広告発信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」を展開する株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:渡辺健太郎)は、株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:高坂俊之)および株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)と提携し、ユーザーの購買行動に関するクラスターデータに基づいた広告配信サービスを開始することを発表しました。

■ UNIVERSE Adsの概要

UNIVERSE Adsは、210社以上のデータ保持企業やメディアと接続するデータ基盤「UNIVERSE」を活用し、各業界の多様なマーケティングニーズに応える広告配信プラットフォームです。

■ 東急エージェンシーとmitorizのビジョン

1961年に設立された東急エージェンシーは、東急グループの総合広告会社として広く認識されています。「お客さまの事業成長に寄り添い、体験価値を共創する企業」を目指し、マス広告、デジタルメディア及び東急グループの顧客接点を統合した革新的なソリューションを提供しています。

一方、mitorizは国内22万店舗以上において、ドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店などに対して営業支援や市場調査を実施するテクノロジーカンパニーです。特に、レシートデータを活用した先進的なソリューションを通じて、ユーザーの購買実態を正確に把握しています。

■ 新たなサービス提供について

東急エージェンシーとmitorizの共同開発によるマーケティングダッシュボードサービス「Point of Buy-α」と、東急エージェンシーが開発した購買・行動分析ツール「Target Finder®」が融合し、ユーザーの購買行動クラスターデータとUNIVERSE Adsが連携します。

これにより、広告主はUNIVERSE Adsを通じて、特定の商品カテゴリーや購買データに基づくターゲットセグメントに対してより効率的に広告を配信することが可能となります。さらに関連性の高いユーザーを特定することで、マーケティング施策の効果を向上させることができます。

また、mitorizが持つレシートデータに基づいて得られたユーザーの購買行動クラスターデータは、自社の商品カテゴリーに限らず、様々なチャネルやカテゴリーを横断した情報を提供します。

マイクロアドは、今後も企業が抱える様々な課題に対し、連携したデータを活用し、高精度のマーケティングサービスを提供することを目指しています。

■ 提供されるサービスの詳細

「Target Finder®」の詳細について

このツールは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所が開発した「APOSTOOL(現PLASMA)」を基に、東急エージェンシーによって開発されました。2015年7月より販売を開始し、小売業やサービス業など、大規模な顧客データを保有する企業向けに設計された顧客行動分析ツールです。“誰が、何を、どれくらい”といったデータを利用し、似た行動をする顧客をグループ化(クラスター化)することが可能です。

消費者購買行動データサービス『Point of Buy®』の概要

mitorizが提供するこのサービスは、国内最大規模の消費者購買データベースを活用し、メーカーや小売業などのマーケティング支援を実施します。レシートに記載された購買情報を用いることで、POSやID-POSデータでは把握できない小売チェーンやユーザーに関するデータ分析が可能です。

マーケティングダッシュボードサービス『Point of Buy-α』について

これは東急エージェンシーとmitorizの共同開発によるマーケティングダッシュボードサービスです。

・ブラウザ上で自由に利用できるBIツールを基にして、いつでも簡単にデータにアクセスできます。

・月間1,000万件を超えるレシートデータに基づく実際の購買データを活用し、チャネルを横断した自社ブランドや競合商品、他カテゴリーの分析を行えます。

・売上の内訳や時系列の変動をBIツールで可視化し、直感的に理解できる情報を提供します。

・簡潔なデザインが施されており、初心者でも容易に利用できるインターフェースが特徴です。

株式会社マイクロアド 概要

株式会社マイクロアド 概要

社名    株式会社マイクロアド
代表者   代表取締役 社長執行役員 渡辺健太郎
本社所在地 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー13F
事業内容  データプラットフォーム事業
URL    http://www.microad.co.jp/

出典元: 株式会社マイクロアド プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