株式会社INJUS(本社:東京都港区、代表取締役:鹿山 瞬)が、自社開発の公式LINE連携ツール『Lタグ』に決済機能を追加し、そのサービス提供を開始したことを発表しました。この新機能により、ECサイトを構築するための初期投資を不要にし、顧客データとLINEを統合したマーケティング施策の実施が可能となります。

◆『Lタグ』の特徴◆

LINEの広範な普及率やAPIの活用によって、企業がLINEをビジネスに生かす動きが加速しています。

『Lタグ』は公式LINEの構築および運用を支援するツールであり、顧客管理機能やリッチメニューの作成、メッセージの送信、さらにはステップ配信などといった多彩な機能を月額980円から利用することが可能です。

さらに、将来的にはマーケティングの枠を超え、様々な業界の業務効率化や新たな事業のスマホアプリの代替手段としてのノーコード形式のLINEアプリ開発ツールへ進化を図っていく計画があり、決済機能の追加はその一環です。加えて、人材マッチング機能(既に複数社に導入済み)や予約機能(来月リリース予定)も現在開発中です。

◆LINEをECプラットフォームとして活用するメリット◆

少数の商品を扱う個人商店や、SNSを通じて直接顧客にアプローチするD2C事業者にとっては、ECサイトを構築する際のコスト対効果が課題となっています。最近の消費者行動がサブスクリプション方式に移行する中、従来のブラウザを介した購入が減少傾向にある一方で、プラットフォームへの出店に伴う手数料も存在しており、自社メディア上で顧客基盤を構築する重要性が増しています。このような背景において、公式LINEやミニアプリの活用は以下のようなメリットを提供します。

  • 初期投資の大幅削減

  • 事業者がそれぞれ決済会社と別途契約をする必要がない(審査は必要)

  • LIFFとミニアプリの併用が可能

  • 購入時の総額やカゴ落ちを把握し、LINEを通じた効果的なマーケティング施策が実行可能

出典元:株式会社INJUS

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