シェアモル株式会社(本社:東京都墨田区、 代表取締役:齋藤 康輔)は、2023年4月21日、SEOに強い文章をAI(GPT-4)が自動作成する「Transcope(トランスコープ)」において、作成した文章の薬機法チェックを自動的に行う機能をリリースいたしました。

  • 開発の背景

Transcopeは、今話題のChatGPTを提供するOpenAI社の最新APIであるGPT-4を利用し、SEOに強い文章を自動生成するコンテンツマーケティング用のソフトウェアです。

GPT-4は高精度の文章を自動出力するものの、海外製のAIであるため、日本の薬機法に対応していない文章が生成されてしまうことがあるのが課題でした。

上記課題を解決するために、GPT-4もしくはお客様の作成した文章が、日本の薬機法に対応しているかどうかを自動でチェックする機能をリリースいたしました。

  • 利用方法

文章を作成した後、[薬機法チェックする]ボタンをクリックするだけで、薬機法チェックを開始することが可能です。ボタンワンクリックで薬機法チェックすることができます。

たとえば、

サプリメントの原料であるオリーブ葉抽出物エキスが、コロナウイルスの遺伝子の複製の際に必要な必須アミノ酸の産生を阻害し、ウイルスの増殖を抑制する効果があります。

是非皆様お値段も安いですので、お試しいただけたら幸いです。

のような文章をチェックすると、以下のようなチェック結果が出力されます。

結果:問題あり

理由:「コロナウイルスの遺伝子の複製の際に必要な必須アミノ酸の産生を阻害し、ウイルスの増殖を抑制する効果があります」という表現は、効能・効果に関する虚偽または誇大な広告に当たる可能性があります。このような主張を行う場合は、科学的根拠や研究データを示す必要があります。また、「お値段も安いですので」という表現も、消費者に対して過度な誘導を行っているとみなされる可能性があります。

※当機能はあくまでもソフトウェアによる簡易的なチェックであり、法的な保証を行うものではございません。

  • GPT-4とは?

今話題のChatGPT(無料版)で使われているAPIであるGPT-3.5の後継機になります。GPT-3.5と比較すると、様々な観点で精度が向上しており、たとえば日本語の精度においても、GPT-3.5においてはデータ量の関係で英語よりも日本語の精度が劣っておりましたが、GPT-3.5の英語よりもGPT-4の日本語のほうが精度が高い という結果がでております。

引用: https://openai.com/research/gpt-4

Transcope製品紹介ページ: https://transcope.io

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