
かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 : 岩井 裕之、証券コード:4166、以下 Cacco)は、日本国内で導入実績No.1の不正注文検知サービスを提供し、安全なネットショッピングのインフラの構築に取り組んでいます。このたび、Caccoが展開している不正注文検知サービス「O-PLUX」が、DINETTE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾﨑 美紀、以下DINETTE)が取り扱う人気コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」のクレジットカード不正利用対策として導入されることになりました。この導入によって、DINETTEはクレジットカードの不正利用を防ぎ、悪質な転売に対する効果的な対策を講じることができました。
※1:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2024年3月末日時点
■導入の背景
日本クレジットカード協会によると、2024年上期のクレジットカード不正利用被害総額は268.2億円を超え、前年同期比で約6億円増加する見込みです。このような厳しい状況の中、DINETTEでは決済代行会社からの不正利用に関する問い合わせが週に2~3件発生し、当初は担当者一人で対応を行っていました。しかし、業務の多忙や顧客対応、調査、顧問弁護士との相談など、多岐にわたる業務に対処する中で限界を感じ、「O-PLUX」を導入するに至りました。
■導入の決め手
1.高精度にリアルタイムで不正を検知
「O-PLUX」は、最新の不正手口に迅速に対応し、高精度な審査を実現します。そのため、不正利用をリアルタイムで検知し、未然に被害を防ぐことが可能です。
2.クレジットカード不正利用対策と悪質転売を同時に解決
このシステムは、クレジットカードの不正利用だけでなく、異なる手口による悪質な転売にも対応できます。一つのサービスで複数の課題に対処できる点が、「O-PLUX」の大きな魅力です。
3.ECプラットフォーム「ecforce」との標準連携によるスムーズな導入
「O-PLUX」は「ecforce」と標準APIで連携しており、システム開発の手間が少なくスムーズな導入が実現しました。また、API連携により審査プロセスも自動化され、業務の効率化が図られました。
■DINETTE株式会社 マーケティング本部 CS部 部長 加藤 博之様からのコメント
不正利用被害が出始めた頃は、私一人ですべてに対応していましたが、通常業務を行いながら多岐にわたる対応が求められたため、非常に手間がかかりストレスも多く感じていました。「O-PLUX」を導入したことで、業務が円滑に進み、業務負担も大幅に軽減されました。そのおかげで、本業に専念できる時間が増え、お客様へのサービスにも注力できるようになりました。
■不正注文検知サービス「O-PLUX」について
「O-PLUX」は、Caccoが開発した不正注文検知サービスで、データサイエンスに基づいた独自の審査ロジックを利用しています。このクラウドサービスは、リアルタイムで不正注文を監視し、クレジットカードの不正利用、転売、後払い未払いの不正を防止しつつ、審査業務の自動化も実現しています。


出典元: Cacco株式会社