにより、広告や代理店別に成果が正確に集計できるため、運用効果が可視化され、より精緻なPDCAサイクルの実行が可能になります。
まとめ
株式会社サブスクラインのMeta広告コンバージョンAPI連携機能は、LINEプラットフォーム上での多様なユーザーアクション(友だち追加・購入・予約など)を正確にトラッキングし、その成果情報を複数のMetaピクセルIDに同時に連携することができます。これにより、広告効果測定の精度向上だけでなく、複数ブランドや代理店ごとの運用管理を一元化することが可能になります。
今後も同社では、Google広告やMeta広告をはじめとする各種広告媒体との連携機能を強化し、企業のマーケティング活動をより効率的かつ高精度にサポートしていく方針です。
サブスクラインについて

『サブスクライン』は、LINEを活用した集客から決済まで一元管理が可能なマーケティングCRMプラットフォームです。LINE公式アカウントの友だち追加から購買や申込アクションまでの全プロセスを網羅的にトラッキングできるオールインワンソリューションとして提供されています。
サブスクラインを導入することで、ユーザーはLINE公式アカウント上で直感的にサービスを購入・申込することができます。また、ビジネスオーナーにとっては、顧客データの一元管理や、顧客のインサイト・購買情報とLINEを活用した効果的なマーケティング活動の実施が可能になります。
【サブスクラインの導入メリット】
・最短0日での導入が可能
・LINE公式アカウント内でのサブスク決済/EC注文/予約申込などのシームレスな連携
・広告トラッキングによる広告効果の最適化と効率的なマーケティング活動の実現
このように、サブスクラインはマーケティング戦略を強化し、消費者との継続的な関係構築を可能にするプラットフォームとして機能します。
会社概要
会社名:株式会社サブスクライン
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3F
設立:2022年3月24日
代表者:代表取締役 石川 勝己
事業内容:「サブスクライン」システム開発、サブスク商品企画開発、メニュー作成販促支援、広報宣伝、集客ノウハウのコンサルティング
出典元: 株式会社サブスクライン プレスリリース