セブン‐イレブン・ジャパン、北海道ならではの価値創出を目指す共創プロジェクトのパートナー募集を開始

株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿久津 知洋)は、株式会社eiicon(エイコン 本社所在地:文京区後楽、代表取締役社長:中村 亜由子)が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を活用し、北海道ならではの価値観・文化に寄り添った共創による新たな価値創出を目指す北海道プロジェクトのパートナー募集を開始したことが発表されました。

この北海道プロジェクトでは、「便利な買物」「個別価値創出」「地域経済活性」という3つの観点から、共に目標を達成するパートナー企業を全国から広く募集しているとのことです。セブン‐イレブンとeiiconによるイノベーションプログラムは、昨年実施された地域一人ひとりの想いに応えるための共創プログラム『SEVEN-ELEVEN JAPAN INNOVATION PROGRAM 2024』に続く取り組みとなります。今回も引き続き、eiiconが応募企業との共創による新たなプロジェクトの実現、事業化に向けた企画・専用Webサイトの設置・運用からPR戦略まで、プログラム運営全般をサポートしているそうです。

【セブン-イレブン・ジャパン× AUBA】北海道プロジェクトについて

その地域ならではの課題に、その地域ならではの答えを。

北海道ならではの価値観・文化に寄り添い、共創によって未来につながる新たな価値創出を目指すとのことです。

セブン-イレブンは、地域それぞれの特色を持ったコンビニエンスストアとして、お客様一人ひとりにオンリーワンの意味と価値を提供することを目指しているとのことです。今回の共創テーマは、広大な自然と多彩な地域性を有する北海道が舞台となります。この土地だからこそ育まれたニーズや魅力に寄り添った共創事例の創出を通じて、全国の他地域への展開も視野に入れているようです。

北海道の特徴・地域特性として挙げられる

・地域特性に根ざした購買行動

・観光地から過疎地まで地域ごとに異なるニーズ

・地元愛と人のつながりが支える地域経済

などを踏まえ、セブン-イレブンは次の3つの募集テーマ

 「北海道の暮らしにあった便利な買物の再設計」

 「エリア多様性を起点とした個別価値の創出」

 「人のつながりが生む地域経済の活性化」

を共に目指すパートナーを募集しているとのことです。

北海道のセブン-イレブン店舗のネットワークや商品開発力を活かした共創アイデアをお持ちの方からのエントリーを待っているとのことです。

本プロジェクトの募集テーマ

3つのテーマを軸に、北海道の課題解決に共に挑むパートナーを募集しています。

テーマ1. 「北海道の暮らしにあった便利な買物の再設計」

共創アイデア例:

・高齢者の買物困難に対応した7NOW×ラストワンマイルDXによる生活支援モデル

・降雪期の宅配遅延や凍結・積雪問題を解消するスマートピックアップロッカー

・シェアリングサービスと連携し、近隣で分け合うストック定期便 など

テーマ2. 「エリア多様性を起点とした個別価値の創出」

共創アイデア例:

・地域の味とストーリーを活かしたローカルブランディング商品の共同開発

・観光客と地元住民がつながる体験型O2Oコンテンツの提供(調理体験など)

・地域交通の課題に挑むオンデマンドタクシーやバスのステーション化

・地元生産者や小規模事業者と小売をつなぐ地域マッチングプラットフォーム など

テーマ3. 「人のつながりが生む地域経済の活性化」

共創アイデア例:

・地域の未利用資源を商品化し、"ここでしか買えない価値"を生み出す価値創出モデル

・コンビニを拠点とした地域コミュニティ・ハブの再設計

・地元スポーツチーム等と連携した地域活性につながる新たなコミュニティ創出 など

本プロジェクトの提供リソース

集客力のあるリアル店舗

・全道で約1,000店の店舗数

・各地域に根ざした商品による地域の魅力を集めた店舗展開

・地域や特色に合わせたグルーピングや、単独店・少数店舗でのスモールな実証実験も可能 など

リアル店舗での多様なサービス

・オリジナルのフレッシュフードに加え、セブンカフェや揚げ物、焼成パンなど多彩な商品ラインアップ

・7NOW配達サービス:店舗とリアルに在庫連携し、最短20分で配達可能

・セブン銀行ATM:QR決済の入金や、海外カードによる出金にも対応

・マルチコピー機によるチケット発券、保険など各種お申込み受付 など

商品開発力

・地区開発チームによる地域限定商品の開発が可能

・地元生産者様やメーカー様と連携した地域商品の提供実績

・セブン-イレブンの商品だけを製造している工場や配送物流網の活用も可能 など

地域連携

・地域に根ざしたオーナー様と、OFC(店舗経営相談員)の存在

・各市町村との包括連携協定や、災害・見守り協定を締結 など

スケジュール

2025年7月1日~8月20日 募集期間

以降選考を行い、2025年10月31日までにすべての応募者に結果を通知するとのことです。また採択企業につきましては、決定以降、事業化に向けた共創案のディスカッションを行い、社会実装・事業化を目指すとしています。

応募資格

・自社でプロダクトまたは技術を保有していること

・法人登記がなされていること(北海道に限らず)

オープンイノベーションとは

2003年(米)ヘンリーW.チェスブロウが提唱した「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論です。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという考え方に基づいた方法となっています。

セブン-イレブンの北海道プロジェクトは、北海道特有の地域性を活かしながら、地域に根差した価値創出を目指す取り組みです。広大な北海道の特性を踏まえた買物環境の整備や、地域ごとの多様性を活かした価値提供、人々のつながりを通じた地域経済の活性化という3つのテーマから、新たな可能性を追求していくとしています。

セブン-イレブンが持つ北海道内約1,000店舗のネットワーク、多様なサービス、商品開発力、地域連携の強みを活かし、応募企業と共に北海道ならではのイノベーションを生み出すことを目標としています。このプロジェクトを通じて、地域に根差した新たな価値創造の可能性が広がることが期待されます。

北海道の地域特性に根ざした購買行動や、観光地から過疎地まで地域ごとに異なるニーズ、地元愛と人のつながりが支える地域経済など、北海道ならではの特徴を活かした取り組みが求められています。地域限定商品の開発や、地元生産者・メーカーとの連携、地域コミュニティの活性化など、様々な可能性を秘めたプロジェクトとなっています。

出典元:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン プレスリリース

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