高額商品オンライン購入に関する意識調査結果を発表！20代から60代が示す傾向とは

名古屋市を拠点とする株式会社KINTO（代表取締役社長：小寺信也）は、オンラインで商品の購入や契約を経験した20代から60代の男女539名を対象に、高額商品のオンライン購入及び契約に関する意識調査を行いました。この調査結果を以下にお知らせいたします。

調査サマリー

調査概要

名称：オンラインでの高額商品の購入・契約に関する意識調査

方法：IDEATECHの「リサピー®︎」を使用したインターネット調査

実施期間：2024年11月5日〜同年11月7日

有効回答者数：オンラインで商品（モノ・サービス）を購入・契約した経験のある20代から60代の男女539名

※ 合計を100%とするため、一部数値に端数の処理を行っています。そのため、計算値と若干の差が生じることがあります。

調査結果

過半数がオンラインで10万円以上の購入経験

「Q1.オンラインで10万円以上の商品（モノ・サービス）を購入・契約した経験はありますか？」（n=539）の問いに対して、「購入・契約したことがある」が52.6%、「今後購入・契約したいと思う」が14.7%との回答が得られました。

高額と感じる金額は「5万〜10万円未満」が最多

「Q2.オンラインで購入・契約する際、いくらからが高額だと感じますか？」（n=539）の質問に対し、「5万〜10万円未満」が26.0%、次いで「1万〜3万円未満」が24.7%、「3万〜5万円未満」が21.5%との回答が寄せられました。

オンライン購入で重視する点は「品質が良いこと」が最多

Q2で「わからない/答えられない」以外の回答者を対象にした「Q3.高額な商品をオンラインで購入・契約する際に重視したい点は何ですか？」（n=515）の問いでは、「品質の良さ」が66.2%、「コストパフォーマンス」が49.1%、「販売元の信頼性」が39.8%という結果が得られました。

オンラインで購入経験のある最も高額な商品、「パソコン・スマホ」が1位

「Q4.今までオンラインで購入・契約した最も高額な商品（モノ・サービス）は何ですか？」（n=539）という質問に対して、「パソコン・スマホ（周辺機器を含む）」が31.8%、「旅行関連」が15.9%、「家具・家電」が12.6%との回答が得られました。

オンライン購入での最も高額な商品の金額について、「10万〜15万円未満」が最多

「Q4で覚えていない/答えられない」とした方に対して、「Q6.高額商品の金額を教えてください。」（n=500）という問いでは、「10万〜15万円未満」が11.4%、次いで「5万〜10万円未満」が9.4%、「5万円未満」が7.6%との結果が示されました。

オンラインでの車購入・契約に対する意識調査：約25%が購入したいと回答

また、高額商品の一例として「車」についての意識調査も行った結果、「Q7.オンラインで車を購入・契約したいと思いますか？」（n=539）に対し、「とても思う」が8.0%、続いて「やや思う」が16.4%との回答が得られました。

オンラインで車購入・契約したい理由として「時間を問わず購入可能」が上位に

Q7で「とても思う」「やや思う」と回答した方に対し、「Q8.オンラインで車を購入・契約したい理由は何ですか？」（n=131）の問いに対し、「時間を問わず購入・契約ができる」が46.6%、続いて「自分のペースで決定できる」が45.0%、「場所を問わず購入ができる」が41.2%という結果が示されました。

オンラインで車購入・契約したい理由として「不安なことを直接相談したい」が理由に多数

その一方で、Q7で「あまり思わない」「全く思わない」と回答した方には、「Q9.オンラインで車を購入したくない理由は何ですか？」（n=293）の問いを提示したところ、「不安なことやわからないことを直接相談したい」が50.5%、続いて「実車を確認したい」が42.0%、「購入の際の説明を対面で受けたい」が34.5%との結果が得られました。

オンラインで車購入時の信頼感に「販売元の信頼性」が最も重要

さらに「Q10.オンラインで車を購入する際、安心して購入するために必要だと思う要素は何ですか？」（n=539）という質問には、「販売元の信頼性が高い」との回答が44.7%、次いで「価格が明瞭」が42.1%、「詳細情報が公開されている」が30.1%という結果が得られました。

まとめ

調査結果の分析から、オンラインで商品（モノ・サービス）を購入・契約した経験のある20代から60代の男女539名を対象にした意識調査では、オンラインで10万円以上の商品を購入・契約したことがある人は約52.6%に達し、高額だと感じる金額は「5万〜10万円未満」が最も多いことが分かりました。

また、経済産業省のデータによると、EC市場は着実に拡大しており、オンラインで高額商品の購入機会が増加していると言えます。ただし、高額だと感じる金額はそれほど高くない傾向が見受けられ、消費者庁の注意喚起にも関連し、オンラインでの購入には懸念が残ることが示唆されています。

オンラインで高額商品を購入する際には、約7割の人が「品質の良さ」を重視すると回答しており、世代別に見ると「カスタマイズできること」や「商品の背景への共感」を重視する傾向も確認されました。特に若年層ではこの傾向が顕著であり、「パソコン・スマホ（周辺機器を含む）」が挙げられる中、「クルーズ旅行」や「ブランド腕時計」においてもオンライン契約の経験が見られました。

さらに、全体の24.4%がオンラインでの車購入・契約に前向きであり、特に20代ではその割合が57.7%に達していることが判明しました。一方で、高年齢層ではその意欲が低く、60代では66.4%がオンラインでの購入に消極的であることも分かりました。

今回の調査結果は、オンラインでの商品購入に対する消費者の期待と消極的な姿勢を浮き彫りにし、非常に興味を引くものでした。今後、オンライン販売が進化し、多様なカーライフスタイルがもたらされることが期待されます。

出典元：株式会社KINTO