マイボイスコムと伊藤忠インタラクティブ、新AIサービス「CotoEL」を発表 - 生活者分析機能搭載

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)と伊藤忠インタラクティブ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:野波宏安)の提携により、約2,200本の1万人調査データを基にした、生成AIを用いた生活者の意識行動分析およびペルソナ分析機能を備えた「CotoEL(コトエル)」のβ版が提供開始されました。

生活者意識行動分析&ペルソナ分析AIサービスについて

「CotoEL(コトエル)」は、マイボイスコムが運営している日本最大級の生活者公募データベース「MyEL(ミエル)※1」の調査データを基に設計されました。2012年以降に収集された約2,200本の1万人調査データを活用し、1)施策案の提示と共にデータの集計結果を要約する「生活者意識行動分析」と、2)ユーザーの登録属性やモニターIDに基づいて個別のペルソナを生成し、合意的インタビューが可能な「ペルソナ分析」という二つの機能を提供しています。

※1 アンケートデータベース(MyEL:ミエル)について

多様なジャンル(飲料、食品、日用品、流通、金融、情報、通信、季節催事等)にわたって、1万人規模の自主調査を蓄積したアンケートデータベースです。

1998年から26年にわたり毎月調査が実施され、約3,700本の1万人規模の調査データが集約されています。

調査データには28項目の個人属性が含まれており、モニターIDによって各回答データが結びつけられる特長もあります。


◆「CotoEL(コトエル)」の2つの機能

生活者意識行動分析

2,200万の製品、サービス、事象に関する回答データを駆使して、ユーザーが求めるテーマに基づく生活者情報を抽出します。AIは集計結果を自動生成するだけでなく、それに対する要約や考察も行うことで、生活者への理解の精度を向上させます。

ペルソナ分析

18項目にわたるモニターの登録属性や回答データをもとに、ユーザーが関心を持つペルソナを作成します。個別インタビューを行うことで、生活者の実際の意識や行動を可視化し、アイデア出しを支援します。


モニターが実際に回答したアンケートデータ(インサイトデータ)と生成AIの分析機能を組み合わせることにより、定量的および定性的な分析が簡便に行えるAI分析ツールが提供されます。これにより、企業の商品の開発やパッケージ企画、プロモーションなどのマーケティング施策の仮説形成やアイデア出しが促進されます。


出典元:マイボイスコム株式会社

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