
コミューン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 高田 優哉)は、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune(コミューン)」に、オリジナルグッズの企画、生産、贈呈、販売、個別配送を統合的に行うことができる新たなコミュニティコマース機能を導入したことを発表しました。
この新機能により、オリジナルグッズの生産プロセスやコミュニティユーザーへの提供が大幅に容易になり、ユーザーとのエンゲージメントの向上が見込まれます。
今回の機能は、D2Cカスタムアパレルのサプライチェーンを一手に提供する株式会社paintory(本社:岡山県津山市、代表取締役 片山 裕太)との法人向けサービスの連携によって実現されました。初めての導入先として、青森県の公式ファンコミュニティ「青森びいき」が選ばれ、2025年2月から運用が開始されます。
導入の背景
これまでCommuneを利用する顧客からは、コミュニティユーザー限定の商品販売や、特定の条件を満たすユーザーへのグッズ贈呈に関する多くの要望が寄せられていました。しかし、Commune自体には商品生産や販売のための仕組みが整っておらず、贈呈を行う際にはコミュニティ運営者が在庫管理や配送手配をしなければならず、オリジナルグッズの提供が運営側の体制に依存する状況が続いていました。このため、ユーザー一人一人に対して迅速な対応が求められる施策を実行することが難しいという課題がありました。そこで、この問題を解決するために、paintoryの法人向けサービスとの提携が決定されました。
この連携により、Communeではコミュニティユーザーへのオリジナルグッズの贈呈や販売に必要な、一連の業務(企画、生産、サイト構築、受注、梱包、在庫管理、発送など)を、コミュニティ運営者に依存することなく、スムーズに行えるようになります。
本連携によってできること
- オリジナルグッズの贈呈・販売が、ノーコードで運用可能
会員ランクアップ等の特定条件を満たすユーザーへのオリジナルグッズ贈呈に加え、ノーコードで簡単にコミュニティ独自のグッズを販売できる機能が搭載されます。
このシステムを通じて、商品購入画面や配送先情報の取得・管理が容易になり、個人情報を安全に管理できる環境が整います。

- オリジナルグッズの企画・生産から配送までを一気通貫で支援
コミュニティコマース機能により、オリジナルグッズの企画・生産から贈呈、販売、個別配送までの工程をpaintoryとの連携で行うことが可能となります。
paintoryのカスタムアパレルシステムを利用することで、オリジナルグッズを1点から自由に企画・生産でき、在庫リスクを軽減するとともに、環境への負荷も減少させることが期待されます。これにより、コミュニティ運営者は持続可能な付加価値の高いオリジナルグッズを企画・生産し、販売サイトや交換申請ページでの提供、商品の配送をpaintoryと連携して一括で実施できます。
さらに、既にオリジナルグッズを制作しているコミュニティにとっても、paintoryが商品管理を担当することで、オリジナルグッズの検品、梱包、出荷作業の手間が大幅に削減されます。これにより、エンドユーザーに対して迅速にオリジナルグッズを届けることができ、コミュニティへのエンゲージメントを一層高めることが期待されます。