
AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔)が、インドネシアにおいて東南アジア・台湾最大規模のEコマースプラットフォーム「Shopee」の公式パートナー「Shopee's Certified Tier Enabler Partner」(2025年Q1)に認定されたことが発表されました。この認定は、Shopeeの厳格な審査基準に基づき、2025年1〜3月期における販売実績や支援施策の成果などが評価された結果とのことです。
同社はインドネシア市場において、FMCG(消費財)、ビューティー、ライフスタイル領域を中心に、多くのブランド企業に対してShopee内でのストア運営・販売促進・マーケティング支援を行ってきました。今回の認定を受け、Shopee公認パートナーとしてブランド企業のさらなる成長支援を強化していく方針です。

この記事の目次
東南アジア最大級ECプラットフォームの公式パートナーに
AnyMind Groupがインドネシア市場で獲得した「Shopee's Certified Tier Enabler Partner」の認定は、同社のEコマース支援における実績と専門性が正式に認められたことを意味します。Shopeeは東南アジア・台湾地域で最大規模のEコマースプラットフォームとして知られており、この地域でのオンライン販売において重要な位置を占めています。
同社は長年にわたり、インドネシア市場においてFMCG(日用消費財)、ビューティー製品、ライフスタイル商品など幅広い分野のブランド企業に対して、Shopeeプラットフォーム上でのストア運営サポートや販売促進活動、効果的なマーケティング戦略の実施など、包括的な支援を提供してきました。
今回の認定は、2025年第1四半期(1月〜3月)における販売実績や、AnyMind Groupが手がけた様々な支援施策の成果が、Shopeeの厳格な審査基準に照らして高く評価された結果です。これにより、同社はShopee公認のパートナーとして、より一層ブランド企業の成長を促進するための体制を整えることになります。
AnyMind Group コメント
今回の認定について、AnyMind Group Managing Director, D2C and E-Commerce Enablement部門のTatum Kembaraは次のようにコメントしています。
「今回の認定は、インドネシア市場における当社の継続的な取り組みと成果が、Shopeeから正式に評価された証です。今後も、より多くのブランドが高度なエンゲージメント施策やライブコマースを展開できるよう、テクノロジーとオペレーションを掛け合わせたソリューションを通じて支援を加速していきます。」
このコメントからも、同社がテクノロジーを活用したオペレーション支援に注力し、特に高度なエンゲージメント施策やライブコマースといった最新のEコマーストレンドにも対応した支援を提供していく意向が伺えます。
インドネシアのEコマース市場と支援の重要性
インドネシアは東南アジア最大の人口(約2億7000万人)を抱え、急速にデジタル化が進んでいる市場として注目されています。特にコロナ禍を経て、オンラインショッピングの普及が加速し、Shopeeをはじめとするeコマースプラットフォームの利用者が大幅に増加しています。
このような成長市場において、ブランド企業がオンライン販売チャネルを効果的に活用するためには、現地の消費者行動やプラットフォームの特性を熟知した専門的な支援が不可欠です。AnyMind Groupのような公認パートナーの存在は、日本を含む海外ブランドがインドネシア市場に参入・拡大する際の重要な橋渡し役となっています。
特にFMCG、ビューティー、ライフスタイル領域は競争が激しく、プラットフォーム内での適切な販売戦略やマーケティング施策が売上を大きく左右します。AnyMind Groupは、これらの領域においてデータ分析に基づいた戦略立案からストア運営、販売促進活動まで一貫したサポートを提供することで、クライアント企業の成功に貢献してきました。
AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。EC・マーケティング・生産管理・物流などの領域で、11個のプラットフォームやソリューションを展開しています。
同社は、プラットフォームとオペレーション支援を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献しています。東証グロース上場(証券コード:5027)企業でもあります。
- 会社名:AnyMind Group株式会社
- 設立:2016年4月
- 所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
- 代表者:代表取締役CEO 十河 宏輔
- 拠点:日本(東京・佐賀)、シンガポール、タイ(バンコク:2拠点)、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)、インド(ムンバイ・デリー・バンガロール)、インドネシア(ジャカルタ・バンテン)、フィリピン、台湾、香港、マレーシア(クアラルンプール・プタリンジャヤ)、カンボジア、アラブ首長国連邦、上海、深セン、杭州、韓国、サウジアラビア
主要事業内容
ブランドコマース事業
ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームを開発・提供しています。今回のShopee公式パートナー認定も、このブランドコマース事業における取り組みが評価されたものといえます。
パートナーグロース事業
Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。
今後の展望
AnyMind Groupは今回のShopee公式パートナー認定を活かし、インドネシア市場におけるEコマース支援をさらに強化していくことが予想されます。特に、テクノロジーとオペレーションを組み合わせたアプローチにより、クライアント企業のオンライン販売の最適化と拡大を支援していく方針です。
東南アジア各国でのEコマース市場は今後も拡大が見込まれており、AnyMind Groupのような専門的な支援を提供する企業の役割はさらに重要になっていくでしょう。Shopeeとの公式パートナーシップを通じて、より多くのブランドが東南アジア市場での成功を実現することが期待されます。
出典:AnyMind Group株式会社 プレスリリース