SNSマーケティングとDX開発支援を手掛けるスマートシェア株式会社（東京都渋谷区、代表取締役 小野澤 良友）が、独自に開発したInstagramのハッシュタグ検索において投稿を上位表示させるマーケティング手法「ハッシュタグSEO」が2025年4月にリリースから2年を迎えたことを発表しました。同サービスはInstagramの検索上位表示を実現し、効果的なリーチ獲得を可能にする施策として注目を集めています。
この記事の目次
ハッシュタグSEO提供開始の背景
近年、Instagramの国内月間アクティブアカウント数は3,300万を突破しており、年代別の利用率は20代が70.0%、30代が73.3%、40代が48.6%に達しています。この高い普及率により、Instagramは企業のプロモーション施策において不可欠なプラットフォームとなっています。
興味深い変化として、Instagramの利用目的が大きく変わってきています。かつては友人や芸能人などの投稿を閲覧するコミュニケーションツールとしての役割が中心でしたが、近年では情報収集を目的とした検索ツールとしての利用が増加している傾向が見られます。
具体的な数字としては、家族や友人とコミュニケーションを取るための利用は22.8％に留まる一方、トレンドチェックや興味関心のある分野の情報収集目的での利用が30.0％に達しています。また、30.3％の女性がInstagramを利用して気になった商品やサービスを検索すると回答しているという調査結果もあります（スマートシェア調査 2023年4月 n=354、20代～50代女性対象）。
さらに、Instagramで検索した際は平均4投稿以上を閲覧するユーザーが73.8％にのぼることが明らかになっています（スマートシェア調査 2024年1月 n=451、20代～50代女性対象）。
このような調査結果から、スマートシェア株式会社は従来のフォロワー数の多いインフルエンサーの投稿に依存するのではなく、実際にニーズを持つユーザーに効果的に露出させる施策が求められていると判断し、「ハッシュタグSEO」をリリースするに至ったとのことです。
ハッシュタグSEOの概要と特徴
「ハッシュタグSEO」は、ハッシュタグ検索した際にニーズのあるユーザーにリーチするために「上位表示をさせる(SOVの獲得)」とフォロワーだけでなく「フォロワー外のリーチ獲得」を目的とした戦略的な施策です。
従来のインフルエンサーマーケティングとの大きな相違点は、Instagram内で興味関心の近いユーザーへの露出最大化を図り、既存の販路拡大や施策効果の向上を目的としている点にあります。特に、インフルエンサーを効果的に活用することでミドルファネルを広げ、認知度向上から購買意欲の向上までを一貫して支援する仕組みとなっています。
スマートシェア株式会社はビジネス特許を取得した独自ツールを活用しています。このツールでは、ターゲットとするハッシュタグと併用して利用されているハッシュタグの抽出や、そのハッシュタグで既に上位表示されているインフルエンサーの抽出が可能です。この独自の仕組みにより、従来のインフルエンサー施策よりも高い確率でハッシュタグ検索時の上位表示を実現できるという特徴があります。
導入事例と効果の検証
1) 上位表示率が0％から4％へ改善
「ハッシュタグSEO」の導入により、投稿から半年以上経過した投稿が現在でもハッシュタグ検索の上位に残るという成果が確認されています。
施策実施前はハッシュタグ検索で上位表示されていなかった投稿が、施策実施後には4％の上位表示率を達成したとのことです。さらに注目すべき点として、投稿から半年以上経過した後も検索上位に残り続けるという長期的な効果が確認されています。
継続的に施策を実施することで、ターゲットとするハッシュタグに自社関連の投稿を効果的に蓄積していくことが可能になるとスマートシェア社は説明しています。
2) リーチ率+503.1%、エンゲージメント数+30,850の大幅向上
従来の施策とハッシュタグSEOを比較検証した調査では、投稿直後と6か月後のインサイトデータにおいて、継続的なトラフィック獲得への貢献が明確に確認されました。この結果から、短期的な数値だけでなく、中長期的な視点で施策を実施・評価することの重要性が浮き彫りになっています。
これらのデータはスマートシェアが独自に実施した調査結果で、従来施策 n=35、ハッシュタグSEO n=35でランダムに抽出した実施クリエイターに対して2025年1月に行われたものです。
3) 第三者広告配信でCVRが160％改善
インフルエンサーの投稿を広告配信することで、通常のクリエイティブよりも高い成果が得られたケースも報告されています。具体的には、CVR（コンバージョン率）が160％向上するという顕著な効果が確認されたとのことです。
ハッシュタグSEOの推奨対象企業
スマートシェア株式会社では、以下のようなニーズを持つ企業に「ハッシュタグSEO」を特に推奨しているとのことです：
- ブランドの影響力をより高めたい企業
- 広告効果を改善したい企業
- リーチやエンゲージをKPIとしているが、ターゲットとしたいユーザーに届けられているか不安がある企業
- ニーズのあるユーザーに効率的にリーチしたい企業
同社はさまざまなハッシュタグで1位にランクイン、上位表示を実現させた実績を持っており、ハッシュタグの最適化によってブランド影響力アップにつなげることが可能としています。
最先端のInstagramマーケティングソリューション「ハッシュタグSEO」の特徴
「ハッシュタグSEO」は以下のような特徴を持ったサービスとなっています。
- ビジネス特許取得済・商標登録済の独自技術
- Instagram検索結果の上位獲得の実績が多数
- ハッシュタグ戦略の立案からインフルエンサーのキャスティングまで一貫して対応可能
スマートシェア株式会社について
スマートシェア株式会社は、「すべてのコミュニケーションを価値あるものに Smart Smile Share」をパーパスに掲げ、普遍的な価値を持つ顧客接点の質と量の向上を目指している企業です。
会社概要：
会社名：スマートシェア株式会社
代表者：代表取締役 小野澤 良友
所在地：〒150-0011 東京都渋谷区東2丁目22-14 ロゼ氷川3階
事業内容：
・SNSマーケティングツール「OWNLY」の提供
・受託開発
・BPOによる企業マーケティング支援
出典元：スマートシェア株式会社 プレスリリース
