
ライブコマースに特化する株式会社コマースブースト(本社:東京都、代表取締役:宮原和也)が、TikTokを活用したライブ販売モデルの拡大を本格始動したことを発表しました。同社がプロデュースする2つのセレクトブランド「.COMSTUDIO(ドットコムスタジオ)」と「tonarini(トナリニ)」を軸に、TikTok Shopの国内ローンチを見据えたビジネス展開を進めているとのことです。
株式会社コマースブーストは、ライブ配信を通じて「誰でもゼロから始められるECビジネス」の可能性を、企業・クリエイター・視聴者と共に切り拓いていくとしています。アパレル・食品・雑貨など多ジャンルにおける販売支援の実績を持ち、年間1000本を超えるライブ配信実績を誇る同社の今後の展開に注目が集まっています。
この記事の目次
株式会社コマースブーストについて
株式会社コマースブーストは、TikTokを中心としたライブコマースとEC販売に特化したプロデュース企業です。年間1000本を超えるライブ配信の実績があり、アパレル・食品・雑貨など多様なジャンルにおける販売支援を手がけています。同社はクリエイターや企業に「安心して売れる環境」を提供することをミッションとし、TikTokを活かしたブランド立ち上げ、ライブ演出支援、法人案件のマッチングなど、オンライン販売を始めたい人や企業をゼロからトータルでサポートしています。
ライブコマース市場とTikTok活用の展望
国内ではライブコマース市場が急速に拡大しており、従来のECと比較して3~5倍の購買率を実現しているとされています。特にTikTokは「視聴者の熱量」が高く、ライブ配信との相性が非常に良いSNSプラットフォームの一つとして注目を集めています。
TikTok Shopの国内ローンチが控える今、ライブ配信のノウハウと仕組みを整えておくことが、この新たな市場に参入する上での重要な鍵になっていると株式会社コマースブーストは分析しています。ライブコマースというEC販売の新たな形態が、従来のオンラインショッピングの在り方を変革する可能性を秘めています。
自社ブランド紹介
.COMSTUDIO(https://dot-comstudio.com/)
Z世代・MZ世代をターゲットにした、韓国ストリートモードをベースとしたアパレルブランドです。「かわいい」と「かっこいい」を自由に行き来するファッションスタイルが特徴で、推し活やSNS映えを意識した自己表現型のスタイリングを提案しています。
ライブ配信では、女性ファン向けのスタイリング提案だけでなく、男性ファン向けに「推しが着てほしいと思うコーデ」など、多様な切り口での配信を展開しています。若年層のトレンドを捉えたファッション提案が支持を集めています。
tonarini(https://tonarini.jp/)
30代以上の大人女性をターゲットにしたライフスタイルセレクトブランドです。「となりにある、ちょっといいもの」をコンセプトに、ファッション・食・暮らしを通して"自分を丁寧に扱う"ライフスタイルを提案しています。
特に地方のこだわり食材や作り手の想いを届けるライブ配信が、感度の高い視聴者から支持を集めています。日常にちょっとした贅沢や豊かさをもたらす商品セレクトが特徴です。
支援内容(メーカー向け)
株式会社コマースブーストでは、メーカー向けに以下のような支援サービスを提供しています:
・アカウント開設支援(プロフィール設計、初期投稿コンテンツの準備・投稿代行)
・出店手続きサポート(商品カタログ準備、申請代行、管理画面操作支援など)
・動画・ライブ配信支援(TikTok動画制作・ライブ配信の企画・運営、配信者のキャスティング)
・広告運用サポート(TikTok広告の運用代行・レポーティング、販促キャンペーンの設計・実施)
・自社EC・EC運用での販売支援(商品構成・導線の設計、在庫連携、データ分析による改善提案)
これらのサービスを通じて、TikTokを活用したライブコマースに参入したいメーカーの総合的なサポートを行っています。特にTikTok Shopの国内ローンチを控える今、多くのメーカーがこの新たな販売チャネルへの参入を検討しており、その支援ニーズが高まっています。
支援内容(インフルエンサー向け)
インフルエンサー向けには、以下のようなサポートを提供しています:
・TikTokアカウントを活用した"自分ブランド"の展開支援
・商品在庫・仕入れリスクゼロでの販売(セレクト支援)
・ライブ配信だけでなく投稿型のプロモーションも可能
・法人案件の紹介、収益化サポート
・データ分析&改善アドバイス、専属スタッフによるライブ指導
インフルエンサーが自身のファン層に適した商品を選び、自分らしい世界観で紹介することで、従来のECでは難しかった高い購買率を実現しています。
TikTokを活用したライブコマースは、インフルエンサーにとって新たな収益化の手段となるだけでなく、ファンとのより深いエンゲージメントを構築する機会ともなっています。自分の価値観やセンスを商品選定に反映させることで、より強固なファンコミュニティの形成にもつながっています。
今後の展望:TikTok時代の"D2Cインフラ"へ
株式会社コマースブーストは今後、TikTok Shopの展開を見据え、地方の食品・雑貨メーカーとの連携をさらに強化していく方針です。「日本各地の魅力」をライブを通じて全国・世界へ届ける構想を進行中であり、地域の特産品や職人の技術を持つ中小メーカーのデジタル販路開拓を支援していくとのことです。
また、インフルエンサーが自分の名前でブランドを持ち、収益化できる仕組みとして、ライブコマースを"誰でも始められる起業スタイル"へと発展させることも目指しています。TikTokという巨大プラットフォームの特性を活かし、個人のクリエイターが自分の世界観を表現しながらビジネスを構築できる新たな形のD2C(Direct to Consumer)インフラを提供していくことが同社のビジョンだと伝えられています。
ライブコマースは単なる販売手法ではなく、コミュニケーションを通じた新しい購買体験を創出するものであり、その可能性はまだ発展途上にあります。株式会社コマースブーストは、この新しい市場の開拓者として、企業とクリエイター、そして消費者をつなぐ架け橋となることを目指しています。
特にTikTok Shopの国内ローンチという大きな転換点を迎える今、ライブコマースの市場はさらなる拡大が見込まれます。同社はその波に先駆けて、確かなノウハウと実績を築き、この新たな販売形態の標準を作り上げていく意向であると発表されています。
会社概要
会社名:株式会社コマースブースト
代表取締役:宮原和也
所在地:東京都渋谷区桜ヶ丘16-13桜丘フロントⅡ3F
事業内容:ライブコマースの企画・制作/TikTok活用支援/D2Cブランドのプロデュース
URL:https://commerceboost.co.jp
出典元:株式会社コマースブースト プレスリリース