千寿製薬がノーコードマーケティングツール「クロワッサン」を導入、参加型コンテンツで認知拡大を実現

株式会社on the bakery(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:井戸裕哉)が開発および運営を行うノーコードマーケティングツール「クロワッサン」について、千寿製薬株式会社における導入事例インタビューが同社ホームページ上に公開されました。

クロワッサン

従来のLP誘導型広告では接点を広げることが困難だった背景

千寿製薬株式会社では、Google・Yahoo!・Metaといったプラットフォームを活用した従来型のWeb広告を中心とした施策展開に課題を抱えていたとのことです。目の健康意識という領域は優先順位が後回しにされやすく、さらに競合企業も多数存在する環境において、「onoono for eye」ならではの独自性をいかに伝達するかが課題となっていました。商品への理解を前提としたLP誘導型の広告では、まだ関心の薄い潜在層のユーザーとの接点構築が困難な状況にあったといいます。

このような状況を受けて、同社では「最初に商品説明を読んでもらう」アプローチではなく、「まず参加してみたくなる入口」を構築するという発想に転換したそうです。

サプリメント製品は継続使用によって価値が生まれる一方で、効果を実感できるまでに一定の時間を要するという特性があります。

「説明中心」のアプローチではなく、「楽しそうだから参加してみる」という新たな認知接点を創出するために、千寿製薬が採用したのが、クロワッサンのガチャコンテンツおよび診断コンテンツでした。

オンラインとオフラインを融合した二重の参加導線設計

3周年記念クーポンガチャで「広告閲覧」から「参加体験」への転換を実現

「3周年記念クーポンガチャ」施策では、Meta広告・Instagramストーリーズ・LINEという複数チャネルで展開を行いました。設計における最大のポイントは、「必ず当たる」という参加障壁の低さにあったとのことです。

100%OFFクーポンを含めた「はずれなし」という仕様設計により、「ちょっと試してみようかな」と思える導入口を実現しました。

従来型のLP誘導型広告の場合、「商品への関心が既にある層」にしかリーチしづらいという弱点がありました。

一方で、オンラインガチャという参加型のコンテンツ形式に変更することで、「まず体験してみたくなる入口」の構築が可能となりました。

ガチャを回す→クーポンを取得する→ブランドを認知するという流れです。

「広告を閲覧する」のではなく、「まず参加してみる」という導線へ変更したことで、これまで接点構築が困難だった層に対しても自然なアプローチが実現する施策となりました。

推し活「目」タイプ診断によりオフラインの「チラシ」を「体験接点」へ変革

目薬部署との連携により参加したライブイベント会場では、『推し活「目」タイプ診断』を実施し、onoono for eyeのサンプル配布を行いました。サンプル入りの袋内に二次元バーコード付きチラシを同梱し、その場で診断コンテンツを楽しめる導線を構築したとのことです。

従来型のサンプリング施策においては、「受け取って終了」となりやすい課題が存在していましたが、今回の施策では「診断」という参加理由を付加することで、自然にコンテンツへ接触してもらえる設計となりました。

診断実施後はSNSアカウントへ自然に接続する導線も構築しており、「イベント当日のみで終わらない」関係性を構築しています。診断という参加理由を追加することで、従来は読み込まれにくかったQRコード施策が、自発的に利用したくなる体験へと変化しました。

通常広告比で2〜3倍のインプレッション数を達成

数値面での評価結果

3周年記念クーポンガチャにおいては、同一の広告配信条件において、従来のLP誘導型クリエイティブをガチャコンテンツに変更しただけで、インプレッション数が2〜3倍に増加する結果となりました。「インプレッション数自体は想定を上回る結果」として評価されているとのことです。

従来型のLP誘導型広告では接点構築が困難だった層に対しても自然にリーチできたことで、新規の認知接点創出につながりました。

今回の施策は認知接点創出を主要目的としていたため、通常広告比で2〜3倍のインプレッション数という結果は大きな成果となりました。

一方で、クーポン利用率や購買への転換率については今後の改善課題として残されました。初回施策を通じて、「どの部分を改善すればより良好な結果が期待できるか」についての知見が得られたことも、次回施策の改善につながっているとのことです。

導入による効果

オフライン体験が「その場限り」で完結しない仕組みを実現

ライブイベント会場で実施した『推し活「目」タイプ診断』では、イベント終了後に「多数の方が各自のチラシやサンプルに興味を持っていた」という報告が別部署から寄せられるほどの反応があったとのことです。

従来は読み込まれにくかったQRコード施策も、「チラシを閲覧する」のではなく「まず体験する」、「診断」という参加理由を追加することで、これまで以上に興味を持ってもらいやすい施策へと変化したとのことです。

チラシは破棄されても、SNSのフォロー関係は継続します。QRコード読み込みがSNSへの接続につながる設計こそが、「イベント当日のみで完結しない」認知接点構築の体現となりました。

