株式会社DearOne（以下「DearOne」）は、株式会社NTTドコモから新たに設立されたマーケティング分野における事業型子会社です。このたび、リテール企業の公式アプリに一括で広告を配信できるリテールメディアプラットフォーム「ARUTANA（アルタナ）」と、株式会社CARTA HOLDINGSの関連会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONS（以下「CCI」）が提供するLINEを活用したマーケティングソリューション「KNOTBOX（ノットボックス）」を連携させ、新しい「リテールアプリ誘導パッケージ」の提供を開始いたしました。
「ARUTANA」は、リテール企業の公式アプリをアドネットワークとして活用し、広範囲にわたる広告配信を目的とした新しいアプローチを提供するリテール公式アプリアドネットワークです。月間アクティブユーザー数（MAU）は約3,300万人*1を超え、利用されています。
一方で「KNOTBOX」は、LINE公式アカウントに関連するユーザー情報の収集、解析、可視化を行うCCI独自のLINE APIツールです。このツールは、店舗での購入を条件としたキャンペーンにおいて、レシートのアップロードから内容チェック、当選者選出、結果通知、さらにはキャンペーン終了後のコミュニケーションまでを全てLINE上で完結可能なマストバイキャンペーン機能を兼ね備えています。
今回の取り組みでは、KNOTBOXのマストバイキャンペーン機能とARUTANAのアドネットワーク広告を組み合わせることにより、集客からキャンペーンの実施、インセンティブの付与に至る全過程を統合的にサポートする販促パッケージが開発されました。
■「リテールアプリ誘導パッケージ」について
このパッケージは、各リテール公式アプリ上でキャンペーンの告知を行うことにより、LINE以外のチャネルからもロイヤリティの高いユーザーの参加を促すことを目的としています。一部のリテール企業では、広告に接触したユーザーのPOSデータを解析することが可能で、どのようなユーザーが購入したのかを視覚的に判断することが、より効果的なマーケティング戦略の策定に貢献します。
DearOneは、ARUTANAを駆使して日本最大のリテールメディアネットワークを構築し、リテール及びメーカーと共に新しい生活価値やライフスタイルの創出に向けて、顧客体験の向上に向けて取り組んでまいります。
■KNOTBOXについて
KNOTBOXは、LINE公式アカウントに関するユーザー情報を取得、分析、可視化するためのCCI独自のLINE APIツールで、個別のコミュニケーションによって深いつながりを実現します。
1. ユーザー情報の取得*
LINE内の情報に加え、アンケート結果やWeb上での行動データ、ファーストパーティデータなど、さまざまなデータを収集し連携します。
2. ユーザー情報の分析・可視化
開封率やクリック率をはじめ、ユーザーの属性やアンケートデータ、行動データを分析し、マーケティング施策に活用できます。
3. ユーザーとの多様なコミュニケーション施策
APIを使用したリッチなメッセージ配信やタブ型リッチメニュー、自動応答メッセージなどによって、より柔軟で効果的なユーザーとのコミュニケーションを実現します。
KNOTBOX
https://www.knotbox.cci.co.jp
■ARUTANAについて
ARUTANAは、月間アクティブユーザー数（MAU）が約3,300万人、約47,000店舗のリテール公式アプリに対して横断的に広告配信できる国内初のアドプラットフォームです。
複数のリテール公式アプリを統合することでメディアバリューを向上させ、広告効果を最大化します。ドラッグストアやスーパーマーケット、安全センター、コンビニエンスストア、家電量販店など、多様な業態を網羅し、全国規模でサービスを展開します。
公式アプリのユーザーはリテールのロイヤルカスタマーであり、店舗の近くに住む購買意欲の高いユーザー層にダイレクトにアプローチ可能です。さらに、ユーザーが公式アプリを開く際に同時に広告が表示されるため、視認性も非常に高まります。
https://www.dearone.io/arutana/
* 2024年10月時点
*1 KNOTBOXでは、ユーザーが許可したデータのみを取得し、使用します。取得したデータの取り扱いに関しては、KNOTBOXデータポリシーに基づきます。
また、主に当社の調査によれば、ARUTANAは新しいリテールアプリ誘導パッケージを介して、広告主や小売業者がマーケティングのROIを最大限に引き上げるための持続的な支援を行います。
要約すると、DearOneはARUTANAを最大限に活用し、日本におけるリテールメディアのリーダーを目指しています。リテール企業やメーカーと共に新たな生活価値やライフスタイルの創造に向けて力を注ぎ、顧客体験の向上に常に取り組んでいきます。
出典元： 株式会社DearOne プレスリリース
