フラッグシップ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:神馬光滋、以下「フラッグシップ」)は、Shopify向けのアプリ「Japan Order CSV」において、フリー株式会社の「freee会計」及び弥生株式会社の「弥生会計オンライン」と連携するCSVデータ出力機能(β版)の提供を開始したことを発表しました。

■開発の背景と概要

フラッグシップは、規模の大きなECサイトや国際的なECサイトの立ち上げを専門とする開発企業です。年商100億円規模のECサイトの移行や基幹システムとの統合など、多くの大規模なプロジェクトを通じて得た知識を元に、課題解決を目指したShopifyアプリを展開しています。その中の一つである「Japan Order CSV」は、日本の運送会社等と連携する形でファイルを作成するShopifyアプリとして、多くのEC事業者から支持されています。

この度、EC事業者の要望に応じて、連携するソフトウェアが拡充され、新たに会計ソフトとの連携が加わりました。ECサイトを運営する上で経理業務は手間暇がかかる作業の一つですが、特に会計ソフトとの統合が行われる場合、売上データの転記やExcelでの加工が必要となり、運営者にとっては大きな負担となっていました。

新たに追加された会計ソフトとの連携機能では、税区分や出力期間を指定することで、会計ソフト用のCSVファイルを生成することが可能です。生成されたデータは、Excel等で加工することなく「freee会計」や「弥生会計オンライン」に直接取り込むことができるため、ECサイトの経理業務を大幅に効率化することが期待されます。

今後、この会計ソフト連携機能はβ版として提供され、ユーザーからのフィードバックを基にさらなる機能の改善が図られる予定です。

新機能の利用方法について

  1. 「Japan Order CSV」のCSV出力設定から、期間と詳細を設定します。
  2. CSV出力画面上部にある【β版】会計ソフト連携データ出力からCSVファイルをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたCSVファイルを対象の会計ソフトにインポートします。

※詳細な設定方法及び仕様については、サポートサイトをご確認ください。

開発担当者からのコメント

フラッグシップ株式会社 プロダクトマネージャー 角谷にき

「Japan Order CSV」は、EC事業者の「やりたいことを、すぐできる」を支援するために大きく進化しています。新機能により、出荷から経理に至るバックオフィス業務がよりスムーズに実施できるようになりました。これからも現場の声を反映し、使いやすい機能の提供に尽力してまいります。

「Japan Order CSV」について

2020年にサービスが開始されて以来、主要な配送会社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など)の出荷指示データの生成や、配送日時の指定、代引き手数料、クール便など、国内EC特有の機能を提供してきました。また、ヤマトシステム開発の「スマートCat」との連携が実現し、データを一切保存しないセキュアな設計が評価され、多くのEC事業者に活用されています。

サービスの詳細や無料トライアルのお申し込みは、Shopify App Store内の「Japan Order CSV」のページから確認可能です。

フラッグシップについて

フラッグシップは、“Develop Maps”という目的の下、エンタープライズ企業のECリニューアル開発を核心とした事業を推進しています。国内外の大規模ECサイトのリニューアルやグローバルEC構築が得意で、ERP・WMSとの高度な連携を実現させ、Shopify標準を超えたカスタム機能の開発を通じて、2018年には日本初のShopify Plus Partnerに認定されました。今後も戦略及び技術の専門的なパートナーとして、クライアントのビジネス成長を支援していく所存です。

出典元:フラッグシップ株式会社

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