
認知からユーザー獲得、ファン化までフルファネルでダイレクトマーケティングを展開する株式会社ピアラ(本社:東京都渋谷区、代表:飛鳥貴雄)が、PRから売上創出を実現する新サービス『Retail Spark』の提供を開始し、EC事業者と譲受ブランドの売上最大化を実現する株式会社ACROVE(本社:東京都千代田区、代表取締役:荒井俊亮)と業務提携契約を締結したことが発表されました。
『Retail Spark』の概要
株式会社ピアラはこれまでのマーケティング支援においても、SNSなどを活用してターゲットに確実にリーチすることで、直接的な効果だけでなくブランディング効果も獲得し、ECモールや実店舗での売上への波及効果の可視化を実現してきました。
新サービス『Retail Spark』は、これらの実績をベースに、SNSによるターゲットへのリーチを保証し、ブランディング効果と波及効果の組み合わせによって売上アップを狙う施策を提供するサービスです。
サービスの主な特徴は以下の通りです:
- 総合プランニング:ROASやROIを重視し、ブランディングを意識したコミュニケーション戦略設計
- IMC設計:上流から下流まで一貫した統合的な導線づくり
- 波及効果の予測:施策がどの程度売上に影響したかを逆算で分析
- 相関分析:単発施策の効果ではなく、波及や連動の関係性に着目(バズ売れの再現性設計)
- ダイレクトマーケティングの知見:20年以上蓄積した購買成果直結のノウハウ

PRやSNS(TikTok、Instagramなど)を通じて獲得した認知が、ECモールおよび実店舗における購入へと直接つながり、モール内ではレビュー評価やランキング上昇などの成果に、店舗では棚獲得や売上拡大といった効果に波及していきます。『Retail Spark』では、このような一連の流れを見越した戦略設計が可能となっています。
同サービスの本格提供開始に先立ち、株式会社ピアラでは『Retail Spark』の仕組みを一部クライアントに先行導入し、すでにその効果が実証されているということです。

ACROVEとの業務提携の背景
株式会社ACROVEは、幅広い業種の事業者および譲受ブランドに対して、ECサイト構築、モール売上最大化から物流管理までを一気通貫で支援する企業です。特に自社開発のBIツール『ACROVE FORCE』を核として、ECモール出店支援、商品ページ最適化、広告運用、レビュー分析などを、高速PDCAサイクルで実行しています。これまでに累計200社以上のEC事業者の売上最大化を支援してきた実績とデータを基に、再現性の高い支援サービスを提供しています。
さらにACROVEは、育成を目的とした連続M&Aを実践し、グループに加わったブランドを自社で運用する「ECロールアップ事業」も展開しており、支援だけでなく事業当事者としてのノウハウと視座を持っている点が大きな強みとなっています。
支援事業者であると同時にブランド運営事業でもあるというハイブリッドな立ち位置により、短期的なKPI改善だけでなく、中長期での売上・LTV最大化を見据えた支援を実現しています。
一方、株式会社ピアラは、PRやSNS、ギフティングなどのモール外のきっかけづくりを得意とし、外部施策が売上にどうつながるかを分析・設計するフルファネル支援に強みを持っています。
両社は共に、「短期的な流入を求めた広告施策に依存せず、戦略と実行の両面から売上成長を実現する」というビジョンを共有しており、このたびの業務提携へと至ったとのことです。
2社で生まれる相乗効果
今回の提携により、「外部施策を起点に売上をつくるピアラ」と「ECモール内運用に強みを持つACROVE」という補完関係が生まれました。SNS・PRで拡大した認知を、モールでの購入やレビュー獲得につなげ、さらには店頭での棚獲得やPOS売上にも波及させるという流れを、両社の強みを活かして戦略立案から実行・検証までワンストップで支援するとしています。

『Retail Spark』は特に以下のようなEC事業者に最適とされています:
- モール内での広告施策に課題を感じている企業
- SNSやPRの取り組みを売上にどうつなげていいか分からない企業
- 店頭販路や棚獲得も見据えたEC施策を実施したい企業
従来の「点の施策」ではなく、「売上を生む線の設計図」として、『Retail Spark』を活用いただけるとしています。
今後の展望
『Retail Spark』は、まずはACROVEが支援するEC事業者への導入を中心に、2社の強みを活かしたモール内外の施策を統合した販促支援を実施していく予定です。
今後はこの仕組みを、より多くのモール事業者やD2Cブランドへ展開することで、「売上に直結するPR」という新たな選択肢を業界に提示していくことを目指しているとのことです。
また、株式会社ピアラが長年培ってきたPR・SNS領域のノウハウと、ACROVEが持つEC運用・データ基盤を掛け合わせることで、広告に頼らず成果を出すための、新しいマーケティング実践モデルの構築を進めていくことが発表されています。
株式会社ピアラ 会社概要
商号 :株式会社ピアラ
代表者 :代表取締役社長 飛鳥 貴雄
所在地 :〒150-6013 東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー 13階
設立 :2004年3月
事業内容 :1.ECマーケティングテック事業 2.広告マーケティング事業
資本金 :866百万円(2024年12月末)
証券コード:東京証券取引所スタンダード市場(証券コード:7044)
株式会社ACROVE 会社概要
「社会の果樹園を創造する。」をミッションに掲げ、一つでも多くの素敵な事業・モノ・想いを次代に紡ぐために、販売支援とM&Aの2事業を展開しています。自社独自のビッグデータを活用した、EC売上最大化を実現する一気通貫の販売支援「コマーストランスフォーメーション事業(CX事業)」と、ブランドと事業の育成を目的としたM&Aや事業承継型M&Aを実現する「ECロールアップ事業」の2事業を同時展開しています。
世界でも類を見ないユニークなビジネスモデルによる、2事業の相乗効果がACROVEの強みです。Forbes 30 Under 30 Asia 2024、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024に代表取締役 / 社長執行役員 CEO 荒井俊亮が選出され、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2025年版】」にACROVEが選出されています。
商号 :株式会社ACROVE
代表者 :代表取締役/社長執行役員 CEO 荒井 俊亮
所在地 :〒102-0083 東京都千代田区麹町6丁目6-2 番町麹町ビルディング9F
設立 :2018年11月
事業内容 :・売上成長率平均300%の一気通貫のEC販売支援
「コマーストランスフォーメーション(CX)事業」
・事業開始約2年で16件のM&Aを実現し、内6件の事業承継型M&Aを実現
「ECロールアップ事業」
連結従業員数:244名(2024年3月時点)
出典元: 株式会社ピアラ プレスリリース