「地域に根を張り、日本を興す」をコンセプトに、地域創生に取り組む株式会社イミュー(東京都品川区、代表:黒田康平、以下イミュー)は、2022年より北海道白糠町(しらぬかちょう)のパートナーとして、ふるさと納税支援をはじめ、地域産品の開発・ブランディング、地域プロモーションなど多角的な取り組みを展開してきました。このたび、2025年4月22日(火)に白糠町より発表された「ふるさと納税マニフェスト」を受け、さらなる連携強化を図るとともに、白糠町の持続可能なまちづくりに一層貢献していくことが発表されました。
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イミュー代表 黒田康平氏のコメント
このたび、白糠町の「ふるさと納税マニフェスト」発表の場に同席できたことを大変光栄に感じていると、イミュー代表の黒田氏は述べています。
イミューと白糠町との出会いは2021年10月。当初から「ふるさと納税の未来を共につくりましょう」という合言葉のもと、寄付者の皆さまとのつながりを起点に、町内での産品開発やブランド化に取り組んできたとのことです。
寄付者の声をまちづくりに還元するという視点と、地域内完結にとどまらない循環経済の実現という視点の両軸で、町と並走してきた実感があると黒田氏は話しています。
2023年9月には水産加工場を設置し、地元の豊かな資源を活用して、様々な返礼品や商品開発を行ってきました。制度活用にとどまらず、地域の未来に本質的な変化をもたらすことを目指してきた取り組みが、今回の「マニフェスト」という形で結実したことを心から嬉しく思っていると黒田氏は語っています。
黒田氏によれば、ふるさと納税は食卓から"ふるさと"や"第2の故郷"を想像することのできる、かけがえのない制度だということです。白糠町がその未来を切り拓く存在であると確信するとともに、今後もその歩みをご一緒できることを楽しみにしているとコメントしています。
白糠町との連携の軌跡
1. 寄付者支援・寄付者とのコミュニケーション
- 2022年9月 : 寄付者の行動を可視化する独自システム「ふるさとリピートマップ」によるサポート開始
- 2023年4月 : DMやWEBなどを通じた寄付者との双方向コミュニケーション支援を開始
- 2024年12月:寄付者からの応援の声が、単年で2.5万通となる
2.高付加価値漁業をめざした取組み
- 2022年11月 : 白糠町で水揚げしたブリを「極寒ぶり®」としてブランディングし、町の新たな水産資源として位置づけました。「船上放血(活〆)」など魚体の価値を上げる取組みを白糠漁業協同組合や地元漁師と連携して実行しています。
- 2023年9月 :白糠町にて水産加工工場を稼働させ、「極寒ぶり®」の産品開発を開始しました。
- 2023年11月 :白糠町で60年続く老舗の本ししゃも製造会社「大森水産」の事業承継を行いました。後継者不在のため廃業の危機にあった国産本ししゃもの伝統的な製法技術と食文化の継承に取り組んでいます。
- 2024年6月 : 日本初の天然ブリの鮮度保持水槽施設を官民連携にて白糠漁港敷地内に着工しました。
- 2024年9月 : 鮮度保持水槽施設が稼働を開始。官民連携で天然ブリの高付加価値化実証を開始しています。
3. 産品開発・返礼品の展開
- 2022年10月 : 白糠町とイミューによる初の共同産品開発「秋鮭のちゃんちゃん焼」などを返礼品として出品しました。
- 2022年10月 : 寄付者の声を産品開発に活かす取り組み「白糠産品開発プロジェクト」を始動させました。
- 2022年11月 : 「極寒ぶり®」の「漬け丼の素」を産品開発し返礼品として出品しました。
- 2023年9月 : 白糠町に水産加工業の子会社「株式会社シラリカ」を設立しました。
- 2023年9月 : 「極寒ぶり®」の「ブリしゃぶ」「ぶりカマ」を産品開発し返礼品として出品しました。
- 2024年3月 : 北海道産の「ホッキ貝」を鮮度で届ける産品開発を行い、返礼品として出品しました。
