
神奈川県茅ヶ崎市に拠点を構えるテープス株式会社(代表取締役:五島 可貴)は、ノーコード業務自動化プラットフォーム「TēPs(テープス)」を提供しています。そして、東京都港区に本社を置くオートロ株式会社(代表取締役:福田 志郎)が展開するRPAソリューション「AUTORO」との連携により、EC事業者向けの包括的な業務自動化ソリューションの提供を開始したことを発表しました。
提供に至った背景
「TēPs」は、ECモールやカート、チャットツールなど、30以上のシステムやサービスをノーコードで接続可能なプラットフォームとして機能しています。これにより、APIを活用して複数システム間の情報連携や自動化困難な業務の効率化を実現しています。
ただし、「TēPs」はiPaaS(Integration Platform as a Service)であるため、APIを持たないサービスとの接続や、画面操作を伴う業務プロセスにおいて自動化を行うのが難しいケースもあります。その結果、導入後には業務の一部分のみが自動化される場合も見受けられました。
これに対して「AUTORO」はRPAツールとして、APIが無いシステムでも画面操作やデータ集計を自動で行うことができるため、ECモールや企業独自のECサイトにおけるレポート作成やステータス更新など、多岐にわたる業務の自動化が可能です。
オートロ株式会社は、業務の設計からRPAロボットの開発及び運用支援サービスを提供しており、多くの成功事例を有しています。このiPaaSとRPAの特性を組み合わせることで、従来自動化が難しかった業務領域においても効率化が可能になります。

提供ソリューションの特長
業務フロー設計から導入、実装、運用保守までのワンストップサービス
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AUTOROの専門スタッフが、業務フローの設計やAUTOROとTēPsの設定、運用サポートを一貫して担当します。
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EC事業者の業務特性に応じた業務設計を行います。
RPAとiPaaSの利点を融合した運用設計

主な活用シーン
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APIを利用できないウェブサイト情報を基にした施策の実行
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基幹システムとECモール、カート、CRMツールなど、様々なシステム間のデータ統合
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APIを持たない基幹システムに対し、RPAを利用してECコンテンツの受注・売上情報を連携
AUTOROについて

「AUTORO」は、ブラウザの自動化をシンプルに実現する業務自動化ロボットです。多くのAPI連携機能を持っており、各種SaaSやクラウドツールとの統合が容易に行えるシステムを構築しています。また、APIが無い場合でもデスクトップアプリケーションやオンプレミスシステムでの自動化が可能です。
明確な料金体系があり、利用数に制限がないため、利用頻度に応じた高いコストパフォーマンスが期待できます。さらに、随時サポートへの問い合わせが可能で、契約後も安心して業務自動化を進められます。
テープスについて
テープスは、プログラミングの知識や経験が不要で、企業独自の業務を自動化する「ノーコードワークフロービルダー」を提供しています。ECモール、ショッピングカート、受注管理システム、Googleスプレッドシートなど、業務で利用する様々なサービスや機能をAPIを通じて自由に連携できます。
WEBサイト:https://teps.io/
出典元:テープス株式会社