限られたリソースでも新規施策を展開しやすい環境を構築

サプリメント事業室は、限られた人数の中で継続的に新しい施策を展開しています。クロワッサンの導入により、クリエイティブ制作から実装までを一貫して進行できるようになり、「まず試してみる」までのスピード感が大幅に向上したとのことです。

毎月異なる施策を展開することはリソース面で容易ではありません。そのハードルが低下したことで、定期的に新しいターゲット層へリーチする施策を継続しやすい環境が整備されました。

社内では生まれにくい「顧客目線」を取り入れることが可能に

今回の施策において特に価値を感じられたのが、クリエイティブ制作の話だけに留まらず、アイデア層面での外部視点の提供だったとのことです。

また、参加型コンテンツを閲覧した別部署の担当者からは、「このクオリティのコンテンツがそんなに短期間で制作できるのですね」という反応があったといいます。

単なる制作支援に留まらず、「参加したくなる体験」を企画段階から形にできる点も、クロワッサン活用の価値となっています。

今後の展開予定

今回の施策は主に、新規認知獲得を目的としていました。

今後は新規ユーザーとの接点構築だけでなく、既存顧客との継続的なコミュニケーションにも、体験型施策を拡大していく予定とのことです。

次回の施策ではどの部分の改善がより良好な結果につながるか、初回施策を通じて獲得した知見をもとに、次なる「参加型認知施策」へと改善を重ねているとのことです。

まとめ

「説明する」だけでは選択されにくい時代において、「まず体験してもらう」ことは新たなブランド接点となっていきます。千寿製薬株式会社の取り組みから見えてくるのは、業種や商材に関係なく、「楽しさ」を起点とした参加型コンテンツが認知構築において強力な武器になる、という事実です。

「クロワッサン」サービス概要

クロワッサンの効果

「クロワッサン」は、ノーコードでオンラインガチャ・診断・アンケートを作成可能なマーケティングツールです。法人・自治体・アイドル運営会社・クリエイターの施策における参加型コンテンツの立ち上げを支援します。

「クロワッサン」は、企業向けにオンラインガチャ・診断コンテンツを作成できるツールです。

ガチャやアンケートをオンライン上で実施することでユーザーの本音を獲得し、Webマーケティングの「率と量」を向上させます。

「クロワッサン」の4つの特徴

3つのコンテンツを自社仕様にカスタマイズ可能

3つのコンテンツ

「クロワッサン」では、質問に答えて楽しめる「オリジナル診断」、確率や演出を自由に設定できる「オリジナルガチャ」、自社仕様にカスタマイズ可能な「アンケートコンテンツ」の3種類のコンテンツを1つのアカウントで作成可能です。

必要に応じて月ごとにコンテンツを変更したり、公開枠を増加して複数のコンテンツを同時展開したりするなど、効果的な運用が実現できます。

マーケティング施策と連動したリード獲得を実現

リード獲得

「クロワッサン」を公式LINEと連携したり、X・Instagramのフォローを促進する導線を設定したりすることで、SNS上の接点を拡大できます。さらに、診断・ガチャの利用前に独自設定のフォームを用意して、ユーザー情報を取得することもできます。

マーケティング施策と連動したリード獲得を、自然な導線で実現できるのが「クロワッサン」の強みです。

ユーザーの利用状況が一目で把握できるレポート機能

レポート機能

ガチャや診断コンテンツの利用者など、ユーザーデータをレポートで閲覧できます。

「診断・ガチャの利用者数」「公式LINEの友達追加数」「SNSフォローページへの遷移数」「各結果・設問の分布数」など様々なデータを抽出できます。CSVはリアルタイム、その他利用データも5分ごとに自動更新され、コンテンツ効果の可視化が加速します。

最短1日で公開可能、スピーディな施策実行を実現

スピーディな公開

「クロワッサン」の各種コンテンツは、わずか3ステップで作成・公開が可能です。

  1. アプリの種類を選択
  2. デザインテンプレートを選択
  3. コンテンツを設定して公開

最短1日でリリースできるため、タイムリーなキャンペーンやプロモーションにも柔軟に対応可能です。スピード感を持ったマーケティング施策の実行を支援します。

「クロワッサン」の年間費用は、初期費用を含めて65万円程度です。

月額5万円からというリーズナブルな価格設定となっています。

コスト面でも安心して利用できます。

株式会社on the bakery 企業概要

株式会社on the bakery

同社は、「創る私たちが没頭して、手にとる人々を夢中にする」をミッションに「クロワッサン」を開発・提供しています。

オンラインガチャ・診断アプリが誰でも簡単に作成できる「クロワッサン」は2026年度までに1,000社の導入を目指しているとのことです。

会社名:株式会社on the bakery(株式会社オンザベーカリー)

代表者:代表取締役 井戸裕哉(イド ヒロヤ)

所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい8F

事業内容:独自のマーケティングツール開発・提供、SNSマーケティング支援

出典元:株式会社on the bakery

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