ジモティーとCCC、地域社会の課題解決に向けた業務提携を発表 - ジモティースポットの出店拡大へ

2025年7月7日 2025年7月7日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

株式会社ジモティー（本社：東京都品川区、代表取締役社長：加藤貴博）とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO：髙橋誉則、以下「CCC」）は、地域社会における課題解決と持続可能な価値提供を目指す業務提携に向けて基本合意書を締結したことが発表されました。両社は各々の強みを活かし、地域経済の活性化や循環型社会の実現に向けた取り組みを共同で展開していくとのことです。

この提携では、ジモティーが運営するリユース拠点「ジモティースポット」の出店拡大や、地域コミュニティの活性化に向けた共同事業の展開が予定されています。両社のシナジーを最大化することで、持続可能な地域社会の実現を目指していくとしています。

■提携の背景と目的

ジモティーは「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」という経営理念のもと、地域情報サイト「ジモティー」を運営しています。同サイトは現在、月間約1000万人のユーザーに利用されており、主に大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要としている人へ届ける場として機能しています。

さらにジモティーは、官民連携のリユース拠点「ジモティースポット」も展開しており、2024年の1年間だけで累計約30万点のまだ使えるモノをリユースし、約1290トンのごみ減量を達成したとのことです。この数値は、持ち込まれた不要品の平均重量とリユースされた件数から算出されています。

一方CCCは、「カルチュア・インフラを、つくっていくカンパニー。」をミッションとして掲げ、多様な事業を展開しています。具体的には、企業向けに知的資本を活用した課題解決を目指すソリューション事業や、パートナーシップを通じて新たな価値と事業機会を創出するコンサルティング事業を手がけています。また生活者向けには、新たな価値提供と知的資本の蓄積を両立させるリテール＆スタイル事業も展開しています。

今回の業務提携は、地域経済・産業の活性化、雇用機会の創出、環境・エネルギーの循環型社会実現といった地域が直面する様々な課題に対する両社の想いと姿勢が一致したことで実現したとされています。自治体との連携やつながりを強みとするジモティーの地域密着型サービス展開力と、CCCが保有する全国規模の店舗ネットワークや運営・企画力を組み合わせることで、地域社会の課題解決に貢献する新たな事業の共同開発・展開を目指しているとのことです。

■基本合意の主な内容

1. 「ジモティースポット」の出店拡大に向けた提携