株式会社LINEヤフーが提供する「ヤフー・データソリューション」は、独自に収集した行動ビッグデータを基に、『七五三』に関する検索数の動向を分析したレポートを発表しました。このレポートでは、特に近年の検索数の傾向を紹介しています。

2023年11月の七五三に関連する検索数は2014年から47%に減少

「Yahoo!検索」から得たビッグデータの分析により、2014年以降の毎月の「七五三」検索数を調査した結果、毎年11月の「七五三の日」において検索数が増加する傾向が見られる一方で、長期的には減少傾向にあることが分かりました。特に2023年11月の検索数は、2014年の同時期と比較すると47%の減少が確認されています。

また、厚生労働省の統計によると、2014年の出生数は約103万人であったのに対し、2023年には約73万人に減少しており、これは2014年の約71%にあたります。少子化の影響はあるものの、「七五三」の検索数が急速に低下している状況が浮かび上がります。

※1 出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)

※2 出典:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」

分析期間:2014年1月~2024年9月、利用データ:Yahoo!検索

「七五三」に関心を持つ検索者の目的、素朴な疑問と親の悩み

また、「七五三」に関連するキーワードを2019年から2023年にかけてランキング化した結果、「七五三 いつ」が常に1位を占めることが明らかとなりました。その他にも、「七五三 男」や「七五三 男の子」といった男児に関する検索の頻度が高い点も特徴的です。

さらに、親の服装や着物レンタル、写真関連の情報を求めるキーワードも多く見られ、特別な日である「七五三」を祝う親の思いが反映されていると言えるでしょう。

利用データ:Yahoo!検索

「ヤフー・データソリューション」は今後もビッグデータの可能性を広げ、その価値を社会に還元すべく様々な取り組みを行っていきます。

<ヤフー・データソリューションの概要>

「ヤフー・データソリューション」は、LINEヤフーの広範なサービスから得たビッグデータを用い、企業や自治体向けに事業創出や成長支援、問題解決を目的とした分析サービスを提供しています。検索データや人流データに基づいた、自己分析が可能なデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」やオーダーメイド形式の「DS.ANALYSIS」など、個別の情報を含まない統計的に処理されたデータのみを対象としたサービスを提供しているのが特徴です。

出典元:LINEヤフー株式会社

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