
株式会社WACUL(東京都千代田区、代表取締役社長:大淵亮平、証券コード:4173)は、モダンデコ株式会社(広島県広島市中区、代表取締役社長:小林敬弘)が「AIアナリスト」を導入したことを発表しました。これにより、定性的な情報だけでなく定量的な情報を活用したインパクトある改善策が実施され、CVRの改善が達成されました。
■導入の背景
モダンデコは「顧客の生活を豊かにする」という理念のもと、「アルモニア」や「モダンデコ」といったブランド名でデザイン重視の家具や家電を提供しています。
同社は、広告への依存度が非常に高く、広告出稿を停止すると売上が大きく減少し、逆に広告費を増加させると売上は増加するもののROASが悪化するという課題を抱えていました。そのため、広告の効果を最大化するためのサイト自体のCVR改善が必要であると認識し、「AIアナリスト」の導入に至りました。
運用のリソースが限られている中で、大手広告運用会社を利用している状況でしたが、多くの場合、改善策は定性的な根拠に頼っており、定量的なデータを基にした施策が検討されていない問題がありました。
■導入後の成果
カート周辺の整備やAmazonペイの表示など、シンプルで影響力の大きい施策を導入し、CVRの改善に成功しました。コンサルティングサービスではROASを基準としていますが、「AIアナリスト」については非常に良い費用対効果を感じていると報告されています。
■モダンデコ株式会社のコメント
執行役員 丸山泰弘氏
GA4から得られるデータを活用したサポートを感じており、コンサルティング全体でのノウハウの蓄積が進んでいると考えています。事例が増加することで、さらなる企業支援と成功事例の積み重ねが期待されます。
コロナ禍においてインテリア業界は成長しましたが、その後は市場が停滞しています。モダンデコでは、安価な商品を単に安く販売するのではなく、ブランディングを通じて付加価値のある商品を販売していきたいと考えています。
以前はWebサイトでの明確な優位性がありましたが、現在はそれも難しくなっています。「モダンデコ=おしゃれ」という認識を強化し、単にサイトを見て購入するのではなく、「モダンデコだから買う」と思われる付加価値の創造を目指しています。
出典元:株式会社WACUL