”株式会社イー・エージェンシー(東京都千代田区、代表取締役:甲斐 真樹、以下イー・エージェンシー)は、シンガポールの現地グループ会社であるEASG PTE. LTDが、インドネシアにおいて2023年4月21日よりEASG独自開発の統合型ECクラウドプラットフォーム「ECCS」とTikTok Shopとが連携しましたことを発表いたします。

◆TikTok Shopとは?
 TikTokに搭載されているEC機能のことです。

日本ではまだ実装されていませんが、アジア圏では既に実装が開始されており非常に大きな注目を集めています。
 
 TikTokを運営するByteDanceのデータによると、インドネシアを含む東南アジアでTikTok Shopは急成長しております。本プラットフォームを通じた商品の販売額は2022年中に4倍に増え、東南アジアでの流通取引総額(GMV)は44億ドル(約5,700億円)以上と記録されています。
 ※ドル円は2023年1月25日現在のレート(1ドル=129.63円)で換算しています。
 
 ◆TikTokがインドネシアで提供するショップ機能
 ①通常のEC機能
 TikTok ShopにTikTokのアカウント所有者がオンラインストアを開設すると、他のTikTokユーザーが訪問し、TikTokのアプリ内で支払いまで完了させることができます。
 ユーザーは、ショップのページから商品を探す以外に、投稿動画に貼られたリンクをクリックしてショップの商品詳細ページを訪問することでも買い物を楽しめます。
 
 ②ライブ配信機能
 インドネシアでは最近、ライブ配信による商品の売買が流行しており、Tokopedia、ShopeeなどのECプラットフォームでも行われています。
 
 ◆TikTok Shopを利用するメリットとは?
 ユーザーにとってのメリットは、TikTokから他のアプリに移動しなくても買い物ができる手軽さや、面白い動画を視聴しながら気になる商品を購入できるエンターテインメント性の高さです。また、送料無料や割引などのプロモーションが多いことも魅力となっています。
 
 特徴としては、まず、アクティブユーザーの数が挙げられます。インドネシアにおいてTikTokユーザー数は現在、1億人に到達しようとしています。そのため、従来のECプラットフォームに店を構えているだけではアプローチできない層の多くの人に商品をアピールできるチャンスがあります。
 また、以下のような点も特徴として挙げられます:
 
 
 ・各種機能によりブランディングと販売が簡単になる
 ・ショート動画やライブ配信によって商品の信頼性を高められる
 ・ビジネスアカウントに提供される「TikTokクリエイターズ」を使うとコンテンツに関する洞察が得られる
 
 これらの特徴を活用することで、TikTok Shopはより魅力的なECプラットフォームとなります。
 
 ◆ECCS(Enterprise CommerceCloud Service)とは?
 EASG独自開発の統合型ECクラウドプラットフォーム「ECCS(Enterprise CommerceCloud Service)」は、自社の海外ECサイトや、Tokopedia、Shoppee、Lazadaなど、インドネシアをはじめとするASEANの主要ECモール内の自社EC店舗、さらには自社リアル店舗の運用を一元管理できるサービスです。
 
 ◆ECCSとTikTok ShopがAPIで連携することによりどんなメリットがあるのか?
 インドネシアをはじめとするASEANの主要ECモール内の自社EC店舗などを一元化管理することが出来るECCSと、インドネシアを含む東南アジアで急成長しているTikTok ShopをAPIで連携することによって、ASEAN市場という大きなマーケットに合わせたECビジネスが展開でき、尚且つ一元化することによって運用の効率を上げることができます。
 
 例:


 ◆一元管理するメリットとは?
 自社海外ECサイトの開設から、EC・リアル店舗ともに出品・販売、配送、売上管理や在庫管理、O2O施策の実施までを統合管理し、運用を効率化することによって、販売チャネルと販売機会を最大化し、売上拡大を図ることができます。
 
 導入費用やサポート体制に興味がある方は下記よりHPをご覧ください。
 https://e-agency.sg/

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