
株式会社WACUL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大淵亮平、証券コード:4173)は、小売業のパイオニア、株式会社阪急阪神百貨店(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山口俊比古)に対して、フリーランスのマーケター紹介サービス『MarketerAgent』を通して、SNS運用に関する評価基準の策定およびノウハウの共有が実現したことを発表しました。
この記事の目次
■導入の背景
関西地方を中心に15店舗を展開する阪急阪神百貨店様の顧客施策推進室では、オフラインとオンラインの両方でお客様とつながるためのSNS活用が検討されていました。各店舗やカテゴリー、フロア、ショップ、個々の担当者が自主的に運営しているインスタグラムアカウントは150を超えています。
しかし、社内に共通の評価基準が欠如しており、ノウハウの共有も進んでいませんでした。また、阪急阪神百貨店としてのSNSの役割とは何か明確な定義がされていないという課題も浮き彫りになっていました。
百貨店特有の業態や事業の複雑さを十分に理解し、柔軟で細やかなサポートが求められる中、WACULの『MarketerAgent』サービスを導入することを決定しました。
■導入後の成果
MarketerAgentを通じて、プロのマーケターK氏との契約が結ばれ、最初はスポットで2カ月の契約としてスタートしましたが、現在では1年半以上の継続的な伴走が行われています。
SNS運用に関する全社的な評価基準の整備や、オンラインセミナーを活用した意識改革、ノウハウの共有が進んだことで、組織全体の運用スキル向上が実現しました。
株式会社阪急阪神百貨店のコメント
顧客政策推進室 OMOサービス推進部 谷山真理子 氏
最初は他社からの紹介で、特に百貨店での経験を持つ方を優先して考えていましたが、面談を進める中でK氏が我々のOMOの方向性や特性を理解して伴走してくれるだろうと感じ、契約を決定しました。
店舗担当者との少人数のミーティングに参加してもらったことで、K氏が私たちのニーズを十分に理解していることがわかり、相談がしやすくなりました。
同じテーマでも担当者によって具体的な反応が異なる中、少しずつSNS活用に対する意識やスキルが浸透しているのはK氏のおかげだと感じています。
K氏は他社でもプロジェクトに関わっているため、豊富な経験と多角的な視点からのアドバイスを受け、さらにブランディングやコンセプト策定に関しても引き続きサポートをお願いしたいです。
顧客政策推進室 OMOサービス推進部 木村有紀 氏
いつも楽しく和やかな雰囲気でミーティングを行っていただいており、大変助かっています。定例ミーティングに加えて、アカウントごとの担当者との個別ミーティングも実施してもらっており、非常に感謝しています。
私は2023年10月からSNS担当として関わらせていただいていますが、数か月後に店舗担当者とのコミュニケーションが増えたとの声を多く聞いています。半年から1年程度で浸透が進んでいると実感しています。
店舗でのアカウント役割の整理や運用方針の検討にも役立っており、大きな成果が得られています。
■WACULについて
WACULはビッグデータとナレッジを融合させ、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するマーケティングDXカンパニーです。2010年からデジタルマーケティングコンサルティングを開始し、AI等の先進技術を駆使したデータアナリティクスを活用し、2015年からは「AIアナリスト・シリーズ」を提供しています。また、組織設計や戦略立案に基づきフリーランスのデジタル人材のマッチングを進め、マーケティング&セールスのDXを促進し、クライアントの売上の最大化を支援しています。
<会社概要>
会社名:株式会社WACUL(読み: ワカル)
所在地:東京都千代田区神田小川町3-26-8 2F
代表者:代表取締役社長 大淵亮平/代表取締役 垣内勇威
事業内容:AIを用いたデジタルマーケティング改善提案ツール「AIアナリスト」の企画・開発及び販売
出典元: WACUL株式会社プレスリリース