独自技術により国内大手ECモールの市場動向データを提供する株式会社Nint(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉野順子、以下「Nint」)は、EC事業者向けに国内大手ECモールの販売推計データを提供するクラウドツール「Nint ECommerce」(https://www.nint.jp/ec/)に、選択した期間の売上金額、または販売量の前年度比成長率を可視化できる「前年比成長率推移」機能を新たに追加したことをお知らせします。当機能は、「Nint ECommerce」のEnterprise版を契約いただいているお客様に、2022年7月14日より無料でご利用いただけます。

「Nint ECommerce」は、Nint独自の統計技術により算出された推計データをもとに、市場・競合の国内大手ECモールである「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」の売上の見える化を可能にします。特定の期間を選択すれば、「売上金額」または「販売量」をベースに、自社事業のカテゴリジャンル内での売れ筋商品(例:「パソコン」ジャンルなら、「ノートパソコン」、「マウス」、「ディスプレイ」など)や、カテゴリジャンル内のTop20メーカーの月ごとの販売推移などを表示できます。

従来は、期間を指定した自社や競合の売上と販売量の推移データの表示は可能でしたが、グラフの表示はできませんでした。今回追加された「前年比成長率推移」機能によりグラフが表示され、前年度と比較した伸び率を一目で視覚的に捉えることが可能となります各セグメントの平均も表示されるため、市場の伸び率と自社・競合他社の伸び率とのギャップを容易に把握でき、課題の要因検討も容易になります。

【「Nint ECommerce」(Enterprise版)新機能概要】
◆機能名:前年比成長率推移(YoY表示)機能
◆サービス開始日:2022年7月14日(木)
◆主な特徴:
1) 各セグメント(商品ジャンル・Top20メーカー・購入者の性別・購入者の年齢・価格)ごとの売上・販売数量の前年比可視化グラフを表示。
→ 各セグメントにおいて、前年との比較が視覚的に容易に。
2) グラフの表示切替(ON/OFF)により、知りたい項目に絞った売上・販売数量を表示。
→ 競合メーカー各社ごとに絞り込み、前年との比較が容易になる。

<例:プリンタメーカー(4社)の「前年比成長率推移」の表示画面>
対象年(2021年)と前年(2020年)とを比較した伸び率を可視化。点線は、プリンタのカテゴリにおけるメーカー全体の平均伸び率。グレー線のD社の場合、5月は前年比で売上が減少、8月は150%以上の伸び率だとわかる。

前年度比成長率推移前年度比成長率推移
<参考:従来から表示される「ジャンル別流通額推移」機能。プリンタカテゴリでのメーカー4社を選択し、2021年の売上を表示>

ジャンル別流通額推移ジャンル別流通額推移
【新機能によるユーザーへのメリット】
前年度と比較した推移は自社・他社メーカーの動向を読み解くヒントとなります。「前年比成長率推移」機能により、各社のEC担当者は、ジャンル内における商品やメーカーの成長のトレンドを捉え、直感的に市場・競合動向を把握し、競合他社分析や、自社の成長戦略の立案に役立てることができます。

【注】
「Nint ECommerce」の中でデータが閲覧可能な期間はユーザーの契約によって異なり、前年比のグラフが表示できる期間も、それぞれのユーザーのデータが閲覧可能な期間に限られます。

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