
株式会社WACUL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大淵 亮平、証券コード:4173)からのプレスリリースによると、同社はマーケティングDXを推進する中で、AIを用いた解析プラットフォーム「AIアナリスト」における新機能として、Googleアナリティクス最新バージョンGA4のデータに基づく「経由ページ分析機能」のベータ版を発表しました。この新機能は、ユーザーがどのページを経由してサイトに訪問することでコンバージョン率(CVR)が向上するかを解析し、成果を効果的に創出することを目指しています。また、今後もGA4を基にした機能拡充やアップデートを進めていく方向です。
この記事の目次
■AIアナリスト「経由ページ分析機能」GA4に対応
現在、GA4は従来のユニバーサルアナリティクス(UA)のサポートが終了したため、Webサイトのデータ計測はGA4が必須です。「経由ページ分析機能」は従来、UAのみの対応でしたが、ついにGA4に対応した機能が提供されることになりました。
この「経由ページ分析機能」は、サイト訪問者の行動を詳細に分析し、どのページを経由することでCVRを向上させられるかを示唆します。特に、高いトラフィックを誇るがCVRが低いページに対しては、具体改善提案を行うことが可能です。

■「経由ページ分析機能」の活用例
WACULでは、データ分析結果を基にしたアクション提案を行い、CVR改善に取り組んでいます。
消費者向け商材のサイトでの「経由ページ分析」(例)
分析結果によると、検索広告からサイトのトップページへの流入では、サービスのコンセプトページを経由するとCVRが低下し、サービス詳細ページを経由するとCVRが向上することが分かりました。そのため、トップページの改修を行い、サービス詳細ページへのリンクを強調し、コンセプトページへの導線をメニュー内に隠す形でCVR改善を図りました。
法人向けサービスのサイトでの「経由ページ分析」(例)
別の分析では、自然検索から記事コラムページに流入した際に、料金ページを経由することでCVRが向上することが明らかになりました。結果として、記事ページからの直接リンクを新設し、CVRの向上を実現しました。

■GA4への対応と知見の深化
今後、AIアナリストのその他の機能もGA4へ対応していく予定です。その成果として、現在AIアナリストに登録されたサイトはGA4との連携が2,500を超えています。GA4活用支援サービスも始まり、知見を更に深める方針です。
引き続き、AIアナリストへの期待をお願いいたします。
■AIアナリストについて
機能や料金についての詳細が知りたい場合は、下記からお問い合わせが可能です。ぜひ「AIアナリスト」をご利用ください。
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出典元: WACUL株式会社