- 2024年5月 : 白糠町産の「タラ」を「昆布じめ」「漬け魚(つけうお)」に加工し返礼品として出品しました。
- 2024年10月 :「極寒ぶり®」の「ブリしゃぶ」がESSE ふるさとグランプリ2024の魚介・水産加工品部門で銀賞を受賞しました。
- 2024年12月 :北海道産の「サバ」を「しめ鯖」「炙りしめ鯖」に加工し返礼品として出品しました。
- 2025年3月 : 北海道産の「タコ」の頭部を刺身やたこそうめんとして産品開発し、返礼品として出品しました。
- 2025年3月 : 白糠町産の「活イソツブ貝」を返礼品として出品しました。
- 2025年4月 : 白糠町産の「極寒ぶり®」と釧路市の地酒「福司」とのコラボにより初の共通返礼品を出品しました。
4. 地域ブランディング・情報発信
- 2023年8月 : 白糠町公式noteを開設し、協業により町の魅力発信を開始しました。
- 2023年8月 : 「シラリカブランドプロジェクト実行委員会」を発足させました。
- 2023年8月 : 「シラリカブランド」第一弾として「シラリカいくら・生」を発表しました。
- 2023年12月 : 「シラリカいくら・醤油漬け」を発表しました。
- 2023年12月 : 白糠町の食と文化を伝えるイベント「Beyond The Taste」を東京・代官山で開催しました。
5. 都市と地域をつなぐPOP UPレストラン・飲食店との連携
- 2023年10月 : POP UPレストラン「シラリカいくら食べ比べ亭」を東京・下北沢にオープンしました。
- 2024年9月 : POP UPレストラン「シラリカいくら食べ比べ亭」を再び東京・下北沢にオープンしました。
- 2024年9月 : 「シラリカいくら」と下北線路街の飲食店とのコラボレーションを開始しました。
- 2024年12月 : 「シラリカいくら」と関西圏の飲食店とのコラボレーションを開始しました。
- 2025年1月 :エー・ピーホールディングスを通し、首都圏飲食店で「しめ鯖」の提供を始めました。
6. 教育・地域貢献
- 2024年12月: イミュー代表の黒田氏が「白糠学園」「白糠高校」にて漁業と地域ブランディングに関する特別授業を実施しました。
7. 広報・メディア活動
- 2022年9月:白糠町とイミューによる初の共同返礼品「秋鮭のちゃんちゃん焼き」等のプレス試食会を実施しました。
- 2023年9月:白糠町の水産加工場完成披露に合わせ現地にて記者発表会を開催し、「極寒ぶり®」を紹介しました。
- 2024年9月:鮮度保持水槽施設の完成披露に合わせ現地にて記者発表会を開催し、「高付加価値漁業」を発信しました。
- 2025年2月: ふるさと納税マガジン「HERES」を刊行し、白糠町を取材して掲載しました。
株式会社イミュー概要
株式会社イミューは「地域に根を張り、日本を興す」というコンセプトのもと、地域資源のブランド化による産業創出を行っています。2022年9月に、ふるさと納税の自治体向けに継続寄付可視化システム「ふるさとリピートマップ」(特許出願済 / 特願2022-144015)の提供を開始しました。
また、北海道白糠町に拠点を構え、2023年に子会社「株式会社シラリカ」を設立。水産加工場を建設し、「極寒ぶり®」や「本ししゃも」等の産品開発・加工製造を行う傍ら、ふるさと納税やまちのPRといった自治体支援を行い、一次産業の生産と販路、地域PRを掛け合わせたブランド化を推進しています。日本が誇る食ものづくり産業を世界に発信していくため、地域の社会課題に向き合いながら活動しています。2025年2月に、生産者や地域から選ぶふるさと納税を提言するインターローカルマガジン『HERES』を創刊しました。
【会社情報】
会社名:株式会社イミュー
所在地:東京都品川区西五反田3-15-8 Biz-Field目黒 3F
代表者:黒田 康平
設 立:2021年4月
事 業:ふるさと納税支援事業、ブランド開発事業、商品開発事業
ホームページ:https://www.immue.co.jp/
※本記事は株式会社イミューのプレスリリースを基に作成しています。