
醍醐倉庫株式会社
EC通販およびネットショップ事業者向けに物流アウトソーシングサービスと販売代行サービスを提供する専門物流会社です。
単なる商品保管や発送代行にとどまらず、検品、セット組み、在庫管理、返品対応などのバックヤード業務全般をサポートし、貴社の業務効率化と売上アップに貢献いたします。さらに、当社の販売代行サービスを利用すれば、商品を預けるだけで楽天市場やYahoo!ショッピングでの販売が可能となります。
これにより、売上向上と物流支援を包括的にサポートいたします。
https://daigo-wh.co.jp
この記事の目次
- 1 はじめに
- 2 設問1. 音声メディア(Voicyなど)を月にどのくらい聴きますか?
- 3 設問2. 音声メディアで商品の紹介を聞いたことがありますか?
- 4 設問3. 音声メディアで商品の紹介を聞いて興味を持ったことはありますか?
- 5 設問4. 音声メディアで紹介された商品をネットショップで検索したことはありますか?
- 6 設問5. 普段、最も多く利用する音声メディアを教えてください。
- 7 設問6. 音声メディアで紹介された商品をどのようなネットショップで購入しましたか?
- 8 設問7. 音声メディアでの商品の紹介で、購入意欲を高める情報はどれですか?
- 9 設問8. 音声メディアを通じて商品を購入する際に不安に感じることはありますか?
- 10 まとめ
はじめに
「ながら聴き」で情報収集できる音声メディアは、忙しい現代人のライフスタイルに合致し、幅広い層に支持されています。果たして、音声メディアはネットショップの新たな集客チャネルとなるのでしょうか?
本調査では、音声メディアとネットショップの購買行動の関係性を分析しました。事業者様にとっての新たな可能性のヒントになれば幸いです。
調査期間:2025年3月25日
調査対象:20~60代以上の音声メディア利用者男女300人(男性152人、女性148人)
設問1. 音声メディア(Voicyなど)を月にどのくらい聴きますか?

音声メディアの利用頻度を調べたところ、週に1回以上聴く人が半数いることがわかりました。これは、音声メディアを習慣的に利用している人が、すでに一定数いることを示しています。
こうした人たちは、音声メディアで商品やサービスの情報にも耳を傾ける可能性が高く、音声広告などで効果的なアプローチができるかもしれません。
設問2. 音声メディアで商品の紹介を聞いたことがありますか?

音声メディアで商品の紹介を聞いたことがある人が、全体の8割以上という結果になりました。多くの人が、音声メディアで何かしらの商品やサービスについて知る機会を得ていることが示されています。
この結果から、音声メディアでの情報発信を積極的に検討することで、多くの消費者にアプローチできる可能性があることがわかります。
設問3. 音声メディアで商品の紹介を聞いて興味を持ったことはありますか?

音声メディアで商品の紹介を聞いて、興味を持ったことがある人は、全体の6割近くという結果になりました。音声メディアでの商品紹介が、多くの人の購買意欲を刺激する可能性があることがわかります。
この結果から、音声メディアは、単に商品情報を伝えるだけでなく、消費者の興味関心を引き出す効果も期待できると考えられます。音声メディアでの魅力的な情報発信によって、消費者の購買行動を促せる可能性を示唆しています。
設問4. 音声メディアで紹介された商品をネットショップで検索したことはありますか?

音声メディアで紹介された商品をネットショップで検索したことがある人は、全体の半数以上という結果になりました。音声メディアでの商品紹介が、実際の購買行動につながる可能性を示唆しています。
この結果から、音声メディアは、消費者の購買意欲を高め、具体的な行動を促す効果も期待できると考えられます。音声メディアでの情報発信を、ネットショップへの誘導につなげる施策を検討することで、売上向上に貢献できる可能性があります。
設問5. 普段、最も多く利用する音声メディアを教えてください。

最も多く利用されている音声メディアは「Spotify(ポッドキャスト)」で、全体の6割以上を占めました。Spotifyの人気の高さが伺えます。
次に「Voicy」「Apple Podcasts」が続きますが、Spotifyと比べると利用者は少ない結果となりました。「stand.fm」「Spoon」「Radiotalk」などの利用者はさらに少なく、特定のユーザー層に利用されていると考えられます。
この結果から「Spotify(ポッドキャスト)」を活用した情報発信を検討することで、多くの消費者にアプローチできる可能性があることがわかりました。
設問6. 音声メディアで紹介された商品をどのようなネットショップで購入しましたか?

音声メディアで紹介された商品を購入したネットショップとして最も多かったのは「Amazon」で、購入者の半数以上を占めました。Amazonの利便性や品揃えが、音声メディア経由の購入にも影響していると考えられます。
次に「楽天市場」が続きますが、Amazonと比べると利用者は少ない結果となりました。「Yahoo!ショッピング」や「メーカーやブランドの公式サイト」の利用者はさらに少なく、特定のニーズに対応していると考えられます。
「その他」には購入していない方も含まれるため、音声メディアで紹介された商品は約半数近くの方は購入していないという見方もできます。
設問7. 音声メディアでの商品の紹介で、購入意欲を高める情報はどれですか?

このアンケートで最も多かった回答は「使用者の体験談やレビュー」でした。多くの人が、実際に商品を使った人の感想を参考にしていることがわかります。
次に「商品の詳細な説明」が多く、商品情報を詳しく知りたいというニーズも高いことが伺えます。「割引やキャンペーン情報」も購入意欲を高める要素として一定の効果があると考えられます。「専門家による解説」は、他の情報と比べると購入意欲を高める効果は低い結果となりました。
この結果から、音声メディアで商品を紹介する際は、使用者の体験談や商品の詳細な説明を重視することがわかります。これらの情報を効果的に伝えることで、消費者の購買意欲を高めることができるでしょう。
設問8. 音声メディアを通じて商品を購入する際に不安に感じることはありますか?

音声メディアを通じて商品を購入する際に不安を感じる点として最も多かったのは「音声だけで商品のイメージが掴みにくい」ことでした。音声のみの情報では、商品の質感やサイズ感などが伝わりにくいために、購入をためらう可能性があると考えられます。
次に「紹介が広告っぽく感じる」という意見が多く、紹介者が企業寄りの情報発信をしているように感じられることが懸念されます。
「情報の正確さが心配」「紹介者の意見に偏りを感じる」といった意見もあり、音声メディアで提供される情報の信頼性に不安を感じている人もいることがわかります。
この結果から、音声メディアで商品を紹介する際、商品の魅力を効果的に伝え、消費者の不安を解消するための工夫が必要です。情報の透明性を確保し、客観的な情報提供を心がけることで、リスナーからの信頼を得て、音声メディアを効果的なマーケティングチャネルとして活用することができるでしょう。
まとめ
今回の調査で、音声メディアはEC市場において、新たなマーケティングチャネルとしての可能性を秘めていることが示唆されました。
音声メディアは幅広い層に利用されており、多くの人が商品情報を得る機会があります。音声メディアでの商品紹介は、消費者の購買意欲を刺激し、実際の購買行動につながる可能性も示されました。
ただし、音声のみの情報では商品のイメージが掴みにくく、紹介が広告っぽく感じられることへの懸念も存在します。
運営者は、音声メディアの特性を活かし、信頼性の高い情報提供、効果的な情報伝達、購買行動へのスムーズな導線を意識したマーケティング戦略を検討することで、新たな顧客層の開拓や売上向上に繋げることができるでしょう。
